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2011年8月12日 (金)

蜂蜜

★★★☆

 トルコの映画だという。欧州系映画はなんとなくミステリアスで暗い雰囲気が漂うものが多いね。
 本作のハイライトは、オープニングにある。蜂蜜箱を設置するため、高い木にロープを絡ませて、男がよじ登るのだが、枝が折れそうになり男は墜落寸前になってしまう。

Hachimitsu

  そのあと、時間が過去に遡り、男が墜落するまでの家庭の様子が描かれてゆく。そして主役は男の息子に替わるのであった。
 この少年は失語症で人前でうまく喋れない。だから小学校でもいつも孤独なのだが、父親のことが大好きのようだ。

 少年の父親は蜂蜜をとることを職業としているが、最近思うように蜂蜜が採取出来ない。それで危険を承知で、新しい場所を見つけるため、遠出をすることになるのだった。だが数日経っても父親は帰ってこない。
 毎日少年は不安でたまらない。その不安な感情が、観客にもヒシヒシと伝ってくるところが実にうまい。はじめは冷静を保っていた母親もだんだん不安になり、とうとう警察に行くことを決心する。
 ストーリーは全搬的に、ゆっくりとそして淡々と流れてゆく。そして山奥の田舎風景が絵画のように美しい。果して父親は無事なのか否か。少年の不安と観客の不安が同調しながら、この静かな映画は決末を探しながら進んでゆく。

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トルコの新鋭セミフ・カプランオール監督の『卵』、『ミルク』に続く三部作最後の作品。6歳の少年ユスフは森に出かけたまま帰らない父親を想い、しかし父の残した「家はだれが守るんだ?」の言葉を忠実に実行しようと健気にふるまう。時に子どもらしい心情を描きながらも、物語はユスフが少しづつ成長してゆく姿を描いている。2010年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品。... [続きを読む]

受信: 2011年8月12日 (金) 22時41分

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