伊豆長岡温泉を訪れるのは2度目である。前回は約6年前に安田屋に泊って、韮山反射炉を見学したあと、江間のいちご狩りを楽しんだ記憶が残っている。
今回はいちご狩りの季節ではないので、まずは途中の三島でうなぎを食べることにした。三島には多くのうなぎ屋がひしめいているが、駐車場が広く人気のある『うなよし』を選んだ。店に着いたのは、まだお昼には20分ほど届かない時刻なのだが、すでに10人程度の行列が出来ていた。
この店は創業60年の老舗なのだが、きどらず値段も大衆的なのが人気の秘訣なのかもしれない。東京ではうな重に比ベて、うな丼は格下扱いなのだが、三島ではうな丼が主流のようである。だから器も瀬戸物の丼ではなく、漆塗りのUFOといった形をしており、重箱が丸くなったという感がある。このほうがご飯もうなぎもたっぷり入るし、なんといっても食べ易い。つまり実用的なのである。
肝心の味のほうだが、ちょっとこげ目の付いたぶ厚い大きなうなぎに、たっぷり染み込んだタレがよく絡んで実に旨かった。それにうなぎを食べて腹一杯になったのも久し振りだ。機会があれば是非、また食べてみたいとでう思い入れが残った。
さて三島を出発すれば一時間もしないうちに長岡温泉郷に到着してしまうので、海辺にある三津シーパラダイスに寄って行くことにした。ここは以前ラッコ人気で流行った水族館だったのだが、現在ラッコはいないようだ。今はアシカやイルカのショーが中心になってしまったが、イルカちゃんたちの多彩な芸には思わず拍手喝采。なかなか楽しいひとときであった。
今夜というにはかなり早いお着きだが、
宿泊場所の長岡温泉『二葉』にチェックインしたのは、午後4時ちょっと前であった。さっそく檜風呂と露天風呂に入ったが、早いせいか誰も入っていない。ゆったりとした気分で旅のアカを洗い流すことが出来たのが嬉しい。
さてこの宿を選んだ最大の理由は、タ食に伊勢海老のお造りとアワビの踊り焼きが付くということである。16,800円というリーズナブルな宿泊料金なので、かなり小ぶりなものかと覚悟していたのだが、これがなんとかなり嬉しい誤算であった。伊勢海老はともかくとして、アワビの大きいこと。そのうえ地魚のお造りを始めとして、次から次へと新鮮で美味しい料理が出てくる出てくる。
またこの宿の料理長は、かなりのこだわりをもっているので、料理のひとつひとつが実に丁寧に創られている。刺身ひとつとっても、ただ切るだけではなく、昆布やレモンで挟んでいるし、全体的に味付が洗練されているのである。そのうえ献立品数が多く、ボリームがあるので、女性には食べきれないかもしれない。
客室数13室の小さな和風旅館なのだが、風呂良し食事良しサービス良しで、山裾の静かな場所に佇んでいて風情もある。別段この宿の宣伝をする気はないのだが、また行きたくなる宿がひとつ増えたのは間違いのないところだ。
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