17人の忍者
★★★★
1963年公開の東映時代劇であり、約半世紀経過した今でも色あせない作品である。徳川第三代将軍家光に謀反を企む実弟の忠長と外様大名たち。その連判状を巡り、伊賀忍者17名と忠長の家臣たちが、駿府城内で壮絶な死闘を繰り広げる。
十七人の忍者 [DVD] 販売元:東映ビデオ |
伊賀17人衆とは公儀お庭番・伊賀三ノ組のことで、甚伍左を組頭とする忍びの集団である。主な配役は伊賀忍者達に大友柳太郎、里見浩太郎、東千代之介、三島ゆり子、根来忍者には近衛十四郎という豪華なキャストだ。
この映画の凄いところは、歴史や時代考証に忠実であり、忍者たちも一致団結しながら目的を果たしてゆくという地味で現実的な展開である。従ってこの映画に登場する忍者たちには、力ムイや影丸のようなスーパーマンは登場しない。
もちろん忍者であるから、水中に潜ったり石垣をよじ登ったりはするのだが、見ていると登山家のロッククライミング程度なのだ。実に地味な忍術なのだが、それが現実であろう。とにかくこれほど地味な忍者映画で初めてである。そこがこの映画の見所なのかもしれない。
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