ロスト・アイズ
★★★☆
失明して自宅の地下室で首吊り自殺した双生児の姉。その死に納得できない妹フリアが、姉にまつわるいくつかの謎を解明しようと素人探偵ゴッコをしているうちに、次々に殺人が起こり、自からも失明し危険な状況に追い込まれてしまう。ミステリーによくあるパターンの展開なのだが、本作ではタイトル通り「失明」が全てのキーとなっている。
実は姉の自殺は他殺だったのだが、犯人もその動機もさっぱり見えてこない。それがこの映画の醍醐味なのであるが、ある意味で退屈な側面でもある。ただ主人公が失明後のシーンでは、他の人物の顔が見えないアングルで撮影しているという演出が光った。そのことによって主人公と観客の不安感がリンクして、恐怖感をより一層強力にしたと思う。ただこの方法はホラー映画では良く使われる手法なので、ことさら斬新なわけではない。
何といっても、主演のベレン・ルエダの見事な二役ぶりが光っていた作品といってよいだろう。そして彼女の夫が残した「君の瞳に宇宙が見える」という言葉がいやに印象的であった。
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