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2010年11月27日 (土)

リミット

★★★★

 テロらしき犯人に襲われ、気が付くとそこは地中に埋められた棺桶の中であった。そこに存在するのは、携帯電話、ライター、ボールペン、ウイスキーの小瓶、薬、ナイフ、壊れかけた懐中電灯と蛍光棒だけ…。

Limit
 まるで『キル・ビル2』のユマ・サーマンと同じ状況なのである。だがこの映画の凄いところは、全シーンが暗闇の棺桶の中だということなのだ。
 はじめは少なくとも、過去の回想シーンとかが入るのかと思っていたが、そんなものは一切なく、登場人物も監禁されている男一人だけなのである。もちろん携帯電話があるので、電話で話をする相手はいるのだが、声だけで映像は皆無なのだ。
 これで上映時間は94分なのだから、全くもって奇跡的な映画である。そのうえかなり現実味のあるストーリーであり、ヒシヒシとした緊迫感を伴うため、一時たりとも目が離せない。製作費をほとんど使わない、全く新しいシチュエーションのスペイン映画である。ただ与えられた道具を十分に生かし切っていなかったことと、ラストのオチが判り難かったのが残念である。
 もし自分がこんな状態に陥ったら、どのくらい冷静さを保てるだろうか。それにしても、会社もFBIも軍隊も信頼出来ない。本当に信頼出来るのは、家族だけなのだろうか。

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コメント

実はドラマの「CSI:科学捜査班」でタランティーノが監督したスペシャル版がありまして、それと状況が全く同じなんですね。ただしそっちはワンシチュエーションじゃないんです。
ワンシチュエーションでこれだけ出来たというより、ワンシチュエーションの限界を感じました。つまりこの作品に限らずですが、本当の意味での緊迫感や圧迫感を出すには、いかに見せ方が大切なのかってことを考えちゃいました。

投稿: KLY | 2010年11月27日 (土) 21時01分

いつもTBどうもですー

投稿: mig | 2010年11月28日 (日) 08時42分

KLYさんこんにちは
「CSI:科学捜査班」のスペシャル版ですか。よくご存知ですね。キルビル2とはどちらが先なんでしょうか?
ワンシチュエーションの限界はありますよね。TVドラマならともかく、映画にする必然性は感じられませんね。しかしまあ、金のない国の映画なので、その辺りは勘弁してあげたいですね。

投稿: ケント | 2010年11月30日 (火) 11時45分

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