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2010年11月18日 (木)

マザーウォーター

★★☆

 『かもめ食堂』『めがね』のキャストに加えて、キョンキョンも出演するというので観たのであるが、正直かなり退屈な映画であった。途中何度も睡魔に襲われ、もうちょっとで白河夜船という状態が最後まで続いた。
 近所のマダムたちがリレー式に銭湯の子供の面倒をみるところから、タイトルのマザーが発想出来る。一方のウォーターを連想するものは、京都の水と、水割、コーヒー、豆腐、銭湯といったところなのだろうか。

Motherwater
 ストーリー性がないのは許せるとしても、水割、コーヒー、豆腐、もたいまさこの作る食事などが、余り美味しそうに写っていないことが残念である。せっかく彼等がその道の達人のような振る舞いをしているのに、美味しく見えないのでは意味がない。
 これは素材というよりも、映像の創り方に問題があるような気がする。やはり監督が荻野直子ではなかったことが影響しているのだろうか。
 また小林聡美、小泉今日子、もたいまさこ、市川実日子の四人の押し付けがましく近寄り難い雰囲気が、余りにも似過ぎていて、なんだか嫌味な感じが拭い去れない。彼等は挫折のザの字もなく、淡々と自分の好きな道だけを歩んでゆく。それはそれで、たくましくて力強くて良いのだが、なんだか人間味がなくサイボーグのようで味気ない。
 多分女性から観ると、この四人の生き方は、ある意味「凄く贅沢な生き方」に観えて、非常にうらやましく感じるかもしれない。だがそれだけで、あとは何も残らないし、『かもめ食堂』や『めがね』のように癒される要素もない。
 せっかく京都で撮影したのだから、せめてもう少し美しい古都のたたずまい位は見せて欲しかった。それにいくら水に関連すると言っても、あの銭湯は余り意味のない舞台設定ではなかったのか。

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