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2010年7月 1日 (木)

ブラインドネス

★★

 これがあの『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督作品なのかと、全く信じられないほどの駄作であった…。
 渋滞する交差点で視野が真っ白になり、突然失明した日本人(伊勢谷友介)が、第一犠牲者だった。そしてこの失明は感染するため、彼の周囲にいた人々が次々と感染し、彼等は隔離病棟に強制収容されてしまう。

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 だが次々と感染者が増加し、ついには全世界が失明者で溢れかえってしまうのだ。ところが、ジュリアン・ムーア扮する眼科医の妻だけが、なぜか感染しないのである。
 アイデアは面白いし、終盤の荒れ果てた街の映像も見事である。だが誉められるのはそこまでで、あとは何もない映画であった。
 病棟における独裁者の存在が嘘っぽく、まるでB級作品並の発想である。そもそも警察に強制収容された人間が銃を持っているのか、そして拳銃の弾丸が無限につきないのか。
 さらにその独裁者が、女を差し出せといったとき、やっぱり低俗な展開にしちゃったな、とがっくりしたものだ。また唯一目の見える女主人公が、そのバカげた要求を簡単に赦してしまったのも解せない。どうせ反抗するのだから、レイプされる前にするべきだろう。それがこの監督の感性だとしたら、悪趣味で嫌味である。
 この後味の悪いレイプシーンは不要ではなかったか。またサービスのつもりかもしれないが、ラストのシャワーシーンも余り必然性がない。木村佳乃だけが脱がないと批判もあるが、こんな映画で安易に脱がなかった彼女が正解かもしれない。
 またテンポが悪くて、上映時間が長過ぎる。その割には、この失明の原因がなにも解決されないまま、急にほのぼのハッピーというのも不満である。この監督は一体何を言いたかったのか、こちらも全くのところ不明だね。

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コメント

こんにちは~♪
お久しぶりです。

で、、、この映画については不愉快な思いをした記憶しか残っていません(汗)
とにかくわざと人間を醜く見せる演出が嫌で嫌で、、、嫌悪感がありました。
設定は面白いんだし、もう少し何とかなりそうだったのになぁ~

投稿: 由香 | 2010年7月 1日 (木) 16時43分

由香さんこんにちは
ほんとに嫌な気分になりましたよね。この監督の感性には興ざめしました。

投稿: ケント | 2010年7月 1日 (木) 20時09分

こんばんは。
この作品、駄作過ぎて私も覚えてます。なんかもう褒めるところが全く無い…。珍しく日本人がいい役貰ったと思ったらこんな作品かよ!っていいたくなっちゃいましたもん。

投稿: KLY | 2010年7月 2日 (金) 00時40分

KLYさんこんにちは
珍しく悪評ですね。
この監督は一体何がいいたかったのでしょうかね。どう観ても単純なB級映画にしか見えないのですが。

投稿: ケント | 2010年7月 4日 (日) 10時39分

この映画は・・・sad

なんとも言えない後味だったことぐらいしか覚えてないですね。
その後味の悪さは、物語の深さからくるものでなくて、単純に不快なだけでした。

投稿: | 2010年7月 4日 (日) 14時49分

亮さんもこの映画観たのですね。
ラストに全く工夫のない映画でしたね。
人間の悪い部分ばかり描きたがるこの監督は、きっと物凄く淋しい人なのでしょうか。

投稿: ケント | 2010年7月 4日 (日) 15時24分

こんにちは~お久しぶりです。

えーこれ、『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督作品ですか?
「~メン」とWOWOWで観ましたが、色んな意味でインパクトの強い激しい映画でしたね。

こちらの「ブラインドネス」もWOWOWで観て、何だか人の内面の気色悪さしか残らないと言うか、途中で嫌になっちゃいました。
感想すら書けません(汗)
ジュリアン・ムーアーは最近こんな映画が多いですね~(苦笑)

投稿: オリーブリー | 2010年7月 7日 (水) 10時24分

オリーブリーさんこんにちは、ご無沙汰でした。
そうなんです、信じられませんが、「シティ・オブ・ゴッド 」と「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督作品なんですね。
感想すら書けないくらい嫌な感じの映画でしたか。なるほどね。
ジュリアン・ムーアーは女性路線から、最近、荒唐無稽路線に変更したのでしょうかね。

投稿: ケント | 2010年7月 7日 (水) 19時33分

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参った、、、私には全く合わない作品だった―【story】はじまりは一人の日本人男性(伊勢谷友介)だった。突然目の前が真っ白になり完全に失明する謎の伝染病は、彼の発症を皮切りに爆発的な勢いで拡がっていく。有効な治療法がない中、政府がとった政策は“感染者の強制隔離”だった。最初に失明した日本人男性とその妻(木村佳乃)、彼を診察した医者(マーク・ラファロ)や眼帯の老人(ダニー・クローヴァー)、幼い少年・・・次々と収容所に感染者が集められた。そしてその中にただ一人見えている女性がいた。夫の身を案じて収容所に... [続きを読む]

受信: 2010年7月 1日 (木) 16時39分

» ブラインドネス [LOVE Cinemas 調布]
ジュリアン・ムーア主演。木村佳乃、伊勢谷友介ら日本の俳優もストーリーの主な登場人物として登場する。珍しく日本人が洋画の重要な役回りだと思ったら、監督がブラジル出身、脚本家がカナダ出身、そして製作が日本人と、3つの国の出身者が主要スタッフだったんですね。... [続きを読む]

受信: 2010年7月 2日 (金) 00時20分

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