« 湯西川温泉と日光キスゲ | トップページ | Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 »

2010年7月 9日 (金)

ザ・ウォーカー

★★★★

 ネットでの評判が思ったより良くなかったので、今まで見送っていたのだが、終映間近になってやはり観ておこうと思い直した。
 終末戦争後の荒れ果てた世界で、この世に一冊だけ残った「ある本」を届けようとする旅人が、ひたすら西に向って歩き続ける。そしてある町を支配する男と、その本を巡って争うことになる。

Thewalker
 その本とは、一体どんな本なのか、そして誰に届けようとしているのか。その本は『あらゆる人を支配出来る武器のようなものだ』という、そして終末戦争もその本によって引き起こされたという。

 サングラスが良く似合うデンゼル・ワシントン。そして54歳になる彼の、超人的ハイスピードアクションが見所である。荒涼とした廃墟が延々と続き、ところどころに死骸が転がっている。さらには、旅人たちを無差別に襲う暴徒たち。
 黒人が主人公であり、やはり終末の世界を描いた『アイ・アム・レジェンド』と酷似していると思っていた。ところがそれは序盤だけ、『アイ・アム・レジェンド』では、動物やゾンビたちに悩まされたが、本作の敵は人間である。またその敵たちが、なんとなく西部劇に登場する悪人一家のようであり、これも座頭市と通じる部分だね。

 結局この悪人たちとの戦いは、だんだんエスカレートし、とうとう装甲車やロケットランチャーまで飛び出す始末。おいおいそんなもの、一体どこにあったんだ。
 本の正体は、後半になると大体見当がつく。だがラストのドンデン返しは、全く予想外だったので少なからず感動した。そして、話は一変してだんだん宗教臭くなってくる。やはりプロデューサーが同じという『マトリックス』の世界観とも相通ずるところがあるね。
 途中から話の軸がズレた感があり、それが不評の原因かもしれない。だがデンゼルの神がかりな超スピードアクションと、この作品全体に流れる寂莫とした世界観は好きだなあ。

最後にクリックしてランキングを確認してくれると嬉しいな↓↓↓

人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 湯西川温泉と日光キスゲ | トップページ | Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 »

コメント

私もデンゼルの殺陣は素晴らしかったと思ってます。むしろガンアクションなんかいれずに全部あれで行って欲しかったぐらい。(笑)ラストに驚かされたのも事実だけど、30年て…ってのはどうしても感じちゃいました。

投稿: KLY | 2010年7月 9日 (金) 23時25分

KLYさんいつもコメントありがとう
荒涼・殺伐とした終末世界なので車やガンはないほうが自然ですよね。私もブレードアクションだけでよかったと思いました。

投稿: ケント | 2010年7月10日 (土) 12時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/21640/35690330

この記事へのトラックバック一覧です: ザ・ウォーカー:

» 【ザ・ウォーカー】 [日々のつぶやき]
監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ 出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・キュニス 「戦争で地球が焼けたただれ、人口が減ったアメリカをイーライはただ一人旅を続けていた。 途中ある町に立ち寄った。そこで男たちに絡まれたイー... [続きを読む]

受信: 2010年7月 9日 (金) 13時01分

» ザ・ウォーカー [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。原題:THE BOOK OF ELI。アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ監督、デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーヴンソン、ジェニファー・ビールス、フランシス・デ・ラ・トゥーア、マイケル・ガンボン、トム・ウェイツ。近...... [続きを読む]

受信: 2010年7月 9日 (金) 15時12分

» 「ザ・ウォーカー」みた。 [たいむのひとりごと]
原題は『The Book of Eli』。予告編によれば”世界に残されたたった一冊の大切な本”をめぐる攻防みたいな印象であり、なんで邦題が『ザ・ウォーカー』と”本”を守護する人間側になってしまったのか... [続きを読む]

受信: 2010年7月 9日 (金) 16時48分

» ザ・ウォーカー [LOVE Cinemas 調布]
『サブウェイ123 激突』のデンゼル・ワシントン主演最新作。戦争で文明が崩壊した世界を歩いて旅する男を描いたSFアクションムービーだ。男がが運ぶこの世にたった一冊の本とは何なのか…。その本を狙う男に『ダークナイト』のゲイリー・オールドマン、他に『マックス・ペイン』のミラ・ニクスも出演している。監督は『フロム・ヘル』のアレン・ヒューズと、アルバート・ヒューズ。... [続きを読む]

受信: 2010年7月 9日 (金) 23時13分

» 映画「ザ・ウォーカー」ただ一つ守りたい本があった [soramove]
「ザ・ウォーカー」★★★☆ デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、ジェニファー・ビールス出演 アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ監督、118分 、2010年6月19日、10,アメリカ,角川映画、松竹 (原題:THE BOOK OF ELI )                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「やはり人類には明るい未来というのは 無いのだろうか、 ここで描かれるのも、たぶん... [続きを読む]

受信: 2010年7月13日 (火) 07時30分

» ザ・ウォーカー [だらだら無気力ブログ]
文明が崩壊した近未来の世界を舞台に、一冊だけ残ったある本をひたすら西 へと運ぶ男の姿を描いたSFサスペンスアクション。 主演の本を運ぶ男には『サブウェイ123 激突』のデンゼル・ワシントンが 、共演の本を奪おうとする男には『レイン・フォール/雨の牙』のゲー..... [続きを読む]

受信: 2010年7月16日 (金) 00時11分

» ザ・ウォーカー (The Book of Eli) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 アレン・ヒューズ/アルバート・ヒューズ 主演 デンゼル・ワシントン 2010年 アメリカ映画 118分 SF 採点★★★★ 中・高・大学とミッション系の学校に通ってたせいか、それこそ何度も何度も聖書を読んだ私。様々な角度から聖書を読みとる宗教学の授業も、…... [続きを読む]

受信: 2010年11月13日 (土) 17時09分

» mini review 10507「ザ・ウォーカー」★★★★★★☆☆☆☆ [サーカスな日々]
世界が崩壊した近未来を舞台に、この世に一冊だけ残った本を運び、ひたすら西へと孤独に旅する男の姿を描くサスペンス・アクション。主人公イーライを演じるのは『クリムゾン・タイド』のデンゼル・ワシントン。本...... [続きを読む]

受信: 2010年12月 4日 (土) 21時32分

» 『ザ・ウォーカー』 [『映画な日々』 cinema-days]
ザ・ウォーカー ”空が光って”30年。 本を持ってひたすら西に向う ”ウォーカー”旅する男の目的とは... 【個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞) 原題:The Book of Eli [続きを読む]

受信: 2011年4月 5日 (火) 01時33分

« 湯西川温泉と日光キスゲ | トップページ | Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 »