湯西川温泉と日光キスゲ
まず宇都宮ICで降りて、『宇都宮餃子館インター店』で、噂の宇都宮餃子を食ベる。本来は宇都宮駅周辺密集している餃子店を覗いて歩きたいのだが、車での途中下車のため、大駐車場があり、インターのまん前にあるこの店で我慢することにした。
餃子セット1000円は、焼餃子、スープ餃子、蒸し餃子、揚げ餃子などいろな種類の餃子がついてくる。また焼餃子セットもシソ餃子、椎茸餃子、チーズ餃子、海老餃子、激辛餃子など10種類以上の餃子が顔を並べるのだ。全く餃子好きにはたまらないね。
さて餃子で早めの昼食をとった後は、再び宇都宮ICへ戻り、日光宇都宮道路で今市ICへ行き、国道121沿いにある鬼怒川温泉や川治温泉を通り抜けて、目的地の湯西川温泉に向かう。
途中、龍王峡という鬼怒川の景勝スポットがあるので立寄ってみた。さして期待もせずなにげに立寄ったのであるが、虹見の滝や虹見橋からの眺めは、まさに自然の芸術品という趣きがあり、かなり得をした気分になることは間違いないだろう。
龍王峡をあとにして、鬼怒川治いに121をさらに上流に走ってゆくと、五十里湖の手前にある会津鬼怒川線湯西川温泉駅に到着する。目的地の湯西川温泉郷は、ここからさらに車で25分ほど山奥に入ったところにあるが、とりあえずここで休憩して駅前にある足湯に入ってみた。なかなか良い湯であり、俄然今夜の宿の温泉が楽しみになる。
本日の宿泊場所の『花と華』に到着したのは、午後4時ちょいと前であり、なんと自宅の神奈川から約7時間も経過していた。この旅館は、温泉街から少し離れた湯西川沿にひっそりと建っているので、閑静でなかなか趣がある。
このあたりの料理は、囲炉裏で川魚や野菜などを患焼きにする「平家お狩場焼」が定番であり、懐石料理のような繊細さはないが、豪快に野趣たっぷりの雰囲気が味わえる。食事のほうはそんな田舎料理であるが、部屋や風呂から眺める渓流は、疲れた心にはとても美味であった。
梅雨時の旅行なので雨に降られるのは覚悟していたが、湯西川温泉駅までは晴れていたのが嬉しい。明日は日光キスゲを見るために霧降高原経由で帰るつもりだが、雨がやんでくれることを祈りたい。
私の祈りが天に通じたのか、翌朝は快晴であった。さっそく近くにある『平家の里』という観光スポットに向かった。ここは平家の落人たちが、源氏の厳しい追手から逃れて、この秘境・湯西川に身を隠して生活していた生きざまや生活様式を復元した施設である。見どころは藁ぶき屋根の旧家と、当時の古い家具などの展示品だろう。
さて、ここで時間をつぶしているうちに、少し雲行きが怪しくなってきたので、さっそくメインの霧降高原に車を飛ばすことにした。途中、川治ダムを眺めながら山道をさらに登ってゆくと、雨がパラパラと降り出してしまった。
とりあえず大笹牧場で休憩していると、大雨になりあたり一面に霧が舞い降りてきた。まさに霧降高原である。これでは日光キスゲは諦めるしかないか・・・。そう思っていたら、運良くだいぶ小雨になってきた。
それで急いで大笹牧場を出発して霧降高原キスゲ平へ向かった。小雨になったとはいえ、やはり高地なので霧が晴れることはない。
それでも、キスゲ平のリフト乗り場に着くと、日光キスゲ目当ての観光客で賑わっているではないか。リフト乗り場の周辺は、薄っすらとたちこめている霧の中、一面が日光キスゲの黄色に覆われている。晴れていれば申し分ないが、霧の中に群生する日光キスゲの姿も実に幻想的であった。
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