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2010年4月 7日 (水)

しあわせの隠れ場所

★★★★

 どうも分かり難い邦題である。サンドラ・ブロック主演ということで、暗いイメージのある原題『The Blind Side』を避けたのだろうか。本作は、ボルチモア・レイブンスに指名入団したマイケル・オアーの実話で、彼の光の部分だけではなく闇の過去にもスポットを当てている。

Siawase

 マイケルは貧困地域で生まれ、父親を知らず、母親はコカイン中毒であった。それで母親と引き離され、転校を繰り返す放浪生活を送っていたのだ。それを裕福なテューイ家に引き取られ、暖かく平和な家庭を得、学業成績を向上させ、フットボールでも大活躍するのだった。彼は身長193cm、体重141kgの巨体であるが、40ヤードを5.34秒で走るスピードを持っており、2009年12月には新人MVPに選出されている。
 映画のほうもアメリカで大ヒットを飛ばし、主演のサンドラ・ブロックが、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞ともに主演女優賞を獲得している。2009年は、本作のほか『あなたは私のムコになる』も大ヒットし、サンドラにとっては充実した年だったに違いない。
 それにしても実話をもとにした映画は、必ずと言ってよいほどヒットするよね。多少のアレンジはあるものの、やはり作りものではない「真実の感動」に共鳴するからであろう。エンディングクレジットで、本物の写真が写し出されていたが、良く似た俳優を集めたものである。
 いずれにせよ、これはアメリカでしか起き得ない話である。少なくとも我国で、見ず知らずの巨大な黒人を、家族として受け入れる人はいないだろう。なんだかんだ言っても、それだけアメリカの懐は深くて広いのであろう。

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コメント

やっぱりサンドラですよね。今回の役はサンドラでピッタリだし。リー・アンやパパの教育が良かったんだと思うけども、子供たちが素直にマイケル受け入れてくれる様子は見ていてすごく嬉しかったです。
個人的にパパがいいんですよね~。でしゃばらず、でも後ろから家族全員をしっかり見て支えている。あのパパがいるからこそ、リー・アンも安心して大胆な行動ができるんだと思うんです

投稿: KLY | 2010年4月 7日 (水) 20時18分

KLYさんこんにちは
私もあの太っ腹なパパがいたからこそ成り立ったことだと思っていました。ただ実物の写真を観たら、パパはおデブでママは美人だったので、パパはママの言いなりだったのかも・・・(笑)
サンドラは苦手な女優だったのですが、本作に限っては魅力的に見えました。まさにハマリ役だったのでしょうね。
それから娘が嫌がらずにマイケルを受け入れたのも感心しました。日本では絶対にダメでしょうね。

投稿: ケント | 2010年4月 7日 (水) 21時35分

こんにちは、ご無沙汰です^^;
ここのところサボり癖が付いて、ケントさんのところへいけなくてどうもすみません^^;
いずれにせよ、これはアメリカでしか起き得ない話である>本当に実感です。日本ではまだまだ養子縁組とか、里親もままならない経済状態ですものね。
お金持ちでも、自分たちの生活を楽しんで贅沢三昧。
他人様の子供まで養子に貰うことなんてあり得ませんからね。
それに、TVを賑わしている幼児虐待の事件。
自分が産んだ子供でさえそうなんですもの、確かにアメリカ人の懐の大きさには感服しました。

投稿: パピママ | 2010年4月 8日 (木) 17時24分

こんにちは。よく拝見させていただいてます。私はクロノス・ジョウンターやリプレイ等々大好きです。

ケントさんはSF系がお好きなようで、趣味が合いそうです。最近はSFは海外映画ばかりで日本のものはそこまで多くないので残念ですが(とくにドラマなんかは絶滅寸前のような…昔あった「君といた未来のために」なんかはとてもよくできていましたけどね。・・・リプレイのパクリですが。・・・期待できるものは世にも奇妙な物語くらいしかないですね。時々仁のようなドラマもありますが肝要なパラドックス設定なんかも少ないですよね)、今年はクレヨンしんちゃんがSF要素を含んでおりとても楽しみです。

投稿: 丸 | 2010年4月 8日 (木) 18時43分

こんにちはパピママさん
どうやらTB出来たようですね。どうもライブドアとは相性が悪くて、TB出来たかどうかの確認がすぐ出来ないのです。コメントありがとうございました。こちらこそご無沙汰しています。
日本は経済状態もそうですが、家が狭いのと、やはり単一民族ですから、異民族と一緒に暮らすことに慣れていないこともあるでしょうね。

投稿: ケント | 2010年4月 8日 (木) 21時07分

丸さんはじめまして、時々ご来店いただき感謝しております。
丸さんのブログはないのでしょうか?もしあるなら教えてください。
「君といた未来のために」は確かTVドラマでしたよね。僕も観ましたよ。当時仲間由紀恵が可愛いなぁと思っていたら、いつの間にか大女優になってしまいましたね。
映画はハードSFで、小説はタイムトラベルものが好きですね。
また時々コメントいただけると嬉しいです。これからもよろしくおねがいします。

投稿: ケント | 2010年4月 8日 (木) 21時12分

こんにちは。
良い映画でしたね。
実話ってところが、アメリカの懐の深さでしょうか。
サンドラもはまってて、アカデミー賞も頷けました。
自分は、こういった映画に非常に弱いんですよ。

投稿: | 2010年4月11日 (日) 14時57分

亮さんこんにちは
ほんとにサンドラはピタリハマリ役でしたよね。
衰えたといえども、腐っても鯛。アメリカの懐の深さを感じますよね。
僕もこういった映画に弱いです。

投稿: ケント | 2010年4月11日 (日) 16時58分

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