« 雷電本紀 | トップページ | アイガー北壁 »

2010年3月24日 (水)

NINE

★★★

 イタリアの天才映画監督を主人公にしたミュージカル風の映画。ミュージカル映画とはっきり書かないのは、今までのミュージカルとはちょっと違う風味だったからである。
 と言うのも、歌や踊りのシーンは、主人公グイドのイマジネーションの世界だからである。ただ現実と想像の世界がごちゃごちゃになり、ストーリー展開が雑になっていた感は否めない。
 ストーリーは、スランプ中の大監督グイドが、新作に挑むのだが、マスコミの期待に反して未だに脚本さえ書けない状態が続く。そのプレッシャーを覆すため、妻、愛人、女優、ママなどに助けを求めるのだが、それが見事に裏目に出て、益々ストレスが溜まってしまう。

Nine
 彼の頭の中は、過去の栄光と少年時代の思い出ばかり。偉大で美しいママの幻影も含めて、妄想ばかりが彼の頭の中を駆け巡るのだが、事態は悪化するばかりなのだ。
 1964年、まだイタリア映画が世界を席巻していた時代のお話である。本作は『道』などの名作で知られる、当時の大監督フェデリコ・フェリーニ監督の『81/2』をべースにしているという。
 女優陣は、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、ジュディ・リンチと信じられないほど豪華な布陣。それにママ役で、あのソフィア・ローレンまで登場するのだ。彼女は御年75才になるが、どうみても50代にしか見えない。それに存在感はピカ一で、オーラの輝きは共演女僚の誰にも負けていなかったのは脅威的だ。

NINE Music NINE

アーティスト:サントラ,マリオン・コティヤール,ダニエル・デイ・ルイス,ファーギー,ノイゼッツ,ケイト・ハドソン,グリフィス・フランク,ペネロペ・クルス,ジュディ・デンチ,ソフィア・ローレン,ニコール・キッドマン
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2010/03/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 またペネロペ・クルスの歌とセクシーダンスにも参ってしまった。彼女はこの役での熱演が評価され、第82回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされている。
 監督も第75回アカデミー作品賞に輝いた『CHICAGO』のロブ・マーシャルで、これだけ注目を浴びキャストも豪華なのだが、なぜかネットでの評価は低い。そして劇場も初日から閑古鳥が鳴いていた。一体これはどうしちゃたの?
 やはりストーリー展開がハチャメチャで、ぐうたらでマザコンな主人公に感情移入出来なかったこと、ミュージカルとしても『CHICAGO』の持つ雰囲気を凌げなかったからだろうか。

最後にクリックしてランキングを確認してくれると嬉しいな↓↓↓

人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 雷電本紀 | トップページ | アイガー北壁 »

コメント

ですねぇ。私が初日で見た時も結構空席が目立ちました。内容云々は別として、私なんかこのキャスティングだけで観にいく動機としては十分過ぎるぐらいなんですけどね。
あんまり今はミュージカル映画って世の雰囲気じゃないのかもしれないですね。
正直言ってストーリー的には今一つな感じでしたが、ミュージカル部分だけで大満足。サントラも買って毎日聞いてます。(笑)
ソフィラ・ローレンのオーラは凄いですよね。ラストで手を広げるとこなんて「見なさい!私がソフィア・ローレンよっ!」ってな感じで、ひれ伏すしかないような。^^;

投稿: KLY | 2010年3月24日 (水) 22時53分

KLYさんこんにちは
やはり空席がめだちましたか。そんなに悪い映画でもないのになぜでしょうかね。今年の映画七不思議の一つになりそうです。
まあストーリーはヘボイけど、ミュージカルだから多少は割り引けるとは思うのですが・・・
豪華女優と何十年振りかで観たソフィア・ローレンの拝観料だと思いましたね。

投稿: ケント | 2010年3月25日 (木) 20時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/21640/33918862

この記事へのトラックバック一覧です: NINE:

» NINE [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。ロブ・マーシャル監督、ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ステイシー・ファーガソン(ファーギー)。フェデリコ・フェリーニのイタリア映画....... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 19時37分

» NINE [そーれりぽーと]
1月9日の記事で豪華すぎて楽しみって件を書いた『NINE』が公開されたので、早速観てきました。 ★★★ 『8 1/2』に1/2足した本作よりも、引いた『8人の女たち』に軍配。 豪華! →贅沢 →もったいない そんな感想で、尻下がりに盛り上がりに欠けたブツ切りミュージカル。 次々にゴージャスな大女優達が現れるオープニングの豪華この上ないこと。 オマケに最後はみんなで戦隊物のように並んでのキメポーズです。 「この映画は絶対面白いに違いない!」 なんて思って観始めたら、続きは映画としてもミュージカル... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 20時37分

» NINE [LOVE Cinemas 調布]
フェデリコ・フェリーニ監督の名作『8 1/2』を基にしたトニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化。監督は『シカゴ』のロブ・マーシャル。主演のダニエル・デイ=ルイスを始め、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンと新旧6人ものオスカー俳優が出演するというあまりにも豪華なキャスティングに目を奪われる。... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 22時24分

» NINE [★YUKAの気ままな有閑日記★]
そろそろ春休み〜観たい映画がテンコ盛りまずはコチラから・・・【story】イタリア、ローマにある映画スタジオで映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)は頭を抱えている。撮影開始も間近だというのに、脚本は白紙のままなのだ。苦しみの果てに、彼は自分の弱さを抱きとめてくれる女たちとの幻想の世界へと陥っていく―     監督 : ロブ・マーシャル 『シカゴ』 『SAYURI』 *フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』を元にしたブロードウェイミュージカルの映画化―【comment】 華麗なる映... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 22時59分

» NINE [風に吹かれて]
華麗なる女たち公式サイト http://www.nine-9.jpトニー賞受賞のブロードウェイミュージカルの映画化舞台の基は、フェデリコ・フェリーニ監督、マルチェロ・マストロヤンニ主演の「81/2」監 [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 23時08分

» NINE(2009) [銅版画制作の日々]
 世界は、男と女と愛でできている。 MOVX京都にて鑑賞。贅沢な作品ですよね。これだけ凄いキャストを揃えた映画はなかなか観ることはないでしょうね。目移りするくらい素敵な女優陣に囲まれた監督グイド役にはあのダニエル・デイ=ルイス。そういえば、2007年の「ゼア・ウィル・ビ―ブラッド」では数々の賞に輝きましたよね。そんな彼が今回はミュージカル映画に登場、歌も披露していました。(歌声も素晴らしいです)ミュージカル映画には疎い私なので、良く分かりませんが。何でもそのジャンルにしては、歌と踊りがたくさん詰ま... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 23時40分

» ★「NINE」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
オスカーなどの賞レースではぱっとしなかったみたいですが、 ひらりん的にはニコちゃん・ペネちゃんの初共演作ってことで、 久しぶりに週末のナイトショウに足を運びました。 [続きを読む]

受信: 2010年3月25日 (木) 02時03分

» 「NINE」レビュー [映画レビュー トラックバックセンター]
映画「NINE」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギー、リッキー・トニャッツィ..... [続きを読む]

受信: 2010年3月25日 (木) 02時32分

» 「NINE」みた。 [たいむのひとりごと]
ブロードウェイミュージカル『NINE』の映画化。本場のミュージカルをみたことがないから本当の意味で比較にならないけれど、映画ならではの演出効果でより幻想的で煌びやかな作品になっていたように思う。なんて... [続きを読む]

受信: 2010年3月25日 (木) 18時47分

» 「NINE 」見た♪ [★ Shaberiba ]
豪華キャストが贈る大人の苦い愛の物語(ミュージカル)!! [続きを読む]

受信: 2010年3月26日 (金) 00時07分

» NINE [必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!]
[ミュージカル映画] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:大吉 2010年21本目です。 【あらすじ】 1964年、イタリア。 最新作「ITALIA」の脚本がなかなか書けず、苦悩する映画監督のグイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)..... [続きを読む]

受信: 2010年3月26日 (金) 09時44分

» NINE [必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!]
[ミュージカル映画] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:大吉 2010年21本目です。 【あらすじ】 1964年、イタリア。 最新作「ITALIA」の脚本がなかなか書けず、苦悩する映画監督のグイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)..... [続きを読む]

受信: 2010年3月26日 (金) 09時59分

» 「NINE」 遅すぎた成長 [はらやんの映画徒然草]
死んだジャンルと思われていたミュージカル映画を見事復活させ、活況にしたきっかけは [続きを読む]

受信: 2010年3月26日 (金) 20時27分

» 『NINE』 @TOHOシネマズ六本木ヒルズ [映画な日々。読書な日々。]
1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニにとって、妻のルイザだけが心のよりどころだった。ところが、妻以外にも愛人カルラや主演女優のクローディアなど美しい女たちに囲まれているグイドは、愛とプレッシャーとのはざまで幻想の世界へと陥っていく... [続きを読む]

受信: 2010年3月27日 (土) 08時43分

» 『NINE』 @TOHOシネマズ六本木ヒルズ [映画な日々。読書な日々。]
1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニにとって、妻のルイザだけが心のよりどころだった。ところが、妻以外にも愛人カルラや主演女優のクローディアなど美しい女たちに囲まれているグイドは、愛とプレッシャーとのはざまで幻想の世界へと陥っていく... [続きを読む]

受信: 2010年3月27日 (土) 08時53分

» 「NINE」感想 [狂人ブログ 〜旅立ち〜]
 1982年にトニー賞を受賞した大ヒットミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。 ちなみにそのミュージカル、1963年に制作されたフェデリコ・フェリーニ監督の自伝的映画「81/2」が元になっているそうな。マメ知識な。 主演のダニエル・デ...... [続きを読む]

受信: 2010年3月28日 (日) 19時58分

» 『NINE』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「NINE」□監督 ロブ・マーシャル □脚本 アンソニー・ミンゲラ □キャスト ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ステイシー・ファーガソン■鑑賞日 3月21日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> ロブ・マーシャル監督がこの映画を撮るからといって、『シカゴ』のような映画を想像してはいけません(笑) で... [続きを読む]

受信: 2010年3月30日 (火) 12時42分

» 豪華ミュージカル映画<NINE(ナイン)> [美味−BIMI−]
舞台はイタリア――。 天才映画監督のスランプ。 彼に夢中な女達。愛を選びきれない男。 彼が見つける9つめの愛とは? 世界は、男と女で出来ている。。。 見終わった後、踊りだしたくなる映画でした! 歌もまた、耳に残ります!とくに「CINEMA ITARIANO」! <映像の魔術師>と呼ばれた監督のイタリア&フランス合作映画 【8 1/2(はっか にぶんのいち・Otto e mezzo 1963... [続きを読む]

受信: 2010年3月30日 (火) 17時44分

» 映画「NINE ナイン」これぞ映画の夢、絢爛豪華 [soramove]
「NINE ナイン」★★★ ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン主演 ロブ・マーシャル監督、118分 、 2010年3月19日公開、2009,アメリカ,角川エンタテインメント、松竹 (原題:NINE)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「1964年、イタリア。世界的に有名な映... [続きを読む]

受信: 2010年4月 1日 (木) 07時17分

» NINE [映画、言いたい放題!]
元々は、1963年にイタリア映画の巨匠、 フェデリコ・フェリーニが製作した「8 1/2」を、 1982年にブロードウェイでミュージカル化されたのが「NINE」。 タイトルが「2分の1」だけ増えて「9」になったのは、 歌と踊りの要素が増えたからだそうです。 数年前にこの作品を日本... [続きを読む]

受信: 2010年4月 3日 (土) 23時43分

» NINE [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
ミュージカル映画界にまた新たな歴史が刻まれます。トニー賞5部門受賞のブロードウェイの名作舞台を、オスカー・キャスト&スタッフが完全映画化。 映像ならではの目もくらむエンターテーンメント! 物語:1964年のイタリア。世界的な映画監督グイド・コンティーニは、...... [続きを読む]

受信: 2010年4月 8日 (木) 17時25分

» NINE [夫婦でシネマ]
フェリーニ監督が考えていたことが少し分かったような・・・。 [続きを読む]

受信: 2010年4月18日 (日) 00時54分

» 映画:NINE [よしなしごと]
 ミュージカル好きとしてはこの映画ははずせません。と言うわけでNINEを観てきました。 [続きを読む]

受信: 2010年5月 2日 (日) 23時28分

» NINE [★★むらの映画鑑賞メモ★★]
作品情報 タイトル:NINE 制作:2009年・アメリカ 監督:ロブ・マーシャル 出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギーほか あらすじ: 1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)にとって、妻のルイザ(マリオン・コティヤール)だけが心のよりどころだった。ところが、妻以外にも愛人カルラ(ペネロペ・クルス)や主演女優のクローディア(ニコ... [続きを読む]

受信: 2010年8月 7日 (土) 02時50分

» NINE [小部屋日記]
NINE(2009/アメリカ・イタリア)【Blu-ray】 監督:ロブ・マーシャル 出演;ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/ジュディ・デンチ/ニコール・キッドマン/ケイト・ハドソン/ソフィア・ローレン/ステイシー・ファーガソン 世界は、男と女と愛でできている。 フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」のミュージカル版「NINE」を『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がオールスター・キャストで映画化。 もとはフェデリコ・フェリーニ監督の映画ということで、背景にと... [続きを読む]

受信: 2010年9月17日 (金) 23時17分

» 【映画】NINE(ナイン) [★紅茶屋ロンド★]
<NINE(ナイン) を観ました> 原題:Nine 製作:2009年アメリカ、イタリア合作 ←クリックしてね。ランキング参加中♪ 豪華女優人が共演するミュージカル映画として、公開当時から気になっていたんだけど、結局時間の都合が付かず観にいけなかった作品…(この時期は見たい映画も沢山あったうえに、バイトが激務だった…) とは言っても、監督ロブ・マーシャル作品は観た事が無かった!「シカゴ」すら見ていない。だけど、なぜか気になる作品だったんだよなぁ~。 さて内容。映画監督のグイドはスランプに陥っ... [続きを読む]

受信: 2010年9月26日 (日) 22時48分

» 『NINE』 [『映画な日々』 cinema-days]
NINE 1965年ローマの映画撮影所。 スランプ中の映画監督が 新作撮影開始まで苦悩する10日間を描く... 【個人評価:★★★☆ (3.5P)】 (自宅鑑賞) フェリーニの『8 1/2』をミュージカル化した ブロードウェイ・ミュージカルの映画化... [続きを読む]

受信: 2011年3月21日 (月) 19時33分

» NINE [いやいやえん]
マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、二コール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ケイト・ハドソンなどなど女優陣が非常に豪華で華麗です。 歌とダンスは見ごたえがあるのだけれど、スト... [続きを読む]

受信: 2011年7月29日 (金) 11時33分

« 雷電本紀 | トップページ | アイガー北壁 »