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2010年2月18日 (木)

インビクタス/負けざる者たち

★★★★☆

 30年近く牢獄に閉じ込めた白人たちを赦し、白人と黒人が共存出来る国を創った南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領。この作品は、彼が南アが唯一世界に誇れるラグビーを通して、人々の魂を揺るがすような人間愛を貫いた感動作品である。
 監督は絶対外れのない、クリント・イーストウッド。マンデラ大統領には、まさにハマリ役だったモーガン・フリーマン。そしてラグビーチームのキャプテンに、マット・デイモンとくれば、この作品を観ないわけにはゆかないだろう。

Invictus_3

 当然のように、モーガン・フリーマンとマット・デイモンは、この作品でアカデミー主演男優賞と助演男優賞にノミネートされた。だが不思議なことに、今年から10粋になった作品賞と、監督賞にもノミネートされていないのだ。
 白人対黒人という図式で、白人が悪者扱いされていることが気に入らないのだろうか。それともイーストウッド作品としては、珍しくストレートにハッピーエンドで終ったのがいけなかったのか。そうは言っても実話だから変えようがないじゃないの。
 さてと…。マンデラ大統領についてちょっとだけ。
 マンデラはテンブ人首長の子として生まれ、ウィトワーテルスランド大学法学部在学中に、アフリカ民族会議(ANC)に入党する。その後ヨハネスブルグにて弁護士事務所を開業し、ANCの副議長に就仼している。
 1961年には、ウムコント・ウェ・シズウェ(民族の槍)という軍事組織を作り、初代の司令官になる。その活動によって1962年に逮捕され、国家反逆罪終身刑となり、ロべン島に収監される。だが1989年12月に当時の大統領デクラークと会談し、翌年2月に晴れて釈放の身となるのである。

 こうしたマンデラの経緯についてはほとんど語らず、オープニングは彼が選挙で大統領に選ばれた時から始まる。イーストウッド監督が描きたかったのは、マンデラの生い立ちではなく、彼が成し遂げた「民族融合という奇跡」だったに違いない。だからこの際、ラグビーシーンの不正確さとか、マンデラの真意や葛藤の描き方の不十分さや、彼の偉大さばかりを称え過ぎる、などという批判は聞きたくない。

 家族という個人の幸福を捨て、国家育成という大事業を成し遂げ、人種の壁をブチ破り、全国民に魂の鼓動を刻んだマンデラの偉業を素直に称えたい。彼の理念は政治を超え、宗教の域に達していたといってもよいだろう。
 罪を全て秘書に押し付けて、全く責任をとらないどこかの国の政治家さん。私利私欲と自己保身だけの、大企業の経営者さん。有名大学に入学して出世すればよいと、我が子の自由を奪う教育ママさんたち。一度この映画を観て、何が正しいのかを考え直して欲しい。
 さらにマンデラの投獄生活に興味のある人、この作品と併せて『マンデラの名もなき看守』という映画も観てみようではないか。

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コメント

KLY さんいつもありがとう
それにしても10枠に増加した作品賞のノミネートにさえそれないのは、なにか異常な感じがしますね。
「人は平等だという部分と合致」確かに仰る通り、イーストウッド監督の強い意思を感じます。年にめげず、これからも素晴らしい作品を創り続けて欲しいものです。

投稿: ケント | 2010年2月20日 (土) 19時37分

ケント様
スタジオゆんふぁのしんです。
00年代映画ベストテン まとめ終わりました
どうぞ、10年間の映画を振り返っていってください
ご報告まで

投稿: しん | 2010年2月19日 (金) 01時23分

イーストウッド監督はもうすっかりアカデミーに嫌われてるんですねぇ。ま、彼はそんなこと全く気にも留めないでしょうが。(苦笑)

マンデラ大統領の民族融和を描くことはイーストウッド監督が盛んに自作で訴えてきた人は平等だという部分と合致するのでは無いかと思いました。と同時に、今の時代こんなにも未来に希望を持てる作品もそうはないです。
マンデラ大統領は、そのカリスマ性だけでなく、もちろん政治家としての計算も含めてこの大会に臨んだのだと思いますが、それとても彼が自ら率先して実行していることを知っているからこそ人はついていくのであって、正にこういう人物を指導者というんでしょう。
何処かにいるコンダクトしてるだけの人のことは決して指導者とは言いませんよね。

投稿: KLY | 2010年2月18日 (木) 23時34分

sakuraiさん、こんにちはコメントありがとう
多少の脚色はあるかもしれませんが、それにしても、りっぱな大統領だと思いました。
人を憎めば憎まれる、暴力を振るえば暴力で仕返しされる。
過去のことはぐっと堪えて、白も黒も共に平和に暮らすための政策は、共に誇りを持てるものを持つということだったのですね。
さすがにノーベル平和賞の価値は高い。

投稿: ケント | 2010年2月18日 (木) 20時46分

そうそうそう。
この映画が一番伝えたいことは、「民族融和の奇跡」ということで、そのために彼がなしてきたことを読み取るべきで、そこを見ないとだめですよね。
「アパルトヘイトをよく知らなくて・・」とか、言ってる人には、まず自らちゃんと勉強しろよ!
いくらでも勉強なんか出来るんだから・・と言いたい気持ちになりました。
ぜひ、どこかの国の政治家の方々に、見ていただきたい映画ですわ。

投稿: sakurai | 2010年2月18日 (木) 16時23分

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» インビクタス 負けざる者たち [迷宮映画館]
ボカ!!やったああ。 [続きを読む]

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受信: 2010年2月18日 (木) 18時14分

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最近の濃厚・濃密なイーストウッド作品とはまた違った、どちらかといえば政治色よりスポーツ色の要素が強い映画だけれど、長年の恨み辛みを水に流して今こそ国全体で変わっていこうとする静かなる闘いと、ラグビーの... [続きを読む]

受信: 2010年2月18日 (木) 21時19分

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受信: 2010年2月18日 (木) 21時30分

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受信: 2010年2月18日 (木) 22時33分

» インビクタス/負けざる者たち (試写会) [風に吹かれて]
国を一つにするために公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus2月5日公開実話に基づいたヒューマンドラマ監督: クリント・イーストウッド原作(原題:Play [続きを読む]

受信: 2010年2月18日 (木) 23時02分

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『チェンジリング』、『グラン・トリノ』と素晴らしい名作を世に送り出し続けているクリント・イーストウッド監督の最新作。アパルトヘイト撤廃後のラグビー南アフリカワールドカップを巡りマンデラ大統領を中心とした実話を映画化したヒューマンドラマだ。主演はマンデラ元大統領たっての願いでもある名優モーガン・フリーマンと、「ボーン」シリーズのマット・デイモン。また一つ名作が生まれる。... [続きを読む]

受信: 2010年2月18日 (木) 23時04分

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『チェンジリング』『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッド監督が アパルトヘイト撤廃後の南アフリカで開催されたラグビーW杯をめぐって 南アフリカ共和国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラとその周囲の 人々の感動の実話を描く。 原作は、ジョン・カーリ..... [続きを読む]

受信: 2010年2月18日 (木) 23時06分

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{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/} ←please click クリント・イーストウッド監督、記念すべき30作目{/ee_3/} スポーツものってあまり好きじゃないし、(「少林サッカー」みたいのは別 {/warai/})。 タイトルにもポスターにもあまり惹かれなかったけど コンスタントに名作を撮り続けるイーストウッド、その作品にはハズレなし!なので見逃すわけにはいきません。 来週か... [続きを読む]

受信: 2010年2月18日 (木) 23時21分

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■「インビクタス 負けざる者たち/Invictus」(2009年・アメリカ) 監督=クリント・イーストウッド 主演=モーガン・フリーマン マット・デイモン トニー・キゴロギ  映画で知る異国の現実。それは僕らを驚かせ、僕らの視野や世界を広げてくれる。こういう感動に出会えたとき、僕は映画を観続けてきてよかった、と心底思う。今年サッカーワールドカップ開催国である南アフリカについて、僕らはアパルトヘイト、金やダイヤモンドの産出国であることくらいしか習わない。初の黒人大統領であるネルソン・マンデラ氏のこ... [続きを読む]

受信: 2010年2月19日 (金) 00時08分

» ★「インビクタス/負けざる者たち」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
最近、話題作ばかり作ってるクリント・イーストウッド監督作。 ラグビーというアメリカでは???系のスポーツを題材に、 でも実は人種差別問題を抱えた南アフリカ大統領ネルソン・マンデラもの。... [続きを読む]

受信: 2010年2月19日 (金) 00時19分

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差別や政治的な理由で 30年近く獄中生活を 強いられたのに、それを赦し、 お互いを理解するの道を 模索するネルソン・マンデラは ホントに素晴らしい方でした。 やはりイーストウッド監督作品は 感動物です! 1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)は ついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。 いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国を まとめるため、彼は白人が心のよりどころにしている ラグビーチームに目をつける。 1995年に自国で開催するラグビー・ワ... [続きを読む]

受信: 2010年2月19日 (金) 00時44分

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□作品オフィシャルサイト 「インビクタス/負けざる者たち」□監督 クリント・イーストウッド□脚本 アンソニー・ペッカム□原作 ジョン・カーリン □キャスト モーガン・フリーマン、マット・デイモン、ザック・フュナティ、グラント・L・ロバーツ、       トニー・キゴロギ、スコット・イーストウッド、ラングレー・カークウッド、ボニー・ヘナ■鑑賞日 2月7日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> ラグビーのノーサイド。 戦い終わっ... [続きを読む]

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南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラとラグビー代表チームの姿を通して国民の変化を描いた作品です。 [続きを読む]

受信: 2010年2月19日 (金) 14時03分

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タイトルにある「invictus」とは聞き慣れない英語だと思ったら、「不屈」を意 [続きを読む]

受信: 2010年2月19日 (金) 18時43分

» インビクタス/負けざる者たち [心のままに映画の風景]
1994年、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。 いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経... [続きを読む]

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【インビクタス 負けざる者たち】 ★★★★ 映画(8)ストーリー 1990年、アパルトヘイトに反対し27年間も投獄されていたネルソン・マンデ [続きを読む]

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{/kaeru_en4/}恩賜庭園?恩賜って何だ? {/hiyo_en2/}天皇から賜ったって言う意味よ。 {/kaeru_en4/}サッカーの天皇杯みたいなもんか。 {/hiyo_en2/}ちょっと違うと思うけどね。 {/kaeru_en4/}サッカーとラグビーなら同じようなもんか。 {/hiyo_en2/}まあ、どちらもワールドカップがあるほどの世界的競技ではあるけどね。 {/kaeru_en4/}しかし、知らなかったなあ、南アフリカでラグビーのワールドカップが開かれていたなんて。 {/hiy... [続きを読む]

受信: 2010年2月20日 (土) 17時11分

» インビクタス/負けざる者たち [★試写会中毒★]
満 足 度:★★★★★★★★★★    (★×10=満点)      試写 よみうりホールにて鑑賞      10年02月05日公開   監  督:クリント・イーストウッド キャスト:モーガン・フリーマン       マット・デイモン       トニー・キゴロ... [続きを読む]

受信: 2010年2月20日 (土) 20時24分

» インビクタス 負けざる者たち [★ Shaberiba ]
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受信: 2010年2月21日 (日) 14時01分

» インビクタス/負けざる者たち [C'est joli〜ここちいい毎日を〜]
インビクタス/負けざる者たち'09:米 ◆原題:INVICTUS◆監督・製作:クリント・イーストウッド「グラン・トリノ」「硫黄島からの手紙」◆出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン、マット・スターン ◆STORY◆1994年、....... [続きを読む]

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» 「インビクタス/負けざる者たち」感想 [狂人ブログ 〜旅立ち〜]
 今やハリウッド有数のヒットメイカーとなった名監督・クリント・イーストウッドの最新作は、南アフリカ初の黒人大統領となった”英雄”ネルソン・マンデラ氏と、「国の恥」とまで評された弱小ラグビーチーム・スプリングボクスによってもたらされた、1995年ラグビー...... [続きを読む]

受信: 2010年2月24日 (水) 21時27分

» 【映画】インビクタス/負けざる者たち [新!やさぐれ日記]
▼動機 テレビ版CMの出来の悪さに反って興味を持った ▼感想 鑑賞後に色々と興味を持てる材料が残るところがよい ▼満足度 ★★★★★★☆ いいかも ▼あらすじ 1994年、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致... [続きを読む]

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ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を、クリント・イーストウッド監督が映画化した感動ドラマ。反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。キャストはモーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン他。 <あらすじ> 1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をま... [続きを読む]

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1994年、マンデラはついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナ... [続きを読む]

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» インビクタス [映画的・絵画的・音楽的]
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受信: 2010年3月 7日 (日) 07時59分

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受信: 2010年3月 7日 (日) 13時39分

» インビクタス/負けざる者たち■何を捨て、何を残すのか? [映画と出会う・世界が変わる]
これまで俳優としてのイーストウッドの表情には心からの笑顔はなかったように思う。笑顔であっても、どこか冷笑的で皮肉が混じっており、一筋縄では理解できない。これは彼が監督する映画も同様で、表面的な物語の奥に人間の持つ恐ろしさが潜んでいるように思える。さて、...... [続きを読む]

受信: 2010年3月 7日 (日) 23時39分

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受信: 2010年3月 8日 (月) 23時29分

» 【映画】インビクタス/負けざる者たち…の記事&お盆はこうしてた! [ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画]
私のお盆休みの過ごし方。 13日(金曜日)…夜勤明けなので(しかも帰宅後ビールを少し飲んだので)昼過ぎまでダウン。 午後(14時頃)から、(嫁さんの)実家に行っていた嫁さんと娘に合流。 夜に...... [続きを読む]

受信: 2010年10月10日 (日) 02時10分

» インビクタス/負けざる者たち(感想184作目) [別館ヒガシ日記]
インビクタスはWOWOWで鑑賞したけど 結論はアパルトヘイトなど色々と勉強なったよ [続きを読む]

受信: 2011年2月 6日 (日) 13時36分

» 『インビクタス/負けざる者たち』 映画レビュー [さも観たかのような映画レビュー]
『 インビクタス/負けざる者たち 』 (2009) 監  督 :クリント・イーストウッドキャスト :モーガン・フリーマン、マット・デイモン、スコット・イーストウッド、 ザック・フュナティ、グラント・L...... [続きを読む]

受信: 2011年3月 4日 (金) 16時15分

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