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2009年10月 2日 (金)

DーWARS ディー・ウォーズ

★★

 主な舞台はロサンゼルス、主演はアメリカ人、またSFXも『トランスフォーマ』や『スパイダーマン』を手掛けたスタッフと、全てアメリカづくしの韓国映画である。さすがハリウッド資本が入っているだけに、CGや戦闘シーンは抜群の出来であるが、ストーリー展開は「ほんまにもうー、メチャクチャでごじゃりまする」。

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 まるで小学生が創ったような脚本で、恐竜を操る中世の騎士に、アメリカ軍隊が翻弄されるという荒唐無稽で、全く現実感のない狂気の物語なのだ。それにしても、こんな映画に大金をつぎ込むハリウッド資本が恐ろしいね。
 そしてその見事なSFXシーンも、『GODZILLA』、『ハムナプトラ』、『キングコング』、『ロード・オブ・ザ・リング』などの焼直しに過ぎない。ただラストの、龍への変身と昇天シーンだけは、東洋的で美しいCGだったな。
 せっかく『グエムル~漢江の怪物~』で好評を得た韓国怪獣映画だったのだが、この一本で再び『ヤンガリー』の世界に逆戻りしてしまった。怪獣映画はSFXにさえお金をかければ良いという発想は、もう過去のものである。高度なSFXを見慣れてしまった観客にとっては、SFXが素晴らしいのは当り前。脚本や演出、登場人物などに魅力を感じなければ評価されない時代なのだ。
 そうした時の流れを掴めないこの監督の罪は大きい。これでは、単に怪獣オタク監督としか言いようがないし、韓国映画界にとってもイメージダウンの被害は甚大なはずである。

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今週の平日休み3本目も「TOHOシネマズららぽーと横浜」で、 まだまだ貯まってるポイント使ってタダ観。 ばりばりのハリウッドのB級怪獣映画かと思いきや、 シム・ヒョンレっていう韓国人監督のアメリカ進出作のよう。... [続きを読む]

受信: 2009年10月 4日 (日) 02時06分

» D-WARS [しぇんて的風来坊ブログ]
韓国映画だが、竜(悪者役の配役の方)の前駆体?(デカクテ素早い蛇みたいなの)やその手下の護衛兵や恐竜みたいなのが暴れまくるのがロサンゼルス。人間と戦うのは圧倒的に悪役のが強く描かれてるのだけれど、それなりに一方的ではなく人間側が善戦?してるのと、動きが生々しい。物語も含め突っ込みを入れる部分はあるけれど(ダースベイダー??)、ユーモア的なところも含め、テンションを壊さずに作っているし、粗かろうがどうだろうが肩透かしなところもない。それだけ迫力も含めきちんと作ってある。ある意味童心になれる。日本は怪獣... [続きを読む]

受信: 2009年10月13日 (火) 00時57分

» D-WARS ディー・ウォーズ [黒猫のうたた寝]
舞台はアメリカなのに、韓国の伝説が絡んでる?『D-WARS ディー・ウォーズ』観てきました。なんか・・・観たことあるようなストーリーだなぁ~^^;韓国ストーリーが登場したときと、骨董品店登場の時点で『ドラゴン・キングダム』ぽーーいと思いいい蛇と悪い蛇が龍になるた... [続きを読む]

受信: 2009年10月14日 (水) 11時07分

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