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2009年9月22日 (火)

カムイ外伝 酷評を吹き飛ばせ

★★★☆

 私は白土三平の熱狂的ファンであり、白土作品とは約50年に亘るお付き合いである。もちろん貸本時代の作品も含めて、白土作品の殆どが私の蔵書に連なっている。
 白土作品の中でも最高峰で、未だに末完の作品といえば『カムイ伝』である。こちらは江戸時代の身分制度に主軸をおきながら、武士・百姓・商人・非人・忍者などに、それぞれ複数の主人公を配置した壮大な時代劇である。
 だが『カムイ伝』は余りにもスケールが大き過ぎて、かつ超大長編のため、映画化は絶対不可能であると思い込んでいた。ところが2年前に、崔洋一監督による実写映画化の発表に度肝を抜かれたものである。

           Kamuigaiden

 よく考えてみると、『カムイ伝』の映画化は無理でも、『カムイ外伝』のほうならなんとかなるかもしれない。さすが崔監督である。それにしてもなぜ今、カムイ外伝なのだろうか…。
 たぶん在日である崔監督は、青少年時代にかなり差別を受けていただろう。その悲しみと怒りが、当時圧倒的な人気を誇っていた『カムイ伝』と共鳴し、生涯忘れ得ぬ愛読書として崇拝していたに違いない。そして黙々と映画化のチャンスを狙っていたのだろう。やっとその時期が来たのだ!
 さて本伝である『カムイ伝』は、1964年に執筆開始され、第二部が2000年に終了したが、最終章の第三部がやっと10年振りに登場する予定なのだ。途中何年も筆を置いてはいるが、半世紀に亘って執筆が続けられているという、他に例をみない超怪物コミックなのである。
 一方『カムイ外伝』は、『カムイ伝』の主人公の1人である忍者カムイの動向だけを追ったスピンオフ作品であり、いくつかの独立したストーリー構成となっている。今回の映画化は、その中でもスケールの大きな『スガルの島』が選ばれた。これなら実写映画にしても、何とかなるに違いない。
 そして私はこの映画が上映される日を、延々2年間も待ち続けた。もっとも『カムイ伝第三部』を約10年間待っていたのに比べればたやすいものだが…。

 そしてやっと9月19日に、待望の上映開始となる。初日に観るつもりが、2日後になってしまった。…それにしてもネットでの評価が酷過ぎるのが気になってしょうがなかった。一体どんなに酷い映画になってしまったのだろうかと、恐る恐るこの映画を観たのだが、ネットで書き込みされているようなおかしなシーンはほとんどなかった。
 CGが最悪だという人が多い。確かに海の色が鮮やか過ぎるが、酷評するほどではないし、動物や鮫のCGはまずまずの出来だったと思う。また酷評タラタラのスローモーション多発や、ワイヤーアクションなども全く気にならなかった。
 また首の展示や腕が斬られるシーンが残酷といえるかもしれないが、原作と比べればまだ可愛いくらいである。ましてや外国のホラー映画では、もっと激しいスプラッターをよく見かけるじゃないの。
 だからといって、絶賛出来るほどの出来栄えでないことも確かである。原作の重要な部分をかなりカットしてしまったり、原作には登場していない不要な人物が現れたり、出演者の選択が不適切だったという問題があった。ピタリと役にはまって印象深かったのは、サヤカの大後寿々花と、半兵衛の小林薫くらいだろうか。

       Photo

       ケントの絵手紙小屋から   

 それにしても、ネットでの容赦なき酷評を読むにつれ、白土信者として悲しくて堪らない。またこの作品に限らず、昔流行ったマンガの実写版には、ことごとく酷評の屍が累々と連なるのだ。『デビルマン』、『鉄人28号』、『キャシャーン』、『どろろ』と、救いようのないほど容赦なく徹底的に痛ぶられるのは一体全体どうしてなのだろうか。その昔、『大忍術映画ワタリ』なんて映画もあったよ。
 おそらく、お母さんが娘に『赤毛のアン』や『キュリー夫人』を読みなさいと言っても、娘たちは反抗して読まないのと同じで、マンガも時代という流れとともに、価値観や興味が大きく変革しているのだろう。もうひとつ、最近は「満点か零点」という極端な判定を下す人が増えていることも見逃せない事実である。現実には、少なくともメジャー作品なら、その両極に評価される作品などほとんどないはずだと思うのだが…。
 さて映画の話はさておいて、マンガの『カムイ外伝』の新作が、10月25日に22年ぶりに発表されるというニュースが伝わってきた。これはきっと映画の副産物であろう。こういうこともあるので、映画のほうも是非続編を製作してもらいたいものである。

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コメント

こんばんは。

ぼくは公開時、東京を離れていたこともあり、ネットでの悪評をそんなに目にしていないのですが、
言われているような
スローモーションの多用やワイヤーアクション、CGの稚拙さ等は、
「漫画表現」を映像として見せているような感じで、
逆にオモシロかったです。
原作が書かれた頃だと、
もっとそれらの技術はレベルが低かったはずなんだけどなあ…。

投稿: えい | 2009年9月22日 (火) 22時06分

えいさん、コメントありがとう。
スローモーションの多用やワイヤーアクション、CGの稚拙さ等は、ある程度仕方ないですね。ハリウッドとは市場規模が圧倒的に違うのですから。
大昔に製作された白土三平原作の「ワタリ」を観た時は酷いなと思いましたし、白土先生もあれで映画化は封印したそうです。それでも最近DVDで見直したら、SFXは幼稚でしたが、それなりに面白かったので驚きました。
ある一部分だけ観て全ての評価をしてはいけないという教訓になりましたが、若いときはどうしても、小さなこだわりが優先してしまうのでしょうか。

投稿: ケント | 2009年9月22日 (火) 22時22分

こちらを拝見して、妥当な評価だなとうなずきました(偉そうに、すみません…)。
たしかに、見事な作品だとは思いませんが、そう言うほど悪くないじゃないの?というのが正直な感想でした。
なにより、牽引力があって崔洋一の「カムイ外伝」として見応えがありました。
細部はちょっとどうかと思うところもありましたが、首を傾げながらも楽しめました。

「スガルの島」は非常に人気の高いエピソードですが、個人的には海はカムイにとって「アウェー」だと思うので、山の話も見てみたいです。
「九の一」、「暗鬼」、「抜け忍」、「移し身」あたりをミックスできないものか(笑)
で、3作めあたりで「空蝉」「りんどう」「黒鍬」などの渋い話で行く、と。
そこまで続けてほしいです!

投稿: ふくろうの森 | 2009年9月22日 (火) 22時55分

こんばんは~!

TBありがとうございました。
そんなに酷評だったとは
知りませんでした。
あまり他の評を見ないせいもありますが…

ワイヤーアクション、
CGも気にならなかったです。
原作がアニメだし…
結構面白く楽しめましたよ

投稿: kazu | 2009年9月22日 (火) 23時39分

ケントさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

原作ものというのは、評価の判断の基準が高くなってしまうというのは致し方がないかなと思います。
特に古い作品はそれだけ読んでいる方も多いわけで、自分なりのイメージがあるというのも、原作ものが背負う宿命だろうと考えます。
僕の場合は劇画もアニメも観ていませんので、純粋に映画として自分が満足できたかを書いたつもりです。
自分としてはそう思ったという以上のことはありません。
原作を否定したり、痛ぶるという意図はありませんので、その点はご容赦ください。

投稿: はらやん | 2009年9月22日 (火) 23時55分

コメントありがとうござました。

私自身はストーリーを重視して鑑賞したのでCGについては全く触れませんでした。

確かにCG全盛の今ですけれど、CGの使い方があまりにも非現実的な描き方が最近多過ぎる故にそれに慣れてしまった映画ファンにとってはこの映画では物足りなくなってしまいストーリーの内容まで観る気にさせなかったのだと思います。
原作を知らない私にとっては外伝の位置づけがいまいちわからないところなのですが、それだけ作品が奥深いものだと思いますし、私自身はガンダムシリーズでの外伝的な話は好きなので全てはストーリーで登場する人物の心理面をどう捉えるか次第で良い作品と感じられるか感じられないかになるのかもしれません。

投稿: PGM21 | 2009年9月23日 (水) 01時28分

ふくろうの森さんありがとう
やはり続編希望でしたか。そしてかなり原作も読まれているようですね。同志が増えたようで嬉しくて溜まりません。
カムイ外伝は、第一部が少年サンデー、第二部がビックコミックというバックボーンの違いのため、第一部が忍法を中心とした短編アクションドラマ、第二部は人間性と心情を中心とした中編社会派ドラマという構成になっていますよね。
仰る通り、忍者にとっては海よりも山のほうが術を使い易いし、イメージ的にもしっくりしますね。
映画化された「スガルの島」は第二部ですが、私自身は第二部よりも第一部のほうが好きです。
従って、続編は仰るような第一部の短編を繋げた作品として創って貰いたいと思いますね。

投稿: ケント | 2009年9月23日 (水) 10時10分

kazu さんコメントありがとう
みなさんが、kazu さんのように大らかでゆったりとした気分で映画を観てくれると嬉しいですね。原作はアニメではなくマンガですが、このマンガが全盛時代に『忍風カムイ外伝』というTVアニメとして26話が放映されていますね。若い方はマンガよりこちらのほうが記憶に残っているようですね。
このTVアニメのDVD-BOXを欲しいのですが、何しろ1万円以上するので、少し考えています。

投稿: ケント | 2009年9月23日 (水) 10時24分

はらやんさんこんにちは
はらやんさんも酷評派だったと思いますが、ワースト映画ランキングというのが哀しかったですね。もっと酷い映画はゴマンとあると思うのですが・・・。
ただマツケンがカムイには不向きだったということは一理ありますね。カムイにしてはやや軟弱な感じがしました。なにせカムイはスーパーマンなのですから。マツケンに限らず、配役を観ていると、古いマンガなので、若者受けする俳優を多用した感がありますね。これは映画が商業ベースであることを鑑みれば避けられない手筋なのでしょう。
また「古い作品はそれだけ読んでいる方も多いわけで、自分なりのイメージがあるというのも、原作ものが背負う宿命だろうと考えます。」と仰りますが、私自身もかなり古いマンガを読み込んでいる熱狂的なオールドファンではありますが、あくまで原作と映画は別物と考えて、映画は映画として観る様にしています。ですから、必ずしもそうした思い入れだけで映画を観ている人ばかりではないと思うのですが・・・

投稿: ケント | 2009年9月23日 (水) 10時36分

PGM21さんコメントありがとう
外伝の位置付けは、おそらく当時、マイナー誌ガロに連載された、本伝「カムイ伝」が圧倒的な人気を誇っていたので、メジャー誌の「少年サンデー」が目を付けて、少年向きに忍術の技術面を中心とした連作短編として「カムイ外伝」を創ったのではないかと考えます。そしてこれがまた、爆発的な人気を博して、TVアニメにも登場したのでしょう。
CGの使い方がハリウッドに比べると稚拙ではありますが、全世界対象のハリウッドと比べて市場が狭く、予算の少ない邦画としては、かなり頑張ったほうではないかと感じました。米国でSFXを手がけているのは日本人が多いのですから、技術的な問題ではなく、問題は単に予算なんですね。

投稿: ケント | 2009年9月23日 (水) 10時49分

こんにちは♪
私が幼い頃、母が白土作品と、小島剛夕の大ファンであったため、
小さい頃から読んではいた「カムイ伝」はもうそのキャラクターの印象のみですが、
大人になってから(といっても大昔)ビックコミックでまた「カムイ外伝」を読み惹かれたのは、
その社会派ドラマの部分でしょう。

ハリウッドものでもチャチなFVXは時々目にしますが、
今回の叩きとも取れるような記事を目にするとは驚きでした。
まぁ、ブログは個人のものですが、ちょっとネットの怖さも感じましたですbearing
>最近は「満点か零点」という極端な判定を下す人
確かに増えてきていますね。。。
この作品のどこで1点を出したのか?
ワイヤーのスローと、FVXの拙さで作品評価の殆どは無くなるのか?不思議です。

私は「ツガルの島」カムイの世界観、伝わってきました♪

投稿: kira | 2009年9月23日 (水) 13時26分

こんにちは♪
この作品が酷評を受けているのは、ひとえにCG部分なんでしょうね。
物語部分はとても魅せられるものがありましたから。
監督自身の差別の経験がこの作品を選ばせたという考察もなるほどな~と思いました。

>白土作品の殆どが私の蔵書に連なっている。
羨ましいです~!
一度読んでみたい作品なんですけど、膨大な量なんでしょうね。

投稿: ミチ | 2009年9月23日 (水) 15時03分

kiraさんありがとう
とても心温まるコメントに感激しました。
それにしても「満点か零点」という極端な感性が、あの秋葉原事件のような悲惨な事件を生み出してしまうのでしょうか。
通常のメジャー作品なら★2~4.5が限界ではないでしょうかね。ことにヤフーの映画レビューに投稿している人達の思い込みには怖くなるほどです。
小島剛夕といえば、カムイ伝の初期のころは、彼が絵を描いていたのですが、知っていますか?

投稿: ケント | 2009年9月23日 (水) 18時23分

ミチさんこんばんは
CG部分については、確かにいまひとつの感はありましたが、低予算の邦画としてはは良くやったと言いたいくらいです。一体何と比較して酷評しているのでしょうかね。ハリウッドにももっと酷いCGもありますし、とにかくハリウッドと邦画では市場規模が圧倒的に違うため、予算は限定されますよね。逆にいえば、CGなんてお金だけの問題だと思います。それより邦画にしか表現できない素晴らしさを認識して欲しいものです。そして邦画も応援する。それが本当の映画ファンではないでしょうか。
幸いミチさんは適切な評価を下されているのでホットしました。
カムイ伝は、第一部がゴールデンコミックスで全21巻、第二部が全22巻+α、そして現在第三部執筆中です。またカムイ外伝のほうは、全20巻で、9月25日に新作が発表される予定となっています。
お奨めは、カムイ伝第一部です。ブックオフ等で購入して、是非ご一読ください。

投稿: ケント | 2009年9月23日 (水) 18時46分

はじめまして。今日観て来て帰宅したところです。
ネットでボロカスに酷評されてる事は知りつつ一切読まずに崔監督作品ファンとして観て来ました。
感想…そんなに酷い?むしろ軽く感動しちゃいました。確かにCGとかスローモーションになるシーンとかは若干あちゃ~と思いましたが。
監督はカムイ役は絶対に松山ケンイチ!って決めてたそうで、実際松山君のカムイはハマってると思いました。松山君は出世作のDEATH NOTEシリーズ、デトロイトメタルシティ、TVだと銭ゲバ…漫画、それも読者の思い入れが凄く強そうな作品の実写版で演じる事が多いから(何故なんだろ?)カムイ役が松山君ってだけで嫌悪する=酷評する人が多いのかな?
他の俳優さん達も悪くなかったと思いました。スガル役は元々菊池凛子だったのが怪我で途中降板して小雪さんになったんですよね。スガルが小雪さんで良かった、とも思いました。
人気漫画の実写化って難しいですね。誰が監督して誰が演じても酷評されるものなんじゃないですかね。

投稿: mocoko | 2009年9月29日 (火) 19時58分

mocokoさんコメントありがとう
確かに人気漫画の実写化は批判が多いのですが、ことに昔のマンガが血祭りにあげられますね。
この原因は、ネットの書き込みやブログのほとんどが若者ですから、昔のマンガそのものの時代背景等を理解出来ないこと、最近のマンガの突っ込みどころは少年時代に自己了解しているため、ひとつのお約束になっているのですが、昔のものは少年時代に読んでいないため、自己了解がなされていないので、お約束事が守れないということなのではないでしょうか。
当初、菊池凛子さんが選ばれたのは、原作通りスガルがヌードになるシーンを考えていたのかも、小雪になってそのシーンが消滅しましたね。

投稿: ケント | 2009年9月30日 (水) 10時44分

ケントさん、こんにちは。
残念ながらTBができないので、コメントだけ失礼します。
ケントさんの原作への思い入れがヒシヒシと伝わってくるようです。
しかしやはり、原作モノというのはハードルが高いのかもしれないですね。
評判はあまり芳しくないようですが、お客さんはたくさん入っているようですね。
だからきっと続編は製作されると思いますよ。
楽しみに待ちましょう!

投稿: 真紅 | 2009年10月 1日 (木) 20時05分

こんばんは!
私は原作は未読なのですが、それなりに楽しめる作品でした。(CGとかも、原作が漫画ならそれもアリかと…それと松ケンファンなので)
ケントさんのレビューを読ませていただいて、その思い入れの深さに、ミーハー的な視点で観ていた自分がちょっと恥ずかしくなりました。
松ケンをはじめ、俳優陣の演技は素晴らしかったので、そこまで酷評される理由がわからないのですが…。世界観はよかったですよ♪

投稿: hama | 2009年10月 2日 (金) 00時01分

hamaさん、TB&コメントありがとうございます。
酷評の中、女性一人で観にいかれて、まずまずだったとのご意見。もの凄く嬉しいですね。でも観客が少なかったのですね。やはり酷評のせいでしょうかね。そこそこ楽しい映画だったと思うのですが・・・。

投稿: ケント | 2009年10月 2日 (金) 13時20分

真紅さんご無沙汰しています
コメントありがとう
真紅さんもこの映画観ていたなんて嬉しいな。
原作ものはなぜハードルが高くなるのでしょうかね。いろいろな制約のある映画ならではの表現が出来ない事が多いからかもしれませんね。だったら連続TVドラマにしたほうが原作に忠実に描けますよね。
ただ本作のようなスケールアップした作品では、TVだと製作費が足りないので、それこそもっとちゃちい作品になりかねません。ホントに難しいところですね。
アメリカのTVドラマ「ターミネーター」は、視点を換えてなんとか成功しましたが、回を重ねるごとに、だんだん限界を感じますね。そんなものでしょうか。

投稿: ケント | 2009年10月 3日 (土) 11時45分

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受信: 2009年9月26日 (土) 22時40分

» 「カムイ外伝」ストーリーが脆弱、CGはちゃっちい部分多し。 [soramove]
「カムイ外伝」★★★ 松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、大後寿々花主演 崔洋一監督、120分、2008年、2009-09-19公開                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「忍びの世界で育ったカムイは 理不尽な殺戮や厳しい掟に縛られた忍びの暮らしを 自ら捨てるが、それは裏切り者として追われる日々の始まり、 器用な松山ケンイチがカムイになりきってます」 ... [続きを読む]

受信: 2009年9月29日 (火) 20時10分

» カムイ外伝 [Peaceナ、ワタシ!]
- 生き抜け!- 『カムイ外伝』を観てきました。 伝説のベストセラーコミック衝撃の映画化! 日本映画最高のスタッフとキャストによる超大作! …と宣伝しまくりですが、原作は未読のワタシ…えぇそうです! 松ケン目当てで観てきました・笑 色々な方のレビュー評価があまり高くなかったので(グロいとか書いてあったし)一瞬「どうしようかな~?」とひるんだのですが、公開前に旦那に「これ観るの~?」と聞かれ「ケンイチくんよ! (当然じゃん! ←というニュアンスを含む・笑)」と豪語し、更に「頑張ってね」と言わ... [続きを読む]

受信: 2009年10月 1日 (木) 23時47分

» [映画『カムイ外伝』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆遅ればせながら、観て来ましたよ^^    ◇  私は、『カムイ伝』は小難しいので読んでいないが、『カムイ外伝』は、昔から愛読していた。  でも、途中から、絵が漫画調から劇画調になったのが気に食わなくて、劇画調になってからの四巻以降は古本屋に売ってしまった。  でも、「変移抜刀霞斬り」が破られる物語は、劇画調になってからなんだよね。  予告編で「変移抜刀霞斬り」や「飯綱落し」は再現されているのが分かったけど、「変移抜刀霞斬り」が見切られた後にカムイが開発する「十文字霞崩し」は見られるのでし... [続きを読む]

受信: 2009年10月 3日 (土) 00時19分

» カムイ外伝 [映画感想つれづれ日記]
映画化が発表されたときから、期待していた作品ではあるし予告編で見せてくれたアクションシーンは、どこかハリウッド映画で見たことがあるきがするものの、日本映画の底力 [続きを読む]

受信: 2009年10月 3日 (土) 12時12分

» 【カムイ外伝】 [日々のつぶやき]
監督:崔洋一 出演:松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、大後寿々花、小林薫、土屋アンナ、佐藤浩市    カムイは闘う。ただ生き抜くために-。 「忍から抜けた抜け忍、追われるカムイは将軍の馬の足を切り落とした男半兵衛を追って男の村に流れ着いた。そこには... [続きを読む]

受信: 2009年10月 3日 (土) 15時24分

» 「カムイ外伝」☆☆☆ [ドラマでポン!]
こういう伊藤英明、いいなあ。笑いながら向かってくるところはゾクゾクしました。松山ケンイチ目当て+クドカン脚本に期待で鑑賞してきました「カムイ外伝」。結果、普通に面白いというか。抜け忍カムイ。その、忍者から抜けたことってものすごい決心だったはずなのに、そ...... [続きを読む]

受信: 2009年10月 4日 (日) 08時38分

» カムイ外伝 [映画的・絵画的・音楽的]
 吉祥寺で「カムイ外伝」を見てきました。  この作品は、映画評論家の間では総じて評判が悪いものの、昨年10月に出版された法政大学教授・田中優子氏が著した『カムイ伝講義』(小学館)(注)を読んだこともあり、また『ウルトラミラクルラブストーリー』で主演の松山ケンイチが出演していることもあり、見に行ってきた次第です。  実際に映画を見てみますと、主演の松山ケンイチの動きが素晴らしく、相手役の小雪もかなり頑張っています。特に、剣戟の場面が全体のかなりの割合を占めていて、それが昔の時代劇のチャンバラ・シー... [続きを読む]

受信: 2009年11月19日 (木) 05時58分

» mini review 10445「カムイ外伝」★★★★★☆☆☆☆☆ [サーカスな日々]
白土三平原作の傑作コミックを『血と骨』の崔洋一が実写化したアクション娯楽大作。忍びのおきてに背き、たった一人で追っ手から身をかわす不屈の主人公の苦悩と孤独を浮きぼりにする。孤高のヒーローをその抜群のセンスで演じるのは、『L change the WorLd』の松山ケンイチ。ヒロインを『ラスト・ブラッド』の小雪が演じている。人気脚本家、宮藤官九郎と監督が共同で手掛けた脚本からあふれ出す人間味に満ちた物語に圧倒される。[もっと詳しく] 白土三平はもう一度、カムイ伝を本格的に描くことが出来るのだろうか... [続きを読む]

受信: 2010年2月26日 (金) 23時39分

» 「カムイ外伝」ビッグネームにあぐら [ノルウェー暮らし・イン・London]
ロンドンの国際映画祭に出品された時に、どうしても観たい!!と思ったところ、チケット完売で見られなかった私。 ところが、意外に評判は悪く・・・・・ 引越し準備に明け暮れる毎日に嫌気が差し、禁断症状からちょびちょび細切れに見たこの映画。 細切れでも・・・・問題なしとは、これいかに?... [続きを読む]

受信: 2010年4月20日 (火) 08時06分

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