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2009年5月 4日 (月)

ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて

★★★☆

 原題は『カラー』だが、日本では花の名前を連想しないため、邦題は『ホワイトクリスマス』に変更したのだろう。『カラー』とは「歓喜、熱血、純潔」などの花言葉を持つアフリカ原産の清楚な花の名前だという。本作では主人公のキム・ソヌクのデスクに、謎の女性から毎朝届けられる花の名前でもある。

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 オープニング…、イヴの夜にホテルのラウンジで女性が人質にされ、それをキム・ソヌクが助けようと必死で駈けつけるシーンで始まる。女性はソヌクと待ち合わせをしていた花屋のジヒであった。
 ジヒがどうなったかも明かさないまま、その後すぐに3年後のイヴの前日に話が飛んでしまう。そしてすぐに、3年前にソヌクがバスの中で、涙を流すジヒに一目ぼれしたシーンへと移るのだ。
 その後約30分間位、過去の回想シーンが続き、またオープニングの人質シーンへと戻る。そこで初めてジヒが殺されたことが判り、ソヌクは悲しみにくれる。
 そしてまたまた3年後に戻り、思い出のラウンジからエレべーターに乗るソヌク…。そこで「あの日をやり直し、彼女ともう一度逢いたい」と強く念じる。するとエレべーターが、一瞬6階から7階へ戻り、また6階に戻って静止するのだ。暫くして扉が開くのだが、そこは3年前の世界だった。
 この辺りまでは、過去と現在を頻繁に往復するため、一度観ただけでは何が何だかさっぱり判らない。従って映画館で観るより、DVDで観たほうがよいだろう。

 3年前の世界に戻ったソヌクは、ジヒを救うためにあらゆる手を尽くすのだが、なかなか思うように進展しない…。このあとジヒの同僚スジンの回想により、いままで不明だった物語の全貌が解明される。
 SFとラブストーリーとミステリーをミックスしたような作品で、なかなか凝った筋立てになっている。映像は美しいし、ロマンチックで切ない音楽にも、うっとりさせられてしまう。
 ただタイムトラべルに関しての検証が甘過ぎる。3年前に戻ったのは、ソヌクの意志だけなのか、それとも身体ごと戻ったのかはっきりしない。身体ごと戻ったのなら、3年前の自分と遭遇しないのはおかしいし、意志だけなら香港への出張命令がないのも変である。
 またストーリー展開からも、タイムトラべルものに仕立てる必要もなかったと思う。とにかくあれだけ回想シーンが多いのだから、そもそもタイムトラべルという技法は不要ではないだろうか。
 キム・ソヌク役のソン・スンホンは、本作が映画デビュー作の新人で、その甘いマスクは女性を虜にしそうである。だがさすがに演技のほうにも、あどけなさが漂うのは仕方ないか。

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» 『ホワイトクリスマス恋しくて、逢いたくて』(1999年) ★... [どっぷりレビュー]
そろそろ季節なので映画だけでもクリスマス気分に浸ってみました。1999年制ですから、あまり期待をせずに観たのが良かったのか。ソン・スンホン氏もキム・ヒソン嬢も若いです。スンホンのストレート横分けヘアスタイルなんてあまり見られませんですし。イメージとして...... [続きを読む]

受信: 2009年5月 4日 (月) 17時27分

» 『ホワイトクリスマス』 [浮浪雲のように]
[[attached(1,left)]] {{{: ソヌは、出社すると、必ず自分の席に置かれている花(カラ)の送り主が誰なのか気になっていた。 そんなある日、会社の近くに花屋があるのに気がつく。 そこには、バスで見かけた素敵な女性ジヒが働いていた。 彼女が花を贈ってくれる人だと確信し、電話で告白し、2日後のデートに誘うことに成功する。 2日後、出張から戻り、ホテルの待ち合わせ場所に行ってみると、警官に囲まれた男がナイフでジヒを人質に取っていた。 そして、ソヌの目の前で、ジヒは刺され..... [続きを読む]

受信: 2009年5月18日 (月) 21時15分

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