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2009年5月12日 (火)

陽だまりの彼女

 広告会社に勤務する奥田浩介は、クライアントの担当者との顔合わせで、偶然にも中学の幼馴染である真緒と10年振りで再会する。
 中学時代は少し頭の足りない少女だった真緒は、バリバリ仕事をこなす立派社会人に成長していた。大変身した真緒を目の当たりにした浩介は、次第に惹かれてゆき、ついには彼女の虜になってゆく。

陽だまりの彼女 Book 陽だまりの彼女

著者:越谷 オサム
販売元:新潮社
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 最初から最後まで、これでもかと言わんばかりの甘いムードと、イチャイチャの連続に、読んでいるほうが恥かしくなってしまう。だが主人公同様読者のほうも、少しずつ彼女の謎めいた行動が気になってくる。
 裸で町を歩いていたという少女時代の噂。里親に引取られる前の中学以前の記憶が全くないこと。あれほど低能だったのに、東大をめざすほど優秀になったこと。などなどまた浩介と結婚した後も、次々と不可解な行動をする真諸…。
 一体彼女は何者なのだろうか。異星人なのか、タイムトラべラーなのか、それとも何か特別な事情があるのか。中盤くらいまでは彼女の正体と、この小説の括り方に大いに興味を持った。

 だが結局は『鶴の恩返し』だったのだ。表紙をみればすぐ判るし、タイトルもそのことを示唆している。これでは余りにも素直過ぎるじゃないの、もう少し捻りの効いたエンディングを期待していたのにね。
 でも恋する嬉しさ、楽しさ、切なさ、哀しさがひしひしと伝わってくる、青春時代が甦る心温まるお話であることは確かである。このお話を読んだ読者は、きっと妻や恋人が愛しくなるはずである。

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陽だまりの彼女 越谷 オサム JUGEMテーマ:読書 幼馴染みと10年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ、冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れない過去を抱えていて……切なくて可笑しくてふわふわ心温まる、大プッシュの新鋭が描く完全無欠の恋愛小説! 越谷さん、久しぶりの新刊。越谷さんは読む!と決めてるので内容も見ないで借りました。そして驚きました!!! 中学生の頃の忘... [続きを読む]

受信: 2009年5月13日 (水) 08時54分

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―内容(「BOOK」データベースより)― 恋の始まりに、理由なんてない。でも、恋の終わりには、必ず理由がある―。運命の人を、そんなに簡単にあきらめちゃって、いいんですか?中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れないとんでもない過去を抱えていて…哀しくて可笑しくてふわふわ心温まる、恋する切なさのすべてがつまった恋愛小説。 ―オススメ度―  ★★★☆☆ ... [続きを読む]

受信: 2009年5月13日 (水) 14時43分

» 陽だまりの彼女/越谷オサム [なまけもの・のーと]
中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しか... [続きを読む]

受信: 2009年5月14日 (木) 00時29分

» 陽だまりの彼女 [ダイターンクラッシュ!!]
陽だまりの彼女 (新潮文庫)作者: 越谷 オサム出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/05/28メディア: 文庫 ベタベタなラブストーリーであり、ミステリーな展開を見せ、悲恋物かと思いきや、ファンタジーだった。と、解説者の弁。 ファンタジーという言葉が意識されたため、何となく終わり方が想像できた。案の定だった。まあ、それはハッピーエンドなので、それほど文句は無い。わざと露骨に伏線を引いている節もある。 が、前半のベタベタな部分が長過ぎ。短編小説に纏めた方が、より名作になったような気... [続きを読む]

受信: 2011年11月29日 (火) 23時02分

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え・・・ [続きを読む]

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