時空を超えて
イラストを多用した講談社X文庫。当然ながら、ティーンズ向けの「学園SFラブストーリー」といったところである。読み始めたときは、多少バカにしていたのだが、これが結構面白いのだ。読み易いので、通勤の行き帰りで、あっという間に読破してしまった。
彩木学園高校に入学した主人公の千尋は、部長の河世先輩に憧れて、全く興味のない「オカルト研」に入部してしまう。そして自分から河世に告ってつき合い始めるのだが、ひょんなことから未来にタイムスリップし、河世が事故で死んでしまう事を知る。これを阻止するため、千尋は今度は過去へ跳ぶ。
タイムパラドックスが生じるため、過去は絶対変えられないとする理論が主流であるが、パラレルワールドの存在を認めることにより、過去は変えられるとする理論もある。
では本作はどちらに属するのか。だがそれを明かしてしまうとネタバレになるので、そこは読んでのお楽しみということにしたい。楽しくちょぴり切ないお話が好きな女性に、是非お勧めしたい作品である。
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