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2009年5月22日 (金)

夕陽のガンマン

★★★★

 『グラン・トリノ』を観て、無性にクリント・イーストウッドの若かりし日の雄姿を拝みたくなり、本作品を何十年振りかで再観してみた。イタリア製作の西部劇であることから、マカロニウェスタンと呼ばれ、大ブームを巻き起こしたものである。
 黒沢明の『用心棒』に影響を受けた作品で、それまでの西部劇とは打って変わり、舞台はニューメキシコで砂ぼこりの舞う暗い荒野だ。そしてあのエンニオ・モリコーネの懐かしいエレキギターの演奏が荒野に鳴り響く。このオープ二ングだけで胸が一杯となり、僕の脳裏を青春時代のホロ苦い思い出が駈け巡る。

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 当時ハリウッドでは売れなくなったクリント・イーストウッドだが、この映画に出演して男を上げた。その渋い風貌にくわえタバコが良く似合う。そして共演のリー・ヴァン・クリーフがさらに渋い。彼の共演があってこそ大ヒットに繋がったのであろう。
 ストーリーのほうは、二人の凄腕賞金かせぎが、賞金首を探して町から町へと渡り歩き、危機一発のピンチをも乗り越え、協カして悪人を退治してゆくというシンプルな構成である。 
 起承転結を絵に描いたような構成と、アウトローだが悪人を次々と退治してゆくという展開は、まさに『用心棒』や『座頭市』を髣髴させられ、ことに当時の日本人の心にピタリとはまってしまったのだ。
 そして製作後40年以上たった現在でも、少しも陳腐化していないし、判りきった結末であっても、飽きずに観ることが出来たのである。やはり名作は素晴らしい。ダーティ・ハリーを崇拝する世代も、是非本作をもう一度じっくり観直して欲しいものである。

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監督 セルジオ・レオーネ 出演 クリント・イーストウッド、リー・バン・クリーフ、ジャン・マリア・ボロンテ  小生は西部劇の大ファン。しばらく西部劇を観ていない。禁断症状がでてきたので久しぶりに「夕陽のガンマン」を観る。マカロニ・ウエスタン、イタリア製西部劇である。本家のアメリカ西部劇でもいいが、マカロニ・ウエスタンの方が、西部劇をより誇張して描いてあるので、禁断症状を癒すにはこちらの方がいいだろう。  西部劇を日本のヤクザ映画にあてはめると、鶴田浩二、高倉健+マキノ雅弘、佐伯清の仁侠映画をアメリ... [続きを読む]

受信: 2009年5月23日 (土) 04時24分

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