北茨城への旅
数年前にやはり北茨城にある、『山海館』という、TVで有名になった旅館に泊まったことがある。そこで観た「朝日の輝き」と、「あんこう鍋」の美味しさが忘れられず、また北茨城へ旅に出ることにした。同じ場所を歩くのも能がないので、今回は旅館も観光ポイントもガラリと変えてみた。
まず旅館は、前回泊った『山海館』より少し北上した漁師町にある『まるみつ』を選んだ。ここは1万円を少し超える程度の宿泊費で、かなり豪華な料理が食べられるということで大人気の宿である。
従っていつも満員であり、平日でも1ヵ月以上前に予約しなければ宿泊出来ない。ただ残念ながら、春先ということで「あんこう鍋」は終了となり、代わりに「あんこうのどぶ汁」がメインとなってしまった。
このどぶ汁だが、同じあんこうでもかなり鮮度が落ちるし、アラ身ばかりで今一つ食べ辛い。そのほかには、地魚の刺身や天ぷらなどが出て、こちらはほぼ期待通りで、量も味も十分に満足感を得られた。
周辺の観光ポイントとしては、まず『天心記念五浦美術館』がお勧めである。ここはその名の通り、地元出身の画家である岡倉天心の記念品や絵画が常設してあり、今回はさらに天心の精神を受け継いだ画家たちの『院展』が併設されていた。
この美術館は平成9年に設立された県立美術館であり、広大な敷地に立派で美しい建物が建っている。入場料も500円とその内容からみれば格安の感がある。
もう一つ五浦にある『旧天心邸』を訪れるのもよいだろう。その広大な庭の海に面した突端にある『六角堂』も風情がある。その名の通り、六角形の小さな庵であり、四方八方から海が飛び込んでくるようだ。まさに絶景かな、絶景かな。天心はここで北茨城の海を描いたという。
そろそろ天心に飽きたら、海沿いの道を、少し北へ足を伸ばそう。僅か30分程度走ればいわき市小名浜港に入る。ここにある『アクアマリンふくしま』もかなり見応えがある。広大な敷地に、水族館・海洋博物館・科学館の三機能を併せ持った複合施設であり、隅から隅まで歩くと少し疲れてしまうだろう。
さてせっかく小名浜までやって来たのだから、ラストは魚料理で締めくくりたいよね。そこで地元の人から旨い店を聞いてみたところ、魚屋の二階にある『海鮮レストランさすいち』がお勧めだという。さっそく食ベてみたが、流石に嘘はなく、旨い・安いの二拍子が揃っている。ただかなり待たされることだけは覚悟しておこう。
こうして北茨城二度目の旅は終った。前回は電車だったので、観光スポット巡りが出来なかったが、今回は車なので、前回見落とした場所をフォロー出来たのが嬉しい。
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コメント
>春先ということで「あんこう鍋」は終了となり、代わりに「あんこうのどぶ汁」がメインとなってしまった。
微妙ですねそのコメw
季節はずれにどぶ汁!
この宿は本物ではないかもしれません。
投稿: 本物 | 2011年2月10日 (木) 00時13分