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2009年4月の記事

2009年4月30日 (木)

北茨城への旅

 数年前にやはり北茨城にある、『山海館』という、TVで有名になった旅館に泊まったことがある。そこで観た「朝日の輝き」と、「あんこう鍋」の美味しさが忘れられず、また北茨城へ旅に出ることにした。同じ場所を歩くのも能がないので、今回は旅館も観光ポイントもガラリと変えてみた。

 まず旅館は、前回泊った『山海館』より少し北上した漁師町にある『まるみつ』を選んだ。ここは1万円を少し超える程度の宿泊費で、かなり豪華な料理が食べられるということで大人気の宿である。
 従っていつも満員であり、平日でも1ヵ月以上前に予約しなければ宿泊出来ない。ただ残念ながら、春先ということで「あんこう鍋」は終了となり、代わりに「あんこうのどぶ汁」がメインとなってしまった。

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 このどぶ汁だが、同じあんこうでもかなり鮮度が落ちるし、アラ身ばかりで今一つ食べ辛い。そのほかには、地魚の刺身や天ぷらなどが出て、こちらはほぼ期待通りで、量も味も十分に満足感を得られた。

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 周辺の観光ポイントとしては、まず『天心記念五浦美術館』がお勧めである。ここはその名の通り、地元出身の画家である岡倉天心の記念品や絵画が常設してあり、今回はさらに天心の精神を受け継いだ画家たちの『院展』が併設されていた。

Img_1838

 この美術館は平成9年に設立された県立美術館であり、広大な敷地に立派で美しい建物が建っている。入場料も500円とその内容からみれば格安の感がある。

 もう一つ五浦にある『旧天心邸』を訪れるのもよいだろう。その広大な庭の海に面した突端にある『六角堂』も風情がある。その名の通り、六角形の小さな庵であり、四方八方から海が飛び込んでくるようだ。まさに絶景かな、絶景かな。天心はここで北茨城の海を描いたという。

  Img_1875_3

 そろそろ天心に飽きたら、海沿いの道を、少し北へ足を伸ばそう。僅か30分程度走ればいわき市小名浜港に入る。ここにある『アクアマリンふくしま』もかなり見応えがある。広大な敷地に、水族館・海洋博物館・科学館の三機能を併せ持った複合施設であり、隅から隅まで歩くと少し疲れてしまうだろう。

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 さてせっかく小名浜までやって来たのだから、ラストは魚料理で締めくくりたいよね。そこで地元の人から旨い店を聞いてみたところ、魚屋の二階にある『海鮮レストランさすいち』がお勧めだという。さっそく食ベてみたが、流石に嘘はなく、旨い・安いの二拍子が揃っている。ただかなり待たされることだけは覚悟しておこう。

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 こうして北茨城二度目の旅は終った。前回は電車だったので、観光スポット巡りが出来なかったが、今回は車なので、前回見落とした場所をフォロー出来たのが嬉しい。

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2009年4月26日 (日)

ステップ 

 西澤保彦の『7回死んだ男』というミステリーがあるが、本書では主人公の斎木章が10回も死ぬのだ。ミステリーでもあるのだが、どちらかというとハードボイルドタッチである。

ステップ Book ステップ

著者:香納 諒一
販売元:双葉社
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 死んでしまうと、また過去に戻ってやり直しが出来るのだが、何時間前に戻るのか判らないうえに、だんだん過去に戻る時間が短かくなってゆくのだ。従って取り戻せない失敗も発生してしまう。それがこの繰り返し小説を、飽きずに読ませる仕組みなのだろう。
 過去の繰返しを描いた小説の代表は、ケン・グリム・ウッドの『リプレイ』と、北村薫の『ターン』であろう。また映画では、何といってもビル・マーレーとアンディ・マクドウェルの『恋はデジャ・ヴ』の右に出るものはないだろう。
 ただ本作のようなハードボイルド系の繰返し作品は初めてであり、非常に楽しかったな。また緻密に計算され尽されたスト一リー展開も見事である。

 だがやはり、10回もミスを犯して死んでしまう主人公にイライラが募る。なんだかしつこい気もする。それに、せっかく美女が二人も登場するのに、濡れ場が全くないのも淋しいじゃないの。
 繰返しのほうは10回ではなく、せめて5~6回位で十分である。もしかして、西澤保彦の「7回」に張り合って、10回に引き伸ばした訳ではないだろうな。

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レッドクリフPart2

★★★

 日本語吹替版を観てしまったからか、何となく前作よりもスケールが小さく感じてしまった。それに本作のメインシーンは、戦争そのものなので、前作のような派手な個人技の披露がないのが淋しい。

Redcliff2_2

 だから前作から間髪を置かずに、本作に臨んだほうが良いだろう。前作を観ないで本作だけ観た人は、もしかするとがっかりするかもしれない。
 また本作では、男達よりも女達の勇気ある活躍が目立つ。ただ余りにもご都合主義でハッピーに終ってしまったので、『三國志』のもつ重味を削ぎ落した感がある。
 そもそもストーリーが判っている映画を2度観るのはシンドイのだ。一作目はそのスケールの大きさと、超美麗な映像と、見事なVFXに見とれてしまったが、もうその時の驚きと感動は湧かない。三部作でなかったのがせめてもの救いだ。やはり映画は一作完結にまとめて欲しいものである。

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2009年4月22日 (水)

ミルク

★★★

 ショーン・ペンが2009年アカデミー主演男優賞に輝いた作品、ということで映画館に足を運んだ。ゲイとして初めて政治家になったハーヴィー・ミルクの政治活動を描いた作品。ゲイに興味がないので、始めから期待感はなかったのだが、結局予感通り余り面白い作品ではなかった。
 だが確かに、ショーン・ペンの演技だけは、抜群に光り輝きまくるのだ。さすがにアカデミー主演男優賞に嘘はなかった。あのしなやかな身のこなしや、イヤミのない流し目など、全く不自然なところがない。ショーン・ペンを知らない人なら、まさに本物のゲイと錯覚してしまうであろう。

       Milk

 日本ではゲイ、ホモ、オカマ、ニューハーフなど、いろいろな呼称があるが、それぞれの違いはあるのだろうか。「ホモ」は本来同性愛者のことだから、男女を問わないはずなのだが、いつの間にか男同士の同性愛者だけに、限定されてしまったようだ。
 一方「オカマ」は女装や女性的仕草をする男性のことらしい。それから「ゲイ」は「ゲイボーイ」から始まっているので、男なのだろう。また言葉のニュアンスからは、「ホモ」はなんとなくイヤラシさを感じるが、「ゲイ」のほうはなんとなく知的な響きがあるよね。でも最近「ハードゲイ」なる新語?が飛び出してくると、かなりイヤラシイイメージに変換されそうで困っちゃうわ・・・。

 さてと映画館では、僕の両サイドのオジさんが、二人とも大イビキをかいて爆睡していたし、途中で席を立ったきり、戻ってこないおじさんもいた。かなり退屈な映画ではあるが、席を立つほどの駄作ではないはずだ。
 ただ日本ではアメリカのようなゲイ人口が存在しないため、余り社会問題にもならないしピンとこないのだ。ところがアメリカでは、ゲイ差別と人種差別が同一視されるほど、深刻な問題のようである。
 なぜアメリカ男性はゲイに走るのか、アメリカ通の友人曰く、「アメリ力女は、世界最悪だからだ」と言う。「最悪」というのは言い過ぎだが、それほど女性が強くなって男性の手に負えなくなったということらしい。
 週刊誌の吊り広告を見ると、「肉食女が草食男を物色」などというタイトルが目立つ。男が弱くなり、女が強くなるのは、先進国の証しなのだろう。北朝鮮よさようなら!。いつまでも平和な日本であることを祈りたい。

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2009年4月12日 (日)

時間をまきもどせ

 誰にでも失敗したことを取り消して、もう一度やり直したいと切望するときがあるだろう。この作品は、パワー・オブ・アンという携帯用タイムマシンを使って、そうした願いを叶えようとする少年のお話である。とても心温まるファンタジー系SFジュブナイルといえよう。

時間をまきもどせ! Book 時間をまきもどせ!

著者:ナンシー エチメンディ
販売元:徳間書店
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 主人公の妹が、犬を追いかけてトラックにはねられてしまうのだが、この事件を抹消するために過去に戻る。だが、なかなか思うように軌道修正が出来ない。妹が助かっても別の犠牲が生じてしまうからだ。
 ゲームのコンテニューなら、何度も繰り返しているうちに確実にゲームを終了することが出来る。だが人の世界はそう簡単にはゆかない。なにかが異なれば、因果律が狂って別の結果を生み出してしまうからだ。

 これをパラレルワールドと呼ぶのだが、人生とはなかなか難しいものである。児童文学とはいえ、いろいろと考えさせられる作品であった。
 大きい文字で約210頁の中編であり、ハラハラさせるストーリー展開なので、通勤の行き帰りであっという間に読破してしまった。タイムトラべルに興味のない大人にも薦めたい一冊である。

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2009年4月11日 (土)

ウォッチメン

★★★★

 実写不可能といわれていたアメコミ『ウォッチメン』が、300(スリーハンドレッド)で大成功を收めたクリエーター、ザック・スナイダーによってついに映画化されてしまった。
 ケネディ暗殺事件、べトナム戦争、キューバ危機と、かつて起きた数々の歴史的事件の陰に、「ウォッチメン」と呼ばれるヒーロー達の存在があった。だが平和になるにつれ、彼等の存在は否定され、もはや法の上でもヒーローとしての活動は禁止されてしまったのだ。
 それでほとんどのヒーロー達が引退してしまうのだが、ある日「コメディアン」と呼ばれていた過去のヒーローが、何者かに殺害されてしまう。シンプルな戦いではあるが、このバトルシーンは迫力がある。そしてこれをきっかけに、引退していた「ウォッチメン」たちが動き出すのだった…。

    Watchmen

 アメコミヒーローものといっても、『ファンタスティック4』『XーMEN』のような派手さはない。時代背景が1940年代~1985年ということもあるが、どちらかというと、コスチュームはダサイし、乗り物なども古くさいのだ。
 また神格化したDr.マンハッタン以外は、超人というよりバットマン系の強力な人間というイメージである。だからいつもの調子で、ヒーローものの痛快さを連想すると、期待外れになるかもしれない。

 作品全体のイメージは暗く重く、そして難解である。米ソ冷戦の終結に対する解決方法にしても、かなりの本音ときつい皮肉が混在している。さらには暴力シーンをはじめ、どぎつい性描写や、フルチンシーンが挿入されているためか、日本ではR15指定になっている。
 感覚的には『シン・シティー』を髣髴させられる好き嫌いのはっきりする作品だが、個人的には決して嫌いな作風ではない。また登場したヒーロー達の中では、一番人間的なロールシャッハに魅せられた。
 そしてボブ・デュランを始めとする過去の渋い音楽が、時代の中に良く溶け込んでいて、ある意味とても感動的だった。まさに大人の映画なのだろう。

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2009年4月 8日 (水)

名前探しの放課後

 原因不明のタイムスリップで、3ヵ月先の未来から戻ってきた高校生の依田いつか。彼は3ヵ月先に同級生が自殺するが、それが誰だったのかは、どうしてもは思い出せないと言う。そこで彼は、これから起こる自殺を阻止しようと、仲間たちと協力して自殺者の名前探しを始める。

名前探しの放課後(上) Book 名前探しの放課後(上)

著者:辻村 深月
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 タイムスリップという超常現象からスタートするのだが、本作ではタイムパラドックスなどにはほとんど言及していない。だからSF系の小説ではなく、タイムスリップは単に未来の自殺を阻止する、というテーマのための小道具に過ぎないのだ。
 はっきり言えば、「学園ミステリー」そのものなのである。女性視点で味付けが薄いので、おじさんには少々物足りなかったが、女性や学生たちには、爽やかな味が美味しいのかもしれないね。

 読み処は、真摯で清楚な同級生坂崎あすなと、鉄道マニアの同級生河野との友情。そして美味しい洋食を提供するグリル・さか咲の存在かな…。
 全二巻で途中少し中だるみの感もあるが、終盤の急展開とラストの大ドンデン返しは、なかなか面白いし見事だったね。ただ注文を付ければ、せめて一冊にまとめる程度の長さにして欲しかった。

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2009年4月 7日 (火)

闇の子供たち

★★★☆

 タイでの少年・少女の人身売買・売春・内臓の密売の実体に迫る梁石日の原作を、亡国のイージス』の阪本順治監督が映画化した衝撃作品である。当然のことながら、タイでは上映禁止になってしまったという。
 本作はフィクションのはずであるが、映像の創り方がドキュメンタリー風であり、少年・少女たちの自然な演技が、いかにも真実であるかのようである。またタイでの内臓移植手術や少年・少女売春が実際に存在している事は、だいぶ前からマスコミで取り上げられている。
 だからと言って、この作品の中で演じられている事の全てが真実とは限らない。しかしこの映画を観ていると、まるで全てが事実のことのように感じてしまうから恐ろしいのだ。

         Yami

 生きた少年たちから摘出した内臓の移植手術、貧困のためとはいえ、僅かな金と引き替えに、幼い子供を売り渡す親たち、エイズに感染した子供達を生ゴミと一緒に捨てる闇の業者。背筋が凍りつくような展開に、かなり気分が滅入ってしまうはずである。

 これらが事実だとすれば、見て見ぬ振りをしているタイ国は、真の宗教国家とは言い難いではないか。だからこそ上映禁止になったのであろうが、全くの事実無根であれば、名誉毀損で国家が訴えてもいいはずである。それがないということは、かなり真実に近いのかもしれない。
 だが僕はタイ国や、タイ国民だけを一方的に非難する気が起こらない。なぜならば、社会悪はこれらを利用する者がいるから発生するのだから、大金をはたいて刺用している外国人(日本人も含む)こそ真の悪者ではないだろうか。
 映画では、一件落着したような大団円であるが、ほんの一部の業者が逮捕されたに過ぎない。タイ国の貧困と大金をはたいて買う側が存在する限り、こうした闇の業者は次から次へと発生することだろう。悲しいがそれが現実なのだ。
 ラストの意外な締め方には、賛否が分かれるところである。確かにそれまでのドキュメンタリー調から、一瞬にしてドラマタッチに変換したので戸惑ってしまった。だがこれは原作者の良心であると解釈したい。

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2009年4月 4日 (土)

靖国への帰還

 大平洋戦争末期、米軍機の本土空襲を阻止するため、残り少ない戦闘機「月光」に勇んで搭乗する武者中尉。だが健闘むなしく、空中戦で被弾して厚木基地に不時着する。
 そのまま気を失って、気が付くと基地の病院のべッドの中であった…。ところが見た事もない蛍光灯という照明器具があるし、敵の米国兵もいる、どうも妙な違和感を感じるのだ。

靖国への帰還 Book 靖国への帰還

著者:内田 康夫
販売元:講談社
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 次第に判ってくるのだが、武者中尉は昭和20年から、現代の世界へ愛機月光ごとタイムスリップしてしまったのである。同乗していた部下は、着陸時に死亡してしまったという。そのために、自分の存在とタイムスリップを証言してくれる人間が不在となってしまった。
 だが月光の存在を含めて、武者の話を信じないと辻つまが合わなくなるため、国家としても武者のタイムスリップを信じざるを得なくなってくる。この件については、国家的極秘事項として扱われていたが、月光の墜落現場を見た者や米軍兵の口から、次第に噂が広まり、マスコミ達の興味を惹くことになってしまう。
 当然、武者の外出は禁止され、狭い基地内だけの不自由な日々が続いていた。ところが、突然中越大地震が勃発し、マスコミの興味がそちらに移ってしまったとき、やっと武者の外出が許可される。もちろん武者の最大の希望は、靖国神社参拝であった…。

 このあと、過去の軍人からみた靖国神社論が展開されるのだが、なかなか判り易く説得力のある論理である。またA級戦犯についても、戦争に負けたからこそ大罪人扱いされるが、もし日本が勝っていれば、マッカーサーこそA級戦犯になったはずだ…と小気味よく持論をぶちまける。
 そしてお国のために身も心も捧げ、靖国へ軍神として奉られることを信じながら、散っていった同胞たちの心情を吐露するのだ。読んでいるうちに、なるほどと妙に納得してしまう自分が怖かったが、この問題には正解がないことも真実であろう。

 どちらかといえば硬派な作品であるが、初恋の女性との再会に絡むストーリーは、なかなかロマンチックでかつ興味深い。そしておばあさんになってしまったが、いつまでも武者の面影を抱いて生き抜いてきた彼女がいじらしいのだ。
 ラストのまとめ方は定石通りだが、武者の心情を考えれば、あれ以外には方法はないだろう。自分を含めて、現代の軟弱な男性と比較すると、まるでサムライのような戦前の男性。戦争経験のあった亡父を思い出し、とどめなく涙が溢れ出してしまった。
 人生とは国家とはそして青春とは一体何かを問う感動小説である。日米戦争の存在さえ知らない現代の青年たちにこそ、是非一読してもらいたい作品ともいえよう。

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