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2009年3月 8日 (日)

チェンジリング

★★★★☆

 信じられないが、これは1928年のロスで本当にあった話である。当時悪名高かったロス市警は、行方不明になったウォルター少年を探し出し、母親に引き渡すのだが…。シングルマザーのクリスティンは、自分の息子ではないと主張する。

    Changeling

 しかしロス市警のジョーンズ警部は、自分のミスを隠すため、無理やりクリスティンに息子だと言い聞かせるが、当然彼女は否定し本当の息子を探してくれと懇願するのだった。だがジョーンズ警部は、この件がマスコミに漏れることを恐れ、彼女を無理やり精神病院へ送り込んでしまうのである。

 その精神病院には、クリスティン以外にも警察の言いなりにならない女性達が大勢収容されていて、医師やナースも警察の手先のようであり、まるで女子刑務所さながらであった。その後、警察の不正を追求している牧師の助けを貸りて、法廷で警察と争うことになるのだ。
 それにしても信じ難い話だが、この他にも連続少年殺人事件なども含めて、ほとんどのエピソードが、脚色なしの事実だったというところが衝撃的である。
 改めて、クリント・イーストウッド監督の力量と、あらゆる役柄にチャレンジしているアンジーの努力に惜しみない拍手を送りたいね。それなのになぜ今回、アカデミー作品賞を受賞出来なかったのか、というよりノミネートさえされなかったのが不思議でならない。

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コメント

久しぶりに重厚な作品を観たと感じました。
自分の想像以上の展開に、正直、釘付けでしたから。
クリント・イーストウッド監督の力量と、あらゆる役柄にチャレンジしているアンジーの努力に惜しみない拍手を送りたい!
そのとおりだと思います。
本当、価値ある作品でした。

投稿: | 2009年3月17日 (火) 08時39分

亮さんこんにちは
亮さんもこの映画を観たのですね。
それにしても満点の評価凄いですね。
クリント・イーストウッド監督の作品は、往年の黒沢監督のようで、ハズレがないからいいですよね。

投稿: ケント | 2009年3月18日 (水) 16時48分

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