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2009年2月14日 (土)

シェルブールの雨傘

★★★★

 1964年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞の不朽の名作が甦った。それにしても映像が美しい。デジタルリマスターの技術力には舌を巻くばかりである。
 恥かしながらこの名作を観るのは初めてである。だが主演がカトリーヌ・ドヌーヴであること、主題曲がミシェル・ルグランの伝説的名曲であることはもちろん承知していた。

        Cherbourg

 ストーリーや背景はシンプルで、セリフの全てが歌で構成されているミュージカルなので、舞台劇に向いている作品である。またわずか91分の作品だが、三部構成にしているところも舞台劇を連想させられるよね。
 もしかしたら、大半の観客達があの伝説的な主題曲を聞くためと、若かりしカトリーヌ・ドヌーヴの容姿を拝むために映画館に足を運んだのではなかろうか。実は僕のその一人であるが、最初はセリフの全てを歌うことに多少戸惑ったものの、いつの間にかスクリーンの中にグイグイと惹き込まれていく自分を感じていた。

 ただヒロインが前半あれほど熱烈に彼を慕い、お腹に彼の子を宿しながらも、彼の兵役中によく知らない別の男と、あっさり結婚してしまったのが全く理解出来なかった。きっと原作では、その過程での葛藤を詳細に描いていたに違いない。それが映画の製作過程で省略されたのかもしれないな。
 まあミュージカルということで、余りコマイことをグズグズ言いうはやめておこうか。

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コメント

TBありがとうございます。
これからちょくちょく寄らせて貰います。
宜しくお願いします。

投稿: 処遊楽 | 2009年2月14日 (土) 23時20分

処遊楽さん、コメントありがとう
こちらこそよろしくおねがいします。

投稿: ケント | 2009年2月15日 (日) 10時50分

こんにちは
私はこの映画が大好きで以前より10回は観ています。
 ジェヌビエーブがなぜ他の男と結婚したかわからない、とのことですが私は以下の理由でよくわかる気がしました。
 1・とにかくまだ17歳と幼い

 2・ギイの手紙で、「演習で8人?死んだ。ここでは太陽と死が一緒だ」と書いてあり、非常に不安な心理になった

 3・当時はまだ未婚の母は周りから白い目で見られただろうし、もしギイが帰ってこなければこの先の苦労は多大なものになる

 4・子どもを含めすべてを承知で結婚を強く望む、紳士的で誠実な宝石商 

 5・ママの強いすすめ

それと、ギイが入院して手紙が途絶えて、それが
決定的になったのだと思います。
いずれにせよ、それぞれそれなりに幸せになって
良かった。
最後のガソリンスタンドのシーンは美しすぎます。

 
  


 

投稿: | 2009年2月18日 (水) 08時07分

誰だかわかりませんが、コメント有難うございます。
もちろん貴方の仰る通りだと思いますが、その辺りの心の葛藤が描かれていないということです。ですが、ミュージカルなのでそこは寛大に観る事にしたということです。
別段この映画にケチを付けている訳ではありませんのでご了解下さい。(^^♪

投稿: ケント | 2009年2月18日 (水) 12時00分

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 1964年のミュージカル恋愛映画「シェルブールの雨傘」デジタルリマスター版を見てきました。 シェルブール傘店の17歳の娘ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は修理工のギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)との恋に夢中。母親(アンヌ・ヴェルノン)の反対...... [続きを読む]

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