片腕マシンガール
★★★☆
AV出身の井口昇監督の超B級スプラッターアクション映画で、米国資本による逆輸入作品らしい。映画を観ればすぐ判るが、こんなにも残虐でグロイ映像では、日本ではスポンサーがつかないだろうな…。
指が切られ、腕も切られ、首を切断され、そしてマシンガンを叩き込まれて体が粉々になる。そしてシャワーの如く鮮血が飛び散るのだ。暴力と残酷描写の極みである。
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ストーリーは、復讐に燃える女子高生アミが、切り取られた左腕にマシンガンを装着して、不良学生やヤクザ達を次々に抹殺するという展開だ。まさにタランティーノの『キル・ビル』とロドリゲスの『プラネットテラー』の世界だ。そこに日本流のアレンジと捻りを加えた超パクリ作品と言えよう。
またかなり昔の映画で恐縮だが、『悪魔の毒毒モンスター東京へ行く』という米国映画で、安岡力也が魚屋の店頭で、まるで魚のようにズタズタと切り刻まれるシーンがあった。この気味の悪さがどことなく似ている気もする。荒唐無稽というよりデタラメで、やりたい放題なのだが、これだけ開き直られると逆に感心してしまうから不思議だ。
そして、スシ、天ぷら、ヤクザ、忍者、女子高生にルーズソックスなどなど、外人目線での偏った日本認識アイテムのオンパレードである。だが、それにしてもだ、とにかく超面白いのだから始末に負えないよね。
それから、この映画では女達が異常に強いし魅力的である。また彼女たちが装着する武器もなかなか凄まじい。主人公アミが腕にマシンガン、ミキの足にはチェーンソー、スミレの胸にはドリルブラジャーといった具合である。
ことに主人公アミを演じた八代みなせは、グラビアアイドルで映画初出演とは思えない迫力ある演技を見せてくれた。ドスの利いた発声とキモの座った目つきが素晴らしいね。また彼女の年齢が23歳だと知ってまたビックリ。女子高生役を演じても、全く違和感がなかったのは、童顔と演技力の賜物だろうか。これから注目したい女優である。
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