容疑者Xの献身
★★★★
原作者は東野圭吾さんで、この作品で第134回(2005年下半期)直木賞を受賞しているが、本作での受賞というよりは、それまでの実績が評価されての受賞だと思う。そもそも本作は、探偵ガリレオシリーズ第3弾ということで、シリーズものが嫌いな僕には興味の湧かない作品であった。
従って映画化されても観る気は起こらなかったのだが、ネットでの評判が異常に高いので、騙されたと思って映画館まで足を運んだわけである。それで余り期待せずに観たのが幸いしたのか、かなりポイントの高い作品に仕上がっていたように感じた。
ことにある意味狂気の石神哲哉を演じた堤真一の鬼気迫る演技と、花岡靖子を演じた松雪泰子の存在感には、きっと誰もが痺れてしまうことだろう。また短時間だが、靖子の元夫である富樫慎二役である長塚圭史の憎々しげな風貌と演技にも翻弄されてしまった。この人間のクズのような男がいたからこそ、この悲劇が起こったのであり、この作品のスパイスとしても重要な役回りなのである。
結局のところ極論すると、この三人でこの作品の大半を構築してしまったようなものである。チラシやクレジットでは、福山雅治と柴咲コウが主演の如く扱われているが、福山は単なる狂言回しであり、柴咲に至っては、原作でも登場していない人物であり、全く無用の長物或いは客寄せパンダ以外の何者でもない。
この作品のテーマと完成度からすると、この二人に頼らなくとも十分に見応えのある作品に仕上がっていたと思うのだが、あえてダメを押して客寄せにこの二人を起用したいかにもTV局製作という臭いが堪らなく嫌味に感じたのは、決して僕だけではないはずである。この「臭さ」がなければ満点をつけても良かっただけに、非常に残念な気分で一杯である。
もちろんストーリーとか、ラストのドンデン返しは凄いのだが、それ自体は映画というより原作の素晴らしさなので、映画の評価からは除外させてもらった。映画としての評価は、くどいようだがあくまでも、堤真一、松雪泰子、長塚圭史の演技と存在感に尽きると思う。
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» 『容疑者Xの献身』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「容疑者Xの献身」□監督 西谷 弘□脚本 福田 靖 □原作 東野圭吾(「容疑者Xの献身」文藝春秋刊) □キャスト 福山雅治、堤 真一、松雪泰子、金澤美穂、柴咲コウ、北村一輝、渡辺いっけい、真矢みき、ダンカン、長塚圭史、益岡徹、林 泰文 ■鑑賞日 10月5日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> 実に興味深い・・・。 映画版『容疑者Xの献身』の公開初日の4日(土)福山演じる天才物理学者・湯川学の大学時代を... [続きを読む]
受信: 2008年10月26日 (日) 22時44分
» 容疑者Xの献身 [迷宮映画館]
堤真一って、なかなかやるじゃん。うまかった。 [続きを読む]
受信: 2008年10月26日 (日) 22時46分
» 容疑者Xの献身 [花ごよみ]
原作は東野圭吾の小説。
本の方はすでに読んでいるので
ストーリーは分かっています。
どういう風に映画化されているのか
見届けたくて観に行きました。
石神が堤真一が演じる?
それを知ったときは、
あれっ、ちょっと石神のイメージと、
違っているのではないかと、
危惧していましたが、
映画を見てその不安は払拭されました。
うつむき加減の姿勢、
人生に疲れたような表情…。
とにかく、お見事!と拍手を送りたいほど
石神になりきっていました。
ストーカーのようなそぶりまでしての
献身的... [続きを読む]
受信: 2008年10月26日 (日) 22時49分
» 容疑者Xの献身 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
東野圭吾さんのガリレオシリーズ『探偵ガリレオ』『予知夢』『容疑者Xの献身』は読みました〜で、、、≪第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞≫を受賞し、『〜運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪〜』というキャッチコピーの元、涙なくしては読めない―という超人気作『容疑者X〜』ですが、、、私は少数派だったようで(汗)、イマイチ感動出来なかったのですが(滝汗)、映画は観てみようと思っていました〜というのも、TVドラマをほとんど見ない私ですが、フジテレビの『探偵ガリレオ』は4〜5話見たんですぅ〜で、、、面白いと... [続きを読む]
受信: 2008年10月26日 (日) 22時58分
» 容疑者Xの献身 [to Heart]
その謎を、愛そう。ガリレオが苦悩する、その謎とは?
製作年度 2008年
映時間 128分
脚本 福田靖
監督 西谷弘
原作 東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋社刊)
音楽 菅野祐悟/福山雅治
出演 福山雅治/柴咲コウ/北村一輝/松雪泰子/堤真一/ダンカン/長塚圭史/益岡徹/林泰文/渡辺いっけい
東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、第134回直木賞に輝いた同名小説を映画化。
{/book_mov/}ある日、男性の惨殺死体が発見される。やがて身元は、無職の富樫慎二と判明。死因は絞... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 01時07分
» ★「容疑者Xの献身」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の平日休みは、ららぽーと横浜の「TOHOシネマズ横浜」で3本まとめ鑑賞。
いよいよ6000マイル達成で、1ケ月無料パスを使いまくります。
本日の2本目は、フジテレビの人気ドラマシリーズ「ガリレオ」の映画化。
映画主演は確か初めての福山雅治と、ひらりん的にやっとツンデレ演技に慣れた柴崎コウの主演。... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 01時21分
» 劇場鑑賞「容疑者Xの献身」 [日々“是”精進!]
「容疑者Xの献身」を鑑賞してきました変わり者の物理学者、湯川学が難事件を解決する東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズを、福山雅治主演でTVドラマ化した「ガリレオ」の劇場版。今回の原作は、小説シリーズ中、初長編にして、第134回直木賞に輝いた同名小説。TV...... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 04時22分
» 容疑者Xの献身 [日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~]
東野圭吾の同名小説を映画化した作品です。原作は未読です。
天才物理学者、湯川教授が、唯一の天才と認めた数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人、花岡靖子に秘かに想いを寄せていました。ある日、靖子の別れた夫、冨樫が靖子のところを訪ねてきて、靖子の部屋で争う音が... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 06時38分
» 容疑者Xの献身 (2008) 128分 [極私的映画論+α]
原作、もう一度読み直します。 [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 07時18分
» 容疑者Xの献身 (福山雅治さん&堤真一さん) [yanajunのイラスト・まんが道]
◆福山雅治さん(のつもり)◆堤真一さん(のつもり)テレビドラマ『ガリレオ』の劇場版『容疑者Xの献身』に、福山雅治さんは湯川学 役で、堤真一さんは石神哲哉 役で出演しています。先日、仕事の合間をぬって、ようやく映画館に観に行くことができました。●導入部のあらすじと感想... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 09時46分
» 『容疑者Xの献身』 [ラムの大通り]
「そうか。そりゃ、そうだよな」
----ニャに、ぶつぶつ言ってるの?
「いや、この『容疑者Xの献身』って、
東野圭吾の原作だったんだなって。
なるほど、どんでん返しがあるわけだ」
----あっ、観るまで『容疑者Xの献体』と間違えていたヤツね(笑)。
「そうそう。
主演の福山雅治がまたまた白衣だったからね。
ちょっと病院のイメージが重なっちゃって…。
でも、観てみたらなるほどこれは『献身』的な愛の物語」
----確かこれってテレビの『ガリレオ』の劇場版なんでしょ?
帝都大学物理学助教授の湯川学が、
そ... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 13時01分
» 【容疑者Xの献身】 [日々のつぶやき]
監督:西谷弘
出演:福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子、北村一輝
原作は東野圭吾さんの同名小説、直木賞受賞作です。(原作の感想はこちら→☆
)
「天才物理学者湯川を頼って捜査協力にやってきた内海。顔をつぶされ手足の指紋を消された男の死体が見つか... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 16時27分
» 「容疑者Xの献身」みた。 [たいむのひとりごと]
TVシリーズは先日の一挙再放送を見直したが、原作は未読まま。高視聴率のドラマが当たり前のように映画化されるこの頃だが、「ガリレオ-容疑者Xの献身」というタイトルで無かったことは正解だったように思う。福... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 16時48分
» 映画「容疑者Xの献身」を観ました!!(2008-16) [馬球1964]
映画「容疑者Xの献身」を観ました!!2008年の第16作目です。 [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 20時35分
» 容疑者Xの献身(2008年) [勝手に映画評]
フジテレビで放映され、大ヒットした『ガリレオ』の映画化。って言うより、東野圭吾の探偵ガリレオシリーズの中の長編『容疑者Xの献身』の映画化と言った方が正しいんでしょうかね?
テレビの際も(元々原作には居なかった”内海薫”とか、”城ノ内桜子”とかの女性登場人物を除いては)、基本的に大体原作に沿った形での映像化でしたが、映画の場合にも、その方針は踏襲されています。まぁ、本であったなら、湯川・草薙の男と男のコンビでも良いかもしれませんが、映像になるとしたら、やっぱり花があったほうが見栄えはするわけで、そ... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 22時20分
» 容疑者Xの献身 [虎猫の気まぐれシネマ日記]
TVドラマの「探偵ガリレオ」シリーズは未見だ。しかし,原作である東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」は,話題作だったので一読している。(詳しいところは忘れてしまっていたが,愛する女性のために完全犯罪を実行した天才数学者の物語・・・ということは記憶していた。) 原作では,小太りでまったく冴えない男・・・と... [続きを読む]
受信: 2008年10月27日 (月) 22時41分
» 容疑者Xの献身 [そーれりぽーと]
テレビドラマ『ガリレオ』は、ちょうどジムと時間が被ってたので、テレビをつけるといつもクライマックスの時間帯。
なので、ほとんど種明かししか見てなかったドラマなのですが、その映画版『容疑者Xの献身』は、予告編を観る限りむちゃくちゃ面白そう。
ということで、とりあえず観てきました。
★★★★
イイ。
堤真一が相当イイ。
この映画、この役を違う人が演じてたらどう壊れていただろう。
原作は東野圭吾のベストセラーなのだそうで、それも物凄い本なのだそうで、そんなことには全く興味も無くて大変恐縮なんですが、テ... [続きを読む]
受信: 2008年10月28日 (火) 23時25分
» 容疑者Xの献身 [UkiUkiれいんぼーデイ]
JUGEMテーマ:映画
2008年10月4日 公開
いやいやいや、泣けるとは想定外でした!
まさにタイトルそのままの話しです。
彼の献身に涙。
申し訳ありませんがここからはネタバレをご了承ください
まずね、石神役の堤真一さんと、花岡靖子役の松雪泰子って・・・むかぁ〜し、付き合ってたんじゃなかったっけ。
だからね、ラストで靖子が「私たちだけ幸せになんてなれません!私も罪をつぐないます!」って泣き崩れて、それに対して石神が嗚咽... [続きを読む]
受信: 2008年10月29日 (水) 16時21分
» 容疑者Xの献身(祝100作目を達成) [別館ヒガシ日記]
容疑者Xの献身は14日9時半から劇場で鑑賞も
結論は俺も隣に引っ越して来たら絶対に止めるが
容疑者Xは祝100作目に相応しく大満足だね
内容は隣に住む親子が突発的に元ダンナを殺し
数学者の天才である石神が親子を助けた事から
悲しき石神VSガリレオの天才バ... [続きを読む]
受信: 2008年10月30日 (木) 20時12分
» 『容疑者Xの献身』@日劇 [映画な日々。読書な日々。]
天才物理学者・湯川教授が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子に淡い思いを抱いている。ある日、靖子の元夫・富樫が死体となって発見された。離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るって... [続きを読む]
受信: 2008年10月30日 (木) 23時08分
» 「容疑者Xの献身」完全犯行トリックの末にみた湯川が導き出した底辺×高さ÷愛の答え [オールマイティにコメンテート]
「容疑者Xの献身」は東野圭吾の物理学者湯川シリーズ「容疑者Xの献身」を映画化し2007年10月からフジテレビ月9で放送された「ガリレオ」の劇場版で天才物理学者湯川学が天才数学者石神哲哉の仕組んだ完全犯罪に対して物理学で謎を解いていく作品である。「ガリレオ」...... [続きを読む]
受信: 2008年11月 1日 (土) 00時55分
» 容疑者Xの献身 [ネタバレ映画館]
ありえない、わからない、おもしろい・・・ [続きを読む]
受信: 2008年11月 3日 (月) 04時32分
» 容疑者Xの献身、興収30億円越え。洋画は苦戦。 [映画を楽しむ]
興行ランキング4週連続1位の福山雅治主演『容疑者Xの献身』が、興行収入30億円を突破することがわかった。9月以降の公開作品としては初めてで、今年に入ってからでは14本目。内訳は邦画は10本、洋画は5本となる。昨年は30億円を超えた作品は17本。邦画が8本、洋画が...... [続きを読む]
受信: 2008年11月 7日 (金) 02時02分
» 容疑者Xの献身(映画) [読書と時折の旅 (風と雲の郷本館)]
ちょっと前に、東野圭吾による原作の方の記事を書いたが、3日の月曜日に、今話題の映画「容疑者Xの献身」を子どもと見に行ってきた。月曜日はメンズデーで、男性は1000円で入れるとのことで、ちょっと得した気分である。言うまでもなく、湯川准教授が持ち前の頭脳で、一...... [続きを読む]
受信: 2008年11月 8日 (土) 10時55分
» (映画)容疑者Xの献身 [ゼロから]
ガリレオФを見て面白かったので、映画も見てみました。「実に面白い。」この台詞そのままこの映画に当てはまります。 [続きを読む]
受信: 2008年11月12日 (水) 00時17分
» 容疑者Xの献身 [欧風]
昨日は、イオン下田に映画を観に行ってきました~。しかも1本だけ。1本だけで帰ってきたのはいつ以来だろう(^_^;)。
今回観たのは、「容疑者Xの献身」。テレビドラマの[続きを読む]
受信: 2008年11月21日 (金) 21時20分
コメント
福山大好きさん、文章をよく読んでね。
福山については「狂言回し」といっているだけであり、客寄せパンダとは言ってませんよ。柴咲コウが無用の長物で客寄せパンダだといっているのです。僕も福山は嫌いじゃないしね。(^^♪
投稿: ケント | 2008年11月22日 (土) 11時12分
客寄せパンダとは、失敬な
福山ファンを敵にまわしたな。
投稿: 福山大好き | 2008年11月21日 (金) 11時33分
masakoさんコメントありがとう
仰るとおり、柴崎コウは超いらないですね。(^_^;)。ホントにギャーギャーうるさかった。これがTVのイヤミですよね。
どうしても明るい花を添えたいのかな・・・
それにしても堤真一は、芸達者ですよね。
投稿: ケント | 2008年10月31日 (金) 09時08分
こんばんは。
この映画、評判いいですよね~。
でも私も原作の良さからくるもので、そして堤さんの演技はすばらしかったけど、原作の方がよかったな、と思ってしまって映画の評価はイマイチ気味になってしまいました。
投稿: masako | 2008年10月30日 (木) 23時07分
ななさんコメントありがとう
ななさんもそう感じましたか。
ポスターはTV局丸出しですね。やはり番組の宣伝がしたいのでしょうね。ちょっと嫌な感じです。
TVドラマは絶対観ないぞ・・・なんてね。(^_^;)
投稿: ケント | 2008年10月28日 (火) 12時58分
こんばんは!TBありがとうございました!
>福山は単なる狂言回しであり、柴咲に至っては、原作でも登場していない人物であり、全く無用の長物或いは客寄せパンダ以外の何者でもない・・・
これ,全く同感です!
主演は,というか,この映画に貢献しているのは
あくまでも堤さんと松雪さんだと思いますね。
だのにポスターは福山さんと柴崎さん・・・あれはないですよね~~。
投稿: なな | 2008年10月27日 (月) 22時39分
あげはさんコメントありがとう
僕と同意見の方がいらっしゃるとは、凄く嬉しいですね。三人の中でも、ことに堤真一が一番冴えていましたね。彼は現代の緒方拳になれますね。
投稿: ケント | 2008年10月27日 (月) 22時33分
引用させていただきますね
『映画としての評価は、くどいようだがあくまでも、堤真一、松雪泰子、長塚圭史の演技と存在感に尽きると思う。』
その通り!!
としか言えません
ただただ興味ある映画を観るだけの私ですが、初めから堤真一しか観ていませんでした
『ピュア』からの出逢いです
投稿: あげは | 2008年10月27日 (月) 18時59分
sakuraiさんコメントありがとう
堤真一はいろいろな役が出来ますよね。
貴重な俳優になりました。
一番油の乗り切っている時期なのかもしれません。
投稿: ケント | 2008年10月27日 (月) 08時49分
ほんと、TV局サイドの生臭さがなければ、もう数ポイント、点数アップするんですがね。
やっぱ、その辺はフジですね。
堤真一に演技に圧倒されました。
役者ってつくづく凄いと改めて思いました。
投稿: sakurai | 2008年10月26日 (日) 22時48分