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2008年6月15日 (日)

僕の彼女はサイボーグ

★★★★

 未来からやって来たサイボーグとへタレ男のラブストーリー。大人版の『どらえもん』といったところだろうか。
 だが決して馬鹿にしてはいけない。笑いあり、涙あり、ド派手なアクションとSFXあり、そして音楽も良い、まさに娯楽の殿堂、究極のエンタメ映画に仕上がっているのだ。

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 なんだ、なんだ!邦画でもここまで出来るじゃないか!と思わず唸ってしまった。また俳優も、SFXも、製作も日本人だが、監督だけが韓国人のクァク・ジェヨンという変り種の映画である。ということは、今まで優れたエンタメ邦画がなかったのは、全て監督のせいだという証明になるよね。
 『ゴジラ』、『デビルマン』、『あずみ』、『鉄人28号』、『少林少女』の監督たちは、この映画を観て大いに勉強してくれ給え。

 またこの映画の中で、主人公が故郷を訪れるシーンがあるが、これには思わず涙せずにはいられなかった。人は誰でも故郷があり、ノスタルジーを追い求める本能であろうか。
 知らぬ間に涙が溢れ出して、僕の心は熱くて熱くて堪らなかった。おばあちゃん、お母さん、そして故郷の町と、少年時代の友だちの姿が、僕の脳裏に津波の如く押し寄せてくる。だから、この過去のシーンだけは、全く別の映画を観ている感があったね。

 それにしてもサイボーグ役のはるかちゃんが可愛い!おじさんは、この映画を観るまで彼女の存在を知らなかった。女優というより、アイドル系という感もあるが、かなりアクションをこなせるようだね。
 近々上映される『女座頭市』が楽しみになってきた。きっと彼女は、この映画を手始めにして、大ブレイクするに違いない。いずれ、今のところ第二部で頓挫している『あずみ』も演じて欲しいなあ…。

 最後にタイムトラべルにつきものの、タイムパラドックスについて一言。はじめのうち、第1回目のタイムトラべルの意味が全く判らなかったが、終盤で見事に2回目との因果関係を解き明かしている。このあたりでも、僕の瞳は濡れっ放しだったよな。
 ところがラストシーンでの、3回目のタイムトラべルは、余計なお世話である。このあとの展開を、あえて描かないところは憎いが、もしハッピーなら未来への繋がりが消失する可能性が高いじゃないか!。そうすると現在の状況もなく、3回目のタイムトラべルもあり得ないことになる。
 それなら、はじめから無意味なラストシーンは不要だということになる。もしこのラストがなければ、満点を付けるつもりだっただけに、とても残念である。しかしそれにしても、素晴らしい映画であることには、変りがない。ホント、実はこんな邦画を一度観たかったんだよね!

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コメント

タイムトラベルの映画は大好きです♪
3回目のタイムトラベルに驚いたとき、なぜか『いま、会いにいきます』を思い出してしまったのですが、邦画も韓国映画もタイムトラベルと恋愛を結びつけるのが上手いですよね。
中には反則技を使ったりして、ダメなのもあるけど・・・

投稿: kossy | 2008年6月15日 (日) 13時47分

高評価ですね。
残念ながら私としては全く乗れず、冒頭から最後まで半ば白けて観ていました。
主人公のキャラクターや感情の流れに、リアリティが感じられなかったのが一番痛かったです。
この監督の「猟奇的な彼女」は大好きな作品なのですが、以降はどうも相性が悪い感じです。

投稿: ノラネコ | 2008年6月15日 (日) 23時26分

こんばんは~!
TBありがとうございました。

この映画の綾瀬はるかちゃん
可愛かったですね。
テレビドラマ、白夜行、鹿男、
特に鹿男のはるかちゃんもとっても
いい雰囲気でした。
次の『女座頭市』楽しみですね。

投稿: kazu | 2008年6月15日 (日) 23時52分

こんばんは♪
遅くなりましたが、TB&コメントありがとうございました!
私もケントさんと同意見で、こんなエンタメ邦画を待っていたという感じです〜。
まさに、ターミネーター&どらえもんが上手くアレンジできていて、充分に楽しませてもらいました♪

それにしても綾瀬はるかがアクションも出来るし、これだけ魅力的な女優だったとは驚きでした。
監督によってこれだけ役者の才能を引き出せるのかと、この映画を観て思いましたよ。
アクション・シーンも見応えがあったし、私も日本人の監督にはぜひ見習ってほしいものだと思いました。
いつか、日本人監督による面白いエンタメ邦画が観たいものです!

投稿: nyanco | 2008年6月17日 (火) 19時48分

ケントさん こんにちは♪
お邪魔するのが遅くなってしまいすみません。

この綾瀬はるかチャンはほんとに良かったですよね!!!
今までそんなに気にもかけなかった女優さんでしたが、これで一気に注目しちゃいました!
新作も期待できそうです♪
この後、三谷サンの『ザ・マジックアワー』でも彼女が出てましたが、やはりこちらが数倍良かったです。

私は残念ながら、このお話しに乗り切れなかったのですが"邦画"としては良く出来ていましたね。

あ、そうそう小出クンも良かったです(←付け足しみたいになっちゃって)

投稿: なぎさ | 2008年6月18日 (水) 09時02分

kossyさんコメントありがとう
『いま、会いにいきます』ですか・・・懐かしいですね。あの映画にはかなり感動しました。でも『いま、会いにいきます』のほうがタイムパラドックスだけとりあげれば、良く出来ていた気がしますね。

ノラネコ さんこんにちは
評価低いですね。ノラネコさんは荒唐無稽なものが余り好きではないようですね。
マンガ好きの僕は、こういう映画が大好きです。「猟奇的な彼女」は僕も大いに感動しましたよ。

投稿: ケント | 2008年6月18日 (水) 15時34分

kazuさんコメントありがとう
はるかちゃんの撮り方が凄く巧かったのですね。
女座頭市は、雰囲気が違う気がするけど、早くみたいですね。


nyancoさんコメントありがとう
nyancoさんとは、感想がぴったり同じですね。(^^♪
日本の監督は、つい真面目に考えてしまうので、思い切りのところで負けてしまうのでしょうか。


なぎささんこんにちは(^^♪
『ザ・マジックアワー』ですか、そちらも観たくなりました。情報ありがとう。
確かに小出くんは付け足し程度に良かったというのが本音でしょうね。なんとなく韓国人のような演技でしたね。

投稿: ケント | 2008年6月18日 (水) 15時40分

お返事遅れてスミマセン~!
ラストのどんでん返しにはおおぅ♪と思いましたが
同時にうぅん???とも思いましたよ~(笑)
初めの彼女の傍若無人ぶりはロボットだから「まぁ
しかたないかぁ・」と思ってたのに~(わはは)
私も漫画好きのせいか(笑)楽しめました~!!
はるなちゃんも小出君も魅力的でしたしね。
実物もすっごく可愛かったですよ~♪

投稿: くろねこ | 2008年6月30日 (月) 18時50分

くろねこさん、コメントありがとう
実物みたのですか。いいなぁ(^^♪
ラストの展開は、矛盾していますよね。
あれは余計ものです。はは。

投稿: ケント | 2008年6月30日 (月) 20時22分

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