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2008年6月26日 (木)

西の魔女が死んだ

★★★★

 長野の山奥に住む外人のおばあちゃんと、神経過敏症で登校拒否を続ける孫娘の共同生活が始まった。最初チラシを見たとき、てっきり洋画なのだと勘違いしていたが、純然たる邦画なのである。
 優しく冷静で淡々としているが、大らかで芯が強く、1人山奥で時給自足の生活を続けるおばあちゃん。長野の大自然に、一面野イチゴの畑がとてもよく似合う。

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 TVもなければ、インターネットも新聞もないし、洗濯機さえない。毎朝にわとり小屋から卵をとり、裏山に咲き誇る野イチゴの実を摘む。そして手づくりのジャムを作る。また足で洗濯物を踏み洗い、草の上にシーツを広げて干す。
 おばあちゃんの祖母は、魔女だったという。そしておばあちゃんの妹は、外国で占い師をやっているらしい。ということは、孫の「まい」も魔女になれるかもしれない。
 「まい」は魔女になりたくて、魔女になるための修行をすることになる。だがその修行とは、早寝早起きをして家事の手伝いする、という日常的な営みを実践することなのだった。
 この映画は多少ファンタジー仕立てではあるが、決して荒唐無稽な話ではなく、老女と孫娘のシンミリとした愛情を現実的に描いたという趣きがある。
 中盤までは、何事もなく祖母と孫娘「まい」の淡々とした田舎の生活が続く。それはあたかも、癒された「まい」の心の中を語っているかのようだった。ところがある事件を境に、また「まい」の心は凍結してゆくのだ。
 そして終盤の残酷な別れ方に、観客はきっとなんともいえない後味の悪さ感じることだろう。車を見送るおばあちゃんの、いかにも淋しそうな表情がなんともいえない。
 子供はやはり母親が一番好きだし、いつの時代にも残酷で、簡単に心変わりしてしまうものなのだ。ここで「まい」を責めても仕方がない。実は僕も小学校に入るまでは「おばあちゃん子」だったので、その気持ちがよく理解出来るのである。

 僕の父方の祖母も、死ぬまで一人で生活していた。やはり芯が強く働き者で、孫たちも決して甘やかさず、えこひいきもせず厳しく躾けられた。それでいて、もの知りで粋でいなせな江戸っ子風情を漂わせていた。
 こんな祖母と数年間二人で暮していたが、小学校に入学する段になり、父母の元に戻された。このときは、祖母と一生一緒に暮すのだと泣き晴らした記憶がある。
 それで父母と暮してからも、毎週土曜日になると、一人で電車を乗り継いで、祖母の家へ泊りに行ったものだ。それを小学三年生位まで続けていたが、やがていつの間にか祖母の家には行かなくなり、時々祖母が訪ねてきても余り喋らなかったような気がする。

 その後、父が若死したこともあり、だんだん祖母とは疎遠になり、僕が20才になったときに、肺炎をこじらせてあっという間に他界してしまった。いつも、僕の結婚式に出てから死にたいと言っていたという。
 もっとたびたび逢いに行けばよかった。いくら悔いても、もうどうにもならない。父のときも、母のときも同じだが、肉親のありがたみは、いつも死んでから判るのだ。人の世はいつも皮肉なものなのであろうか。
 この映画を観て、そうした僕の過去の記憶が怒涛の如く黄泉がえり、どうしても涙がとまらなくなってしまった。美しい田舎の風景や食卓を飾る美味しそうなサンドイッチなど、とにかく全編を通して哀愁を感じずにはいられない。いつまでも心に残る素晴らしい映画だと思う。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

nyancoさんコメントありがとう
やはり自分の環境と似たものがあると痛く感動しますよね。それにしてもサチ・パーカーってこの映画まで知らなかったけれど、穏やかな顔つきで上品な日本語もなかなか似合っていましたね。
昔、チョイ役でバック・トゥ・ザ・フューチャーに出演していましたよ。

投稿: ケント | 2008年7月 2日 (水) 21時49分

ケントさん、こんばんは♪
児童文学が原作ということで最初は期待していなかったのですが、思っていた以上にとても良い映画でした!
私の祖母も田舎で一人暮らしをしていたので、やはり重ねて見てしまったせいか、とても胸が切なくなりましたね。。
まいのおばあちゃんがとても素敵に描かれていて、サチ・パーカーの穏やかな優しい演技に、なんだかすごく癒されました♪

投稿: nyanco | 2008年7月 2日 (水) 20時26分

パピのママさんコメントありがとう
母親がしてやらなければいけない、日常の躾けを厳しく、時には優しく教えてくれる。
まさにその通りですよね。やはり視点が違いますね。現代のお母さんには手に負えないことが多いですね。
それにしても、パピのママさんもおばあちゃんだったなんて、以外ですね。気持ちが若いのでびっくりしました。

投稿: ケント | 2008年7月 1日 (火) 20時44分

hyoutan2005 さんこんばんは
皆さん自分の経験と照らし合わせて涙してしまうのでしょうね。製作者側には、とくに泣かせようとする意図は見えませんが、自然と涙が出てくる映画ですよね。たまに、こうした作品で心を洗うのもいいことだと思いました。

投稿: ケント | 2008年7月 1日 (火) 20時40分

悠雅さんコメントありがとう
どうしてライブドアがだめなのか、ニフティーに聞いて観たいですね。ライブドアのブログはかなり多いので不自由です。悠雅さんは、お孫さんがいるのですか。驚いたな。
ここ30年位はお金をあげるだけのおばあちゃんが激増しましたが、これからはおばあちゃんもそんなに裕福ではなくなり、またやりたいことが増えていますから、今までとは変わって来るのでしょうね。


投稿: ケント | 2008年7月 1日 (火) 20時38分

こんにちは、この映画は、ケントさんの思い出がいっぱい詰まっていたようですね。
今の時代は、このおばあさんのように田舎で一人暮らしをしている方が多いのでしょうね。
孫娘も登校拒否をして、おばあちゃんに預けられて「魔女修行」なんて名目で、母親がしてやらなければいけない、日常の躾けを厳しく、時には優しく教えてくれる。
私にも孫がおりますが^^;、来た時はつい大甘のおばあちゃんになってしまいます(笑)

投稿: パピのママ | 2008年7月 1日 (火) 15時24分

TBありがとうございました。
古いほうのブログにTBをいただきましたが、新しいブログからお返しさせていただきます。
とても素敵なお話でした。
自分のおばあちゃんのこととか、故郷とかを思い出させてくれる映画でしたね。
後半は自然に涙が流れて止まりませんでした。

投稿: hyoutan2005 | 2008年7月 1日 (火) 01時15分

ケントさん、こんばんは。
せっかく送ってくださったTBを受け取れなくてごめんなさい。
ブログ間の相性の悪さって、何年経っても必ずどこかにあるものですね。

このお話は、どうしても自分のおばあちゃんを思い出してしまいますね。
わたしは、思っていたより随分早く、孫娘ができたおかげで(まだ赤ちゃんですが)
自分の祖母を思いつつも、すっかり祖母目線で観ていた部分が多かったです。

残って見送る寂しさは、それはそれは、本当に言い様がないですが、
反面、その存在そのものが幸せだと感じられるのが、孫なのですから、
孫たちは、自分の世界で自分らしく生きてくれればいいのです。
それが、おばあちゃんの立場と愛情なのだと思います。

投稿: 悠雅 | 2008年6月30日 (月) 21時04分

hitoさんTB&コメントありがとう
ホント心温まるとは、この映画のことですよね。
自然、癒し、美味しい食べ物という点では、「めがね」とも合い通じるところがありますよね。
別れのシーンは、つらいものがありましたよね。

投稿: ケント | 2008年6月30日 (月) 12時56分

こんにちは!

心温まるいい映画でしたね。

おばあちゃんとの別れのシーンはその前あたりからも切なくて・・でもあのメッセージを残すことでまいがずっとその罪悪感を抱えないようにという思いやりだったのでしょうね。

ああいうシンプルな生活は身体も心も元気にしてくれるんだな~と改めて田舎のスローライフいいな~と思います。・・誰もが出来ることじゃないんですけどね。

投稿: hito | 2008年6月30日 (月) 12時43分

なぎささん、コメントありがとう
DVDまで待つのですか?
でも映画館で観たほうが、風景とかが素敵だと思いますよ。
家族や親族間の傷害事件が多発している現代が信じられません。殊に親子の問題は、ひとつ間違えると大変なことに発展してしまうようです。
そんなことのないよう、心の中では愛情をささげても、実際には付かず離れずの淡々とした関係が良いのかもしれませんね。

投稿: ケント | 2008年6月29日 (日) 20時40分

ケントさん こんにちは♪
これ観たいんですよぉ~。
でも多分DVD待ちになるかと思います。
ケントさんのレビューを拝見したらますます観たくなりました!

>肉親のありがたみは、いつも死んでから判るのだ。
ごもっともです!
私も父が4年前に他界してから実感しました。
親はいつも側にいてくれるものと思いがちですが、いつか別れはやってきますものね。
存命中は親孝行してた"つもり"でもいなくなれば後悔が先立ちます。
無償の愛を注いでくれるのは親しかいませんものね。

私もこの映画を観たら涙が止まらなくなるかもしれないです。

投稿: なぎさ | 2008年6月29日 (日) 15時40分

真紅さん、コメントありがとう
確かに、仰るとおり「人生は、いつも少しだけ間に合わない」まさに言い当てた言葉ですね。
自分はまだおじいちゃんになっていませんが、子供に対する親の愛情は判る気がしますね。

投稿: ケント | 2008年6月27日 (金) 15時04分

ケントさん、こんにちは。久々にTBが成功しました。
この映画、誰もが自分のおばあちゃんを思い出して涙してしまうと思います。
子どもが保護者から離れていくのは自然の摂理ですが、そのときの大人の寂しさは、自分がその立場にならないとわからないのかもしれないですね。
「人生は、いつも少しだけ間に合わない」そう思いながら観ていました。
ではでは、また来ます。

投稿: 真紅 | 2008年6月27日 (金) 13時47分

Dora さんコメントありがとう
Dora さんはブログはお持ちでないのでしょうか?
やはり、皆さんいろいろ経験があるのですね。後悔しても仕方ないのですが、やはりいつまでも心に刺さっていることもありますよね。
TDSへどうぞご主人と一緒に楽しまれてください。
きっと娘さんと行ったときとは異なる喜びを発見できるはずです。
これからも、時々遊びに来てくださいね。

投稿: ケント | 2008年6月27日 (金) 10時07分

はじめてコメントさせていただき
ます。

私にも同じような悔いがーーー。

当時婚約していた主人と
ある時から遠く離れて暮らしていた
祖母の家の近くまで行ったのに、
母から寄ってあげたら喜ぶよ、と
言われていたのにーーー
電話だけで済ませてしまいました。
「今度ゆっくり来るからね」と
言った言葉は実現せず、そのあと
祖母は亡くなってしまいました
久しぶりに祖母を思い出しました。


ディズニーシー、
一度、娘といったことがありますが
今度ケントさんの紹介を参考に
夫婦で言ってみようかな、と
思いました。
ありがとうございます

投稿: Dora | 2008年6月27日 (金) 00時28分

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