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2008年3月31日 (月)

きみがいた時間 ぼくのいく時間

 サブタイトルの「タイムトラべル・ロマンスの奇跡」が、この本の全てを物語っている。そう、梶尾真治のおはこともいえる、時間テーマの中・短編ラブファンタジー集である。
 書き下ろしの『きみがいた時間 ぼくのいく時間』をはじめ、『江里の"時"の時、『時の果の色彩』、そして処女作の『美亜へ贈る真珠』の四作が詰め込まれている。

     Kimi

 『きみがいた時間 ぼくのいく時間』は、著者の代表作『クロノス・ジョウンターの伝説』のサイドストーリーという趣きがある。主人公の里志は、事故で亡くなった妻の紘未を救うため、39年前にしか戻れないクロノス・スパイラルに乗る、という中編小説。
 『江里の"時"の時』は、異なる次元に住む男女の恋愛をリリカルに描く短編。また『時の果の色彩』は、タイムマシンを使って、過去に住む女性との恋を描くユニークなお話である。
 『美亜へ贈る真珠』については、処女作にふさわしい初々しいファンタジーロマンスで、すでに名作ファンタジーとして認知されている。
 また巻末には、著者と『劇団キャラメルボックス』の脚本・演出を手がけている成井豊との情熱対談が収められていて、これも梶尾ファンにはなかなか楽しい対談である。
 いずれにしても本書は、梶尾ファン必携の一冊と言ってよいだろう。是非ご一読あれ。

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コメント

ケントさん、こんにちわ^^
”タイムトラべル・ロマンスの奇跡”
何だかとっても、ワクワクするような素敵なサブタイトルですね~♪
これも是非読まなくては♪(笑)
タイムマシンを使って、過去に住む女性と恋を描く・・・
ちょっと聞いた事があるようなエピソードですけれど
面白そう☆
早速リストに加えておきます♪
応援ぽち!
また来ますネ(^^)ノ

投稿: tess | 2008年4月 1日 (火) 11時23分

Tessさんいつもありがとう
過去に住む女性との恋を描く・・・どこかで聞いたことがあるでしょう。「ニューヨークの恋人」の逆バージョンといったほうが判りやすいかもしれませんね。
ただラストの収束はなかなか見事でしたよ。
「タイムトラべル・ロマンス」って良い響きですよね。実はこのテーマが大好きなんです。

投稿: ケント | 2008年4月 1日 (火) 12時54分

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