べオウルフ 呪われし勇者
★★★☆
べオウルフは8世紀から9世紀にわたり、デンマークを舞台にして活躍した英雄の叙事詩であるという。
この映画でも、ヘラクレスのような超人パワーを持つ勇者べオウルフと、森の洞窟に潜む魔物との戦いを描いている。僕はまさにゲームの世界観を描いたような、こういうファンタジー映画が大好きなのである。
確かに魔物やドラゴンとの戦いは、凄まじく迫力満点だし、アンジェリーナ・ジョリー扮する「きらめく魔獣」との遭遇シーンには、心が踊らされた。
だがこれは実写ではなく、特殊処理を施したアニメーションなのだという。もちろん魔物たちはCGに決まっているが、人間たちも実写そっくりのアニメーションなのである。そう言われれば、王妃の顔などは『シュレック』に登場するお姫様に似ているよね。
ただ最初に出現する巨人グレンデルがグロテスク過ぎることや、勇者がスッポンポンで戦ったりする意味が、きちっと説明されないのがこの映画の欠陥であろう。だから品の悪い映画となり、女性の評価が著しく低くなるのだ。
もっとロマンチックな展開を織り込めたはずだし、ロード・オブ・ザ・リングのように大長編にして、魔物の苦悩なども描きながらゆったりと描けば大ヒットしたかもしれない。
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この記事へのトラックバック一覧です: べオウルフ 呪われし勇者:
» ベオウルフ 呪われし勇者 [そーれりぽーと]
ロバート・ゼメキス監督のフルCGアニメ映画第三弾は、これまでのアニメらしい映像から一転、実写に限りなく近い映像表現に挑んだファンタジー巨編の『ベオウルフ 呪われし勇者』。
不気味の谷が気になるところですが、とりあえずロバート・ゼメキス監督作は全部チェックしているし、キャストも豪華なので観てきました。
★★★★
いち早く実写映画にCGを取込んだロバート・ゼメキス監督。
CGアニメでは他に出遅れたものの、ここ数年の作品を観ていると、他とは違うアプローチで必死で巻き返しを図ろうとしているように感じる。
... [続きを読む]
受信: 2008年1月 6日 (日) 20時25分
» ベオウルフ 呪われし勇者 [ネタバレ映画館]
ベオウルフの股間を見事に隠すカメラワーク! [続きを読む]
受信: 2008年1月 6日 (日) 21時41分
» 「アンジェリーナ・ジョリー」についてのブログリンク集 [最新ブログをまとめて検索]
アンジェリーナ・ジョリー に関するブログのYahoo、Google、Goo、Livedoor検索による最新の口コミ情報をお届けします!… [続きを読む]
受信: 2008年1月 6日 (日) 21時47分
» 「ベオウルフ-呪われた勇者-」みた。 [たいむのひとりごと]
3Dではなく、普通のフィルム上映を鑑賞。フィルムでも十分立体感に溢れているわけで、目の焦点をスクリーンの先に合わせて見ると、3D上映モドキが楽しめた(字幕が読めなくなるので直ぐにやめたけど)。3Dでは... [続きを読む]
受信: 2008年1月 6日 (日) 22時29分
» ベオウルフ- 呪われし勇者-/ BEOWULF [我想一個人映画美的女人blog]
怪物が出てたりしてるみたいで ぜんぜんそそられなかったけど、
ゼメキス監督ということだけで観てきました〜!
え?コレって人もぜーんぶCGだったの?!
イギリス文学の「指輪物語」にも影響を与えたという歴史上最古の英雄叙事詩を、
『ポーラー・エクスプレス』でCGアニメーションは経験済みのロバート・ゼメキスが映画化。
『ポーラー・エクスプレス』は大好きなんだけどな、
もともと俳優たちの動きに、モーションキャプチャという手法でCGアニメーション化しているので顔もそっくり。
やっぱりCGの技術など... [続きを読む]
受信: 2008年1月 6日 (日) 22時36分
» ベオウルフ/呪われし勇者 [ルナのシネマ缶]
歴史上最古の
ファンタジーらしいのですが、
残念ながら原作は
読んでいないので、
ストーリーはよく知らないのですが
全編CGってのも凄そうだし、
なんとなく映像に引かれて
観にいきました。
舞台は6世紀のデンマーク、フローズガール王(アンソニー・ホプキンス)が
統治する国は、怪物グレンデル(クリスピン・グローバー)に悩まされていた。
そこへ、戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)が海を渡ってやってくる。
ベオウルフは、グレンデル撃退に成功するが、
グレンデルの母親(アンジェ... [続きを読む]
受信: 2008年1月 6日 (日) 23時47分
» 映画〜ベオウルフ/呪われし勇者 3−D [きららのきらきら生活]
☆公式サイト☆イギリス文学の「指輪物語」にも影響を与えたという歴史上最古の英雄叙事詩を、『ポーラー・エクスプレス』のロバート・ゼメキスが映画化。伝説的な英雄たちの時代を舞台に、最高の戦士ベオウルフの壮絶な戦いが展開する。6世紀のデンマーク。フローズガール王(アンソニー・ホプキンス)が盛大な宴を催す中に、醜く巨大な怪物グレンデル(クリスピン・グローバー)が姿を現した。人々を虐殺したグレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。これに応じた戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、見事グレンデル撃... [続きを読む]
受信: 2008年1月 7日 (月) 06時36分
» 「ベオウルフ/呪われし勇者」レビュー [映画レビュー トラックバックセンター]
映画「ベオウルフ/呪われし勇者」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、ロビン・ライト・ペン、アンジェリーナ・ジョリー、他 *監督:ロバート・ゼメキス 感想・評価・批評 等..... [続きを読む]
受信: 2008年1月 7日 (月) 07時33分
» ベオウルフ/呪われし勇者 [UkiUkiれいんぼーデイ]
JUGEMテーマ:映画
見えそうで見えないベオウルフの股間・・・((〃゛◇゛〃))デモ、ソンナノカンケーネェー
英国文学最古の英雄叙事詩。
言語学上にも貴重な文献だそうだ。
最新の映像テクノロジーと、最高のキャストで描いた英雄物語。
本来ならば私、この手のファンタジー的な作品は好きじゃない。
スルーしようかと思ったのですが、監督がロバート・ゼメキス!!!
キャストも、アンソニー・ホプキンスをはじめ興味を引く。
『ロード・オブ・ザ・リング』... [続きを読む]
受信: 2008年1月 7日 (月) 08時50分
» 映画「ベオウルフ-呪われし勇者-」 [日々のつぶやき]
監督:ロバート・ゼメキス
出演:レイ・ウィンストン、クリスビン・グローバー、ロビン・ライト・ペン、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンズ、ジョン・マルコヴィッチ
『ロード・オプ・ザ・リング』と『300』がひとつになった ー この壮大なファンタジ... [続きを読む]
受信: 2008年1月 7日 (月) 09時31分
» ベオウルフ/呪われし勇者 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
全編CG映像かぁ〜『ポーラ・エクスプレス』っぽいのかなぁ〜と、思いながら鑑賞へ―【story】507年、デンマーク。最高の戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、フローズガール国王(アンソニー・ホプキンス)の国を襲う忌まわしき怪物グレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。そのため、冷酷で魅惑的なグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りを買い、壮絶な戦いを繰り広げることになる―英雄ベオウルフの冒険を語る歴史上最古の叙事詩を、ロバート・ゼメキス監督がパフォーマンス・キャプチャー技術で映画化―... [続きを読む]
受信: 2008年1月 7日 (月) 09時41分
» ベオウルフ/呪われし勇者(映画館) [ひるめし。]
この誘惑が、世界をもてあそぶ。 [続きを読む]
受信: 2008年1月 7日 (月) 11時31分
» 映画 【ベオウルフ 呪われし勇者】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「ベオウルフ 呪われし勇者」
歴史上最古の英雄叙事詩をロバート・ゼメキス監督が映画化。
おはなし:伝説的な英雄の時代、気高き戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は町を襲う怪物グレンデルを撃退する。さらにグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)を退治しに行ったベオウルフは彼女と契約を交わすことになる。
映画が始まった途端にチラッと後悔が頭をよぎりました。パフォーマンス・キャプチャーの映像の質感が自分の好みに合わないかもしれないと思ったからです。ところが、デンマーク王役のアンソニー... [続きを読む]
受信: 2008年1月 8日 (火) 18時53分
» ベオウルフー呪われし勇者ー [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
世界を巻き込む“呪いの連鎖”は、一人の女の誘惑から始る。「私があの女を殺しましょう」
呪われた王国へ、男は海の向こうからやって来た。どんな戦士も敵わなかった怪物グレンデルを倒し、名を馳せるために。鎧も武器も要らない。相手が素手なら、こちらも生身で戦うま...... [続きを読む]
受信: 2008年1月 9日 (水) 00時53分
» ベオウルフ/呪われし勇者 観てきました [よしなしごと]
今回はベオウルフ/呪われし勇者を観てきました。いつも行く映画館ではこの映画を上映しているシアターは広いだけで音響良くないし、椅子が狭いし・・・。でも自由席で広いので後ろに人が座る可能性はほとんどなく、椅子を蹴られる心配もないので、映画の世界に没頭はできますが。... [続きを読む]
受信: 2008年1月11日 (金) 03時11分
» 映画「ベオウルフ/呪われし勇者」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Beowulf
いかにも本物っぽくないものがいっぱい登場してくる・・だけどいつのまにかすっかりそのデジタルシネマの、英国文学最古の英雄叙事詩の、世界に浸れる・・
ここは6世紀のデンマーク、老国王フローズガール(アンソニー・ホプキンス)が王妃ウィールソウ(ロ... [続きを読む]
受信: 2008年1月23日 (水) 00時47分
コメント
ミチさんこんばんは
やはり女性には余り肌が合わないようですね。
僕は3Dで上映しているとは露知らず、2Dで観てしまったのですが、もし3Dで観たらと思うと残念で溜まりません。
投稿: ケント | 2008年1月 8日 (火) 20時49分
ケントさん、こんにちは♪
新しい映像といわれれば見てみたくなるのは映画ファンの常ですが、このような有名俳優のCG映画というのはもうあまり需要が無いかもしれませんね。
やはり肌の質感がいまひとつ好みに合いませんでした(汗)
でも、物語としては面白かったです。
投稿: ミチ | 2008年1月 8日 (火) 18時55分
由香さんコメントありがとう
神話的なお話が大好きですか。ということはファンタジーも好きですよね。僕と同じですね。
僕はあの映像が嫌いではありませんが、やはり表情の変化がないのだけは気になりました。
nonさんこんにちは、いまだにあのスッポンポンの意味は誰も判らないようです。製作者のちょっとしたいたずら心なんでしょうかね。それにしては莫大な損失になりましたよね。
投稿: ケント | 2008年1月 7日 (月) 12時47分
きららさんこんにちは、やはり笑えましたか。それにしてもあのスッポンポンには、ただただ笑うしかありませんね。
なぎささんありがとう。あれは3Dだったのですか。銀座で観たけれど、まったく立体画像はありませんでした。劇場によって違うのですかね。
hitoさんコメントありがとう。いまのところは、どんなに巧く創っても、CGでは細かい表情の変化を創れませんね。でもやがてはそれも可能になるかもしれませんね。技術の進歩は早いですからね。
投稿: ケント | 2008年1月 7日 (月) 12時43分
たいむさんコメントありがとう
そうなんです。創り方によってはロード・オブ・ザ・リングのような作品になっていたと思うと残念というか、勿体ないですよね。
mig さんコメントありがとう。女性にはトゲトゲしくて下品な作品に写ったことでしょうね。
ルナ さんありがとう
確かに、CG化で精悍な勇者に修正していましたが、やはりおじさんはおじさんですね。ロード・オブ・ザ・リングのように若者を主人公にしないと、若い人はつまらないでしょうね。おじさんとしては、ちょっと悲しいけどね・・・
投稿: ケント | 2008年1月 7日 (月) 12時38分
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました。
この作品に品がなかったというのは、本当に同感です。
特にあのモンスターと、主演の真っ裸はいただけなかったですねぇ・・・(汗)
投稿: non | 2008年1月 7日 (月) 10時41分
こんにちは!
TB&コメントありがとうございました♪
神話的なお話が大好きなので、物語は楽しめたのですが、あの映像は最後まで馴染めませんでした。
どうしても不自然に思えてしまって・・・せめて役者さんの顔の表情くらいは実写で観たかった気がします。
投稿: 由香 | 2008年1月 7日 (月) 09時51分
こんにちは~
戦闘シーンの迫力はさすがCGでしたね~圧倒されました。
そうなんですよね、何故全裸??っていうのが・・どうも納得いかず、無意味な全裸でした~
顔もCGっていうのが、まるで「シュレック」で残念なところ。表情があまりにも乏しくなってしまって・・フルCGではなく、使い分ければもっとよりリアルで楽しめたような気がします。
投稿: hito | 2008年1月 7日 (月) 09時40分
ケントさん おはようございます♪
まだまだ日本では"3D"で観れる劇場が少ないというのに、これはそれだったんですよねぇ。
なんでも"3D"と言えば、あの赤と青のめがねをかけて・・・というのが常識でしたが、そのめがねも不要で鑑賞できるような工夫がされていたのだとか。
そういう映像面に頼り過ぎたのか、ストーリー的にはイマイチ説明不足というような描写もありましたね。
投稿: なぎさ | 2008年1月 7日 (月) 08時55分
こんにちはー☆
確かに、、、なんでわざわざ服脱ぐのかわかりませんでしたー。
笑えました。
それでも3Dでの鑑賞は楽しかったです♪
投稿: きらら | 2008年1月 7日 (月) 06時39分
女性の評判がいまひとつなのは、やはり勇者ベオウルフが
おじさん!だったからというのもあるかも!(~_~;)
やっぱり勇者は、カッコ良くないと・・・・(笑)
若い頃からおじさんじゃあね〜。
でも、ドラゴンはなかなかイケてました!
投稿: ルナ | 2008年1月 6日 (日) 23時46分
ケントさん、こんばんは♪
TBコメントありがとうございますー☆
楽しめた人も多いみたいだけど、わたしは今イチノレませんでした〜、、、、
ほんと今のCGの技術はすごいですよね〜。^^
投稿: mig | 2008年1月 6日 (日) 22時35分
すっぽんぽんの意味、わかりでしたねー。
面白くて興味深いファンタジーなのに、大作には一歩届かないのは勿体無かったですね。
投稿: たいむ | 2008年1月 6日 (日) 22時31分