通勤地獄 怖い女
満員電車でちょっと体が触れても、すぐ振り返って、凄い形相で睨んでくる女性が、時々いるんです。睨むだけならともかく、ヒジを曲げてひとの体にゴリゴリ押しつけたり、体中を鎧のようにガチガチにして、激しくイヤイヤするように体を震わせるのです。
「なんだよ、こら!俺だって押されているんだから、しかたないだろ!お前一人の専用車両じゃないのだぞ!」と怒鳴りつけたいところですが、痴漢と勘違いされても困るので、こちらも静かに睨み返して、あとは無視することにしています。
このたぐいの女性は、かつて車内でかなり嫌な経験をしたのか、それとも自意識過剰なのか、はたまたいつでもどこでもこういう態度なのでしょうか。
それから端のほうのつり革につかまっていると、後ろから腕をこじ入れて無理やり隅の支柱につかまる女性がいます。そして人を車両の奥に押しやろうとするのです。私のほうも押されたら、つり革の前からどかなければならない。
だから私も必死で踏ん張ってみるのですが、女性でも凄い腕力でグリグリと私を押しのけてくるのです。彼女の腕が肋骨に食い込んでくる。
「何するんだ!いつまでもしがみついてるんじゃない。この腕が痛いんだよ!」と怒鳴りつけたいのですが、仕返しに「痴漢です!」などと嘘の発言をされても困るので、おとなしく我慢しているしかないのであります。
そのうち私のほうが奥に弾き飛ばされて、つり革の前の席は彼女のものになってしまった。トホホホな情けなや。いずれにしても、怖い女性は疲れますよね。
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