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2007年12月27日 (木)

茶々

★★★

 NHK大河ドラマの総集編を観ているような映画だった。淀君の波乱万丈な生涯を、2時間のドラマに圧縮するのだから無理が出る。
 中盤までの見所は、豪華絢爛なセットとCGの戦国絵巻物だけ・・・。そして切り貼りしたような展開に眠くなってしまった。

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 いっそ聚楽第で秀吉と会うまでの話は、省略しても良かったかもしれない。誰でも知っている歴史を、真面目に挿入し過ぎた感があるね。
 それでも終盤に近づくにつれて、だんだんスクリーンに心が惹き込まれてくるのだ。ことに落城寸前の大坂城で、成長した干姫と実母の小督との会見シーンには胸が熱くなってしまった。
 これまで淀君は、わがままな悪女としてのイメージが強かったが、本作では戦乱の世に咲いた、当代稀な女傑として描かれている。主演は元宝塚で男役をしていた和央ようか。秀吉に渡部篤郎、家康に中村獅童を揃えた異色のメンバーである。
 ただ和央ようかの顔はやはり男役向であり、秀吉がメロメロになったほどの色香は感じられない。だが一方で男以上に強い女を演じるという矛盾の人物だから、仕方がないのだろうか・・・。
 それから、あの子役は和央ようかにそっくりだったな。ことに「人を刺すような目付き」は、そのまま和央ようかにも引き継がれたよね。きっとあの目こそが、『茶々』そのものなのかもしれない。  

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コメント


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投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2007年12月29日 (土) 02時14分

ケントさん、こんばんは!

和央さんは凛としていましたが(武者姿はカッコ良かった)、やはり男役っぽかったですね。
まだ女性役は慣れないのかな。
それにしても子役の子はそっくりでしたねー。

投稿: はらやん | 2008年1月 3日 (木) 22時30分

はらやんさんコメントありがとう
和央さんの顔は、男好きする顔ではなく、女好きする顔なのかも・・(^_^;)
ほんとに子役の子も和央さんが演じているのかと錯覚したくらいです。

投稿: ケント | 2008年1月 4日 (金) 23時58分

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