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2007年12月 2日 (日)

青空のルーレット

★★★☆

 東京には夢が落ちているという。だが夢の数より、夢を追う人々の数のほうが圧倒的に多い。
 それは誰もが知っている単純明快な方程式である。だから東京の澱んだ川に夢を捨ててゆく。その怨念が川に溢れ、東京の川はますます汚れてゆくのだ。

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著者:辻内 智貴
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 やがて臆病な人々は、初めから夢など持とうとしなくなり、望みもしないサラリーマン生活に埋没してしまう。
 夢のある大都会。しかしその多く夢が屍となって彷徨う悲しい街・・。そこに生まれるのは、無表情で冷たいコンクリートジャングルばかり。
 汚れきった川や海は、蓋をされ埋め立てられて息も出来ないが、まだわずかに青空だけは残されている。だがこの青空さえも、やがてはコンクリートと鉄筋で覆い尽くされてしまうのだろうか。
 そんな東京において、いまだに夢を追いつづける人々が残っているのは嬉しい限りである。先日も自主製作映画を創り続ける若者たちの作品を観たばかりだが、なんと爽やかで気分が良くなることか。

     Ao

 この映画でも作家を目指す者、ミュージシャンを目指す者、マンガ家を目指す者たちなど、まだ夢のかけらを放さない人々がテーマになっている。
 ストーリー展開やカメラワークに未熟なところがみられる作品だが、「夢を追いかけることの素晴しさ」を再認識させてくれる、という意味では心温まる映画であった。
 この映画を観て、ただ「青臭い」としか感じられなかった人は、この悲しくなった大都会に汚染されてしまった犠牲者なのかもしれないね。僕もその一人であったが、死ぬまでに一度は本当の夢を追いかけてみたいものだ。

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