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2007年11月23日 (金)

奥秩父紅葉狩りの旅

 秩父方面へ来るのは数10年振りである。当時、年末年始を田舎で過ごそうと、秩父鉄道の終点からひとつ手前の白久という駅で降り、『鹿の湯』というランプの宿に泊った記憶がある。
 もうこの鹿の湯は廃湯になっているが、このあたりの地名を聞くだけで、懐かしさがこみあげてくる。今回は白久の手前の武州日野にある『白雲荘』という宿に泊ることにしたこの宿は部屋数が10室と小じんまりしているが、小綺麗で渋味の香る佇まいが嬉しい。

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 また小じんまりしているからこそ、料理も美味しいのだ。ぼたん鍋を期待したのだが、最近は鴨鍋に変更してしまったのが残念である。

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 部屋の造りは、それぞれ特長があり、何回来ても楽しめるようになっているそうだ。私の泊った部屋は和洋折衷で、吹き抜け天井仕様に古い家具がよく似合う。

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 また全室に露天風呂が付いているのだが、これが雰囲気抜群で、かなり豪華なのだ。庭を含めると、風呂場の広さは、居室以上なのだから贅沢だよね。
 これでほとんどの部屋の宿泊料が、2万円末満なので二度びっくり。出来れば連泊して、ゆったりと露天風呂で寛ぎたいところである。
 秩父の温泉は穴場かもしれない。ここ以外にも、秩父七湯といわれる温泉が点在し、『秘湯を守る会』に加入している宿も数軒ある。
 また秩父の夜祭り、長瀞、紅葉、きのこ狩りなどの見所・遊び所も多い。それで東京から近いうえに、小綺麗で雰囲気の良い格安料金の宿が多いから嬉しいのだ。
 なんだか宿の宣伝マンのようになってしまったので、話題を変えることにしよう。次は長瀞のラインの話である。

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 小さな木舟に乗客が20名。船頭が前後に1人ずつ乗って船を操る。前方で舵をとるのがべテランで、後方はガイド役を兼ねた新人という組合わせ。この組合わせは、1年間変らず続くという。だから息が合うのだろうか。
 船下りコースは二つに分かれる。上長瀞から長瀞までのAコースと長瀞から終点野上までのBコースがある。それぞれ約3Kmの行程で、通しのCコースというのもありだ。

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 長瀞の語源は、長くトロトロとした流れが続くところからきているという。だから流れはゆったりとしていて優雅である。だが水量が増えると、一部の場所が急流となり水しぶきがかかるという。
 私が乗ったBコースでは、ギリギリ少な目の水量のため、船はそれこそトロトロで、恐怖感は全く湧かなかった。それにしても舟下りをしながらの、奇岩と紅葉見物は楽しいよね。
 船は川の流れに乗って進むだけなので、上流には漕ぎ戻すことが出来ない。それで人間はマイクロバスに乗り、船は数隻まとめてトラックで運ぶのだ。クレーンで船を吊り上げて、
トラックに載せている様子を観れば、あっと驚くため五郎であろう。

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 これで船賃は、AコースもBコースも約1500円。高いか安いかは、その人の価値観によるが、次はAコースを下ってみたいね。
 さて昼食どきは、ソバ屋に行列が出来る。秩父のソバはこしがあってなかなか旨い。だが歯ごたえのある「みそ田楽」はもっと美味しかったな。
 次は
紅葉の名所中津峡。黄色・赤・オレンヂに染まった渓流沿いをゆっくりとドライブするのも楽しいし、目の保養になる。行けども行けども景観が続くので、かなり奥地まで走り込んでしまった。
 するとだんだん紅葉も少なくなり道も狭くなってくる。そのうえ道路が半分陥没しているではないか。ここでこの先を進むのを諦めて、来た道をそのまま戻ることにした。

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 トンネルを越えたところに、行きに観た茶店があったので、そこでしし鍋を食って一服つける。おっとその時、草むらから大きな猪が出現!

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 と思ったら、なあ~んだ剥製じゃないか。それにしても驚かせるなってば。
 さて次は三峰神社へ行こうと、ロープウェイ乗り場に行ったら、ただいま運行休止中だという。この絶好の行楽季節に休止とは不届きな野郎だ。
 あとで判ったのだが、ロープウェイは休止ではなく、廃止になったのだった。その理由は、古くなったロープウェイの支柱が金属疲労を起こしていて、その補修に約10億円かかるからだという。
 実は山頂迄の道路が開通してから、ロープウェイの利用者がピーク時の約20%程度に激減し、補修したところでその費用を回収する見込が立たないらしい。無理にその費用を捻出すると、運営母体の秩父鉄道の存続まで危ぶまれるというのだ。
 そんなわけでロープウェイには乗れずじまい。それで山道をぐるりと回わり、車1台しか通れない小さなトンネルと秩父ダムの上を通って三峰山頂へ向かった。
 ダムを抜けると、急に道幅が広く綺麗に舗装された道路が続く。それに山頂には、りっぱな駐車場が作られているではないか。
 ただこんな山奥で駐車料金500円は少し高いかな。しかし先程の新しい道路の通行料だと思えばこんなものかもしれないね。
 三峰神社に行くには、さらにここから約15分山道を歩かなくてはならない。それにしても、よくこんなところに神社を建てたものだと感心してしまう。

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 とにかく立派な神社だった。最近建て替えた本堂も凄いが、日本武尊の石像も立派なものだ。なぜかその脇に極真空手の故大山倍達総裁の石碑が建っていた。

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 極真空手がこの神社の有力スポンサーなのだろうか。いずれにしても大枚を叩いてくれるスポンサーがいなければ、こんな立派な神社は建たないはずである。
 帰りは道の駅に立ち寄って、地元の野菜やそばなどを買った。その入口に、「最近山合いに熊が出没するので注意!」という立て看板を見つけてどきっとしたねえ~。
 いつの間にか薄暗くなってしまい、走ったことのない正丸トンネルを越える勇気がない。しかたなく大渋滞の秩父市内を抜けて、行きに降りた花園インターに向かった。

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コメント

いつも拝見しています。
秩父が話題だったので、数日前知り合いが行ってきたと話をしていたばかりでした。
私若い頃毎月車で正丸峠の方に行っていたので懐かしかったです。
帰り正丸トンネル通らないで正解でした、飯能の方少し道が解りずらく、朝行くときに通ると近く感じるかも知れません。圏央道からになりますが。
三峯のダムのトンネル狭いですよね。
又是非、川越もお勧めです。

投稿: v740gle | 2007年11月25日 (日) 18時13分

v740gleさんコメントありがとう
正丸トンネル行かなくて正解でしたか。
また道は狭いのでしょうか?あと明かりは灯っているのですか?
川越の小江戸を訪れたいといつも思っていました。今度行ってみますね。
いつもブログ見て頂きありがとうございます。

投稿: ケント | 2007年11月25日 (日) 19時38分

正丸トンネルは綺麗で広いです。
その前後の道も綺麗になり昔の面影はありませんが、
圏央道迄の道が普通の市街地を通り解りずらいので、
昼閒の明るいとき通った方がお勧めです。
多分こちらの方が空いていると思います。是非次は行きに利用してみてください。
暗くなると目標物が解りずらいですから。

川越はこちらのブログがお勧めです。
「川越スケッチブックR254に進路を取れ」
さんのが写真が見やすくお勧めです。

http://blogs.yahoo.co.jp/maki57562000/folder/888286.html

投稿: v740gle | 2007年11月25日 (日) 20時06分

v740gleさんこんにちは
いろいろありがとう
今度正丸トンネルを抜けてみますね。
「川越スケッチブックR254に進路を取れ」の写真凄いですね。参考になりました。

投稿: ケント | 2007年11月26日 (月) 09時40分

是非天気の良い日に川越にいらしてください。
無料の駐車場がないので、
電車がお勧めです。
川越市の公式ホームページです。
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1000000000102

本お好きでしたね。
今度ちくま日文が文庫で販売されることになりました。
昔ここの関連会社で働いて、この本を扱っていました。
是非お勧めします。
本は好きずきがありますので、是非本屋さんで立ち読みして気に入りましたら、読んでみてください。
http://www.chikumashobo.co.jp/special/nihonbungaku/lineup/index.html#no3

投稿: v740gle | 2007年11月28日 (水) 23時06分

v740gleさん。
いつもいろいろな情報ありがとう
ちくま日文の文庫判面白いですね。
参考になりました。

投稿: ケント | 2007年11月29日 (木) 20時47分

鹿の湯で検索してまいりました。
所沢在住のshimaです。
お泊りになったことがあるのですね。
なぜ鹿の湯を検索したかと申しますと、
昭和60年に発行された山口瞳氏の
温泉へ行こう という旅行エッセイ集に
鹿の湯へ山口氏が宿泊したときの写真及び体験談が載っているからです。

新潮文庫になっております。
ケントさんのように、幅広く映画・読書を楽しまれている方には、一度お暇があればよんでいただいても面白いかもしれません。
お勧めしておきます。

当然、山口氏も亡くなり、内容も、バブル期の日本を懐かしく感じるような、現在の旅行ガイドとしては全く使えない内容です。
でも、昭和の終わりの雰囲気を強く感じさせちょっとタイムトリップです。

では、これからも良いたびを。

投稿: shima | 2009年11月19日 (木) 13時01分

shimaさんはじめまして。コメントありがとうございました。
鹿の湯は、廃屋探検をテーマにしたHPに写真が載っていますね。あの渡り廊下がすごく懐かしいですね。
山口瞳氏の「温泉へ行こう」ですか、古本屋を探して見ましょう。もう一度懐かしい気分になりたいですから。

投稿: ケント | 2009年11月19日 (木) 22時24分

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