犬神
体の中から強力な刃物が飛び出して、人間をバサッバサッと切リ刻んでゆく犬(実は狼)たち。媒体は狼が中心となっているが、この展開は岩明均の『寄生獣』と似ている、というより『寄生獣』そのものである。
さらにクラスメートの女の子との関係までも似ているよね。だからと言って、『寄生獣』のパクリとは言わないが、かなり影響を受けていることは確かだろう。
犬神 (7) (講談社漫画文庫) 著者:外薗 昌也 |
もちろん狼との友情とか、日本神話の世界観を絡めた展開など、『寄生獣』よりは論理的な展開が深くなっていることも見逃せない。また全14巻という構成も長過ぎず短か過ぎずでちょうど良いね。
ただ由梨子が巨大化してゆく辺りから、急にストーリーのテンポが狂ってしまったような気がする。また人間が簡単に死に過ぎるし、登場人物が限定的である。
もしかすると私のレべルが低過ぎて、急展開について行けなくなったのかもしれない。しかしながら絵は綺麗だし、全搬的にとても楽しく読ませてもらったと思う。
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