ドラゴン桜
ご存知の通り、TVドラマにもなった超人気マンガである。作者の三田紀房は、この作品で一気に有名マンガ家の仲間入りをしてしまった。
東大受験だけに特化し、受験のノウハウや薀蓄をマンガ化したのが良かったのだろう。そのため若者だけではなく、普段はマンガを蔑視している教育ママ達にも受けたようだ。
ドラゴン桜 (8) (モーニングKC (1442)) 著者:三田 紀房 |
確かに常識を覆すような、逆転の発想的な受験テクニックが面白く、数巻は貪るように読破してしまうだろう。主人公の桜木建二に飽きる頃、タイミング良く、数学の柳、英語の川ロ、国語の芥山、理科の阿院などの「受験プロフェッショナル講師」が、続々と登場してくる。
ただこのマンガに登場する女性の顔がほとんど変わらないこと、受験以外のサイドストーリーがほとんどないことなどから、だんだん飽きてくるだろう。人気マンガの宿命で、必要以上に引き延ばした罰であろうか。
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