エンロン
★★★★
サブタイトルは、『巨大企業はいかにして崩壊したのか?』であり、全米第7位だった世界的超大企業が、なぜ46日間で崩壊したのかを描いたドキュメンタリーである。
この作品を観ると、エンロンというのは企業というよりも、まるでマフィアの組織じゃないかと感じてしまうだろう。電気料金を吊り上げるために、カルフォルニアで故意に停電を起こしたり、送電線の周辺に放火したりと、もうやりたい放題なのだ。また自社の株価を高騰させるための粉飾や恫喝などなど、ヤクザ顔負けの無法ぶりで塗りつぶされている。
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エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? デラックス版 販売元:ジェネオン エンタテインメント |
もちろんエンロンの幹部達が一番悪いのは動かないが、この企業に関与していた監査法人、弁護士事務所、銀行や証券会社も同罪である。さらにアナリストやマスコミ、政治家に至るまでが、グルになってこの悪徳企業を支援していたではないか・・。
そもそも本来公共事業であるベきガス業界の規制緩和が事の初まりであり、小豆の商品相場じゃあるまいし、ガス取引をデリバティブ化する事自体が異常である。
それよりも何よりもアメリカという国は、銃とマネーに汚染され尽くされている「悲しい国」であることを再認識せざるを得ない。極論すれば、マネーを稼ぐことだけが人の生きる目的であり、マネーのためには何をしても許されるという価値観。エンロンはこうしたポリシーで運営され、多くの人々がそれを指示していた実態こそ恐ろしいのである。
さらに悲惨なことは、日本がこの「悲しい国」に追従しているという、情けない事実そのものなのだ。
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コメント
MANAMIさんこんにちは
米国はマネーと暴力の国に成り下がっていましたね。もともとは悪い人たちではなかったのに、やはり他民族を抱えるということは難しいのでしょうか。
投稿: ケント | 2007年6月15日 (金) 13時54分
トラバありがとうでしたっ♪
投稿: めるぎぶそん | 2007年6月13日 (水) 22時14分
TBありがとうございます。
まさに、「マネーゲーム」でしたね。それも、相当にアンフェアな。お金がお金を有無というのも、本来、変なことなのでしょうけど、世の中の感覚が変な方向に行っているからこそ、起こった事件なのでしょうね。
投稿: MANAMI | 2007年6月13日 (水) 20時24分