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2007年5月25日 (金)

バベル

★★★☆

 バべルの塔を建てて、神に挑戦した浅はかな人間達。ゆえに神の怒りを買って、言葉の壁という罰を受ける。この旧約聖書創生記に記されている伝説がモチーフとなっている作品である。

         Scan10227

  モロッコの少年が面白半分に撃った銃を巡って、モロッコ、メキシコ(アメリカ)、日本で三つのストーリーがパラレルに進行してゆく。そしてラストには、この三つのストーリーが見事に融合し、一つのテーマに集約されるのだ。
 また些細な悪事とタカを括ってはいけない。それが思わぬ大事件に発展することがあるのだ。そうした教訓というか、警告のようなメッセージを全身にピリピリと感じた。
 三つのストーリーが時間を前後しながら進んでゆくが、モロッコ編が一番出来が良く感動的である。ことにガイドの青年が重傷者を自分の村に案内し、最後まで付き添っていたシーンが心の琴線に触れた。
 そしてかなり奉仕したにも拘わらず、青年が謝礼を固辞したとき、思わず涙ぐんでしまったね。文明人達は、辺鄙で怪しい雰囲気の村に恐れおののいていたが、村の人々のほうが余程人間味に溢れているじゃないか。
 いっぽう日本編には、余り脈絡や必然性を感じなかった。なぜ日本でないといけないのか、そもそもアフリカにハンティングに行く日本人なんて稀ではないのか。アメリカ人のハンターにしたほうが、現実的であり、且つ全体のバランスが向上したと思う。つまりテロの襲撃だと大騒ぎしたら、実はアメリカ人が残した銃が原因だったという、シニカルな展開のほうが、この作品に厚みを持たせたに違いない。
 日本を選んだのは、商業主義的な理由なのであろう。また菊地凛子扮する聾唖女子高生の出番も長過ぎる。その割には、彼女の家庭やら心理的背景が、ほとんど描かれていないのも不満である。
 言葉の壁や差別ということで、聾唖の役柄を押しつけたのかもしれないが、エキセントリックで、極端過ぎる演出ではなかったか。もしかすると、この『バべル』という堅いテーマを凛子のへアヌードで緩めたのかもしれない。
 確かに眼力で勝負していた凛子の演技は評価出来るが、メキシコ人の家政婦やモロッコの少年達も、凛子に勝るとも劣らない芸達者である。もちろん少年やおばさんでは客を呼ベないから仕方ないか・・。
 言葉の壁も障害ではあるが、何よりも「文化や慣習の違い」のほうが、より大きな障壁になっていることを痛いほど感じる。それに犯人だろうという推測だけで、警官たちがいきなり子供を撃ち殺す国があるとはね・・。
 世界は広い。そして人が人を理解することの難しさをつくづく感じさせられた作品である。日本編がなければ、たぶんもっと高得点をつけていたかもしれない。 

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

motti さんコメントありがとう
おっしゃる通り、観客同士も解かりあえない映画かもしれませんね。
他人のブログなどを読む限り、8割方の人が日本編に違和感を感じていることは否めませんね。
あと聾唖の人にちょつと失礼な感じもしました。邦画なら問題になっていたでしょうな。


きららさんしばらくでした。
役者さんは、おっしゃる通り皆良く頑張っていましたよね。またブラッド・ピットの老けメイクもなかなかでした。

パピのママさんこんにちは
いつもありがとう
>人種や言葉が違っても解りあえる心と、近くにいるからこそ解らない心
なかなか含蓄のある言葉ですね。
平和な世界ほど、選択肢が多すぎて分かりあえないことが多いのでしょうね。


投稿: ケント | 2007年5月29日 (火) 22時18分

こんにちは!お久しぶりです。
TB・コメント有難うございました。
世界に放たれた運命の糸、その糸が紡ぎあった果てのラスト。
日本を選んだのは、商業主義的な理由なのであろう>と言うケントさんのおっしゃるとおりです。
あのライフルの所持者はアメリカ人と言うとつじつまが合うようですね。
人種や言葉が違っても解りあえる心と、近くにいるからこそ解らない心・・・その虚しさと必死さを訴えかける映画でした。

投稿: パピのママ | 2007年5月29日 (火) 09時56分

こんにちは☆
日本のパートはすごく強烈でしたよね。
でも私は全部通してよかったなって思えました。
逆に日本のパートが一番辛かったかも。。。

役者さんはみんな素晴らしかったですよね。

投稿: きらら | 2007年5月27日 (日) 09時56分

僕もこの映画なにかズッシリときました。
でも、ケントさんのいう日本編のせいでちょっと...というところはわかるような気がしますね。
直截的表現として聾唖で分かり合えないということのみならず、変人で異端なのを理解できると言ってしまうのも嘘くさいと思いますので。正直、彼女に感情移入できませんよね。
で、彼女に共感を覚えられない部分というのが更に、僕たち映画を見ている観客も分かりあえていないという2重3重構造(それは違うかw)
TB、コメントありがとうございました♪


投稿: motti | 2007年5月27日 (日) 09時10分

はらやんさんコメントありがとう
聾唖のかたが言葉の壁を持っているのは判るのですが、旧約聖書で言うところの言葉の壁とは、人種間の言葉の壁だと思うのですが。
それでもあえてこのパートを認めるとして、それにつけても、舞台が日本で無くても・・・とは思いましたね。
よろしくどうぞ。

投稿: ケント | 2007年5月26日 (土) 17時39分

ケントさん、こんにちは!

クラブの喧噪は確かにちょっときつかったですね。
ただ聾唖の方が感じている世界が異なるということを伝えるには良かったかなと思いました。
日本パートは他のパートと密接には繋がっていなかったですが、コミュニケーションがとれないもどかしさというのをわかりやすくは表現していたかなと思います。

投稿: はらやん | 2007年5月26日 (土) 16時21分

猫姫さんこんにちは
この映画で言うところの「文化・慣習・価値観の違い」は、観る側にもあるのですね。
いろいろなひとがいるのだから、それはそれで仕方ないですね。

まだまだ現役さんこんにちは
コメントありがとうございます。まだご覧になっていなければ、是非観てください。

ミチさんこんにちは
母親の目線で観てモロッコの子供達やメキシコに行った子供達のことはどう感じましたか?

投稿: ケント | 2007年5月26日 (土) 16時20分

mezzotintさんありがとう
ちゃんとTBされていますよ。
スパム防止のため、承認方式をとっているので、リアルタイムには反映しませんが・・
日本の今の若者の実態なんですかね。聾唖の人に対して失礼な感じもしましたがどうでしょうか。

ノラネコさんこんにちは
大変な力作であることは共感出来ますが、日本編がないと成り立たないのは何故でしょうか?私にはよく理解できませんが・・

ひらりんさんありがとう
監督の意思が伝わりきれなかったのは同感でして、それがこの映画で言うところの「文化と慣習の違い」からくる違和感そのものなのでしょうかね。

migさんこんばんは
凛子のヌードは男性にとっては、サービス映像でしたが、ちょっとヒステリックな演出だと感じました。

投稿: ケント | 2007年5月26日 (土) 16時14分

こんにちは♪
最後に救われた人もあり、どうなったか分からない人もあり。
そんな部分を含めてとても気にかかる映画でした。
母親の目線で見ていたので日本パートは胸が痛みました。

投稿: ミチ | 2007年5月26日 (土) 13時19分

こんにちは。
「バベル」は見てみたいと思っていましたが、ブログを読んでその気持ちが増しました(^_^)
各国が舞台になるので、とても考えさせられる1本なのですね。
楽しみです。

投稿: まだまだ現役 | 2007年5月26日 (土) 11時46分

こんばんは!いつもありがとうございます!
あたしはこの映画、ほとんど見たまんまという感じで、わかっていないのですが、
>実はアメリカ人が残した銃が原因だったという、シニカルな展開
これは、監督が意図している展開ではないと思いました。
それぞれのストーリーが、出来るだけ離れている、ただ1点でしか関わりがない、というところも、この映画の重要な要素のような気がします。
またよろしくお願いしますね!

投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007年5月26日 (土) 03時39分

けんとさん
こんばんは!

わたしも二本編ちょっと違和感でした

誇張しすぎてたし、ヌードとか
あそこまで演出しなくても、、、っておもったやいました。。。。
またあそびにきますね★

コメントありがとうございます♪

投稿: mig | 2007年5月26日 (土) 02時04分

モロッコとアメリカ・メキシコの話は繋がりを感じたけど、
東京の話とは、ちょっとスジが遠い感じがしましたね。
まあ、世界各地で、”今だに・・・”
言葉の違い・・文化・慣習の違い・・・
また、人間同士の意思の疎通の難しさがある・・・
そんなお話を繋げているのでしょうが・・。
ちょっと、監督の意思が伝わりきれなかったひらりんでした。

投稿: ひらりん | 2007年5月26日 (土) 00時17分

ケントさん
TB有難うございました。
相変わらずTBが不調です(^_^;)
他のgooのブログは大丈夫のようですね。
暗くて、重いという印象でしたが・・・。
メッセージは何となく分かったような?
上手く言葉に出来ませんが。

投稿: mezzotint | 2007年5月25日 (金) 23時26分

こんばんは。
おそらく観方の正解は無いタイプの映画なのでしょうね。
私は逆に日本編が無ければ成立しない物語だと感じました。
少々ロジックに懲りすぎて、頭でっかちを感じる部分もありますが、大変な力作だったと思います。
メキシコ映画はここのところ本当に元気ですね。

投稿: ノラネコ | 2007年5月25日 (金) 22時29分

ケントさん
いつもTBありがとうございますm(__)m
どうもTB反映せず(^_^;)
ココログさん全般でもないようです。
何故なのか?わかりません。
映画全体が重たくて、暗い感じでした。
映画のメッセージは何となく伝わって
きました。説明するのは難しいですが。
日本編・・・。監督にとっては、どうだった
のでしょうか?かなり日本の今の若者
の実態を強調しようとしていたような?
感じに受け取れました。

投稿: mezzotint | 2007年5月25日 (金) 22時06分

由香さんありがとう
少年をいきなり射殺する警官がいるなんて、恐ろしいですね。これが慣習の違いなんでしょうね。お兄ちゃんは死んだのでは?

投稿: ケント | 2007年5月25日 (金) 20時03分

こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。
なかなか重厚なドラマの連鎖でしたので、惹きつけられて鑑賞しましたが、終ってみたらモヤモヤとした気持ちが残ってしまった映画でした。
少年達が銃で撃たれるシーンは切なかったですね。お兄ちゃんはどうなったのでしょうか・・・気になります。

投稿: 由香 | 2007年5月25日 (金) 18時00分

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モロッコの山岳地帯を男が進んで行く。これだけで危なげな雰囲気がスクリーンに満ち満ちてくる。 このような映画のワイルドサイドに、とうとうイニャリトゥも突入してきた。 しかも、信じられぬ傑作として完成させてしまった。 ... [続きを読む]

受信: 2007年5月29日 (火) 18時48分

» 映画「バベル」 [しょうちゃんの映画ブログ]
2007年31本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「アモーレス・ペロス」「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品。旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、そ...... [続きを読む]

受信: 2007年5月30日 (水) 00時15分

» 話題作 バベル 観てきました。 [よしなしごと]
 公開前はいろいろな意味で評判だったけれど、いざふたを開けると反応は微妙な映画、バベルを見てきました。 [続きを読む]

受信: 2007年6月10日 (日) 00時29分

» チエコが刑事に渡した手紙の内容●バベル [Prism Viewpoints]
遠い昔、言葉は一つだった。 神に近づこうとした人間たちは天まで届く塔を建てようとした。 神は怒り、言われた。 “言葉を乱し、世界をバラバラにしよう” やがてその街は、バベルと呼ばれた。 ― 旧約聖書 創世... [続きを読む]

受信: 2007年7月 4日 (水) 12時05分

» 『バベル』(試写会) [たーくん'sシネマカフェ]
待ち遠しかった試写会。しかし待っている間に銃を用いた事件がありました。そして、六本木ミッドタウンでの試写会へ。試写会場はUSENグループの会社の試写室。打ち合わせをしている人たちが多く場違いに感じました。部屋は試写室のとおりこじんまりしていますが座って驚き...... [続きを読む]

受信: 2007年8月12日 (日) 17時28分

» 「バベル」心の壁 [ノルウェー暮らし・イン・London]
「境界を形成するものは、言語、文化、人類、宗教ではなく、私たちの中にある」とは、本作の監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの言葉。 人は何故、互いを理解しあえないのか?なぜ争ってしまうのか? 言葉も性別も国籍も超えた、コミュニケーションはどうすれば生まれるのか? そうなのだ・・・・・壁を作っているのは、他ならぬ自分たちなのである。... [続きを読む]

受信: 2010年5月14日 (金) 18時21分

» 神は、人を、分けた。「バベル」 [Addict allcinema おすすめ映画レビュー]
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受信: 2011年10月13日 (木) 00時55分

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