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2007年5月の記事

2007年5月29日 (火)

通勤地獄 冷凍電車

 数日前に今年初めての猛暑日を記録したと思ったら、ここ2~3日は気温が15度で、なにやら夜風が冷たいのだ。それにしても最近は異常気象というのか、1日おきに10度以上も気温の変動が起きることも日常茶飯事である。

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 まぁ天に文句を言っても仕方ないが、せめて電車のエアコン位は柔軟に調整して欲しいものだ。朝晩は晩秋のような気温であるにも関わらず、ガンガンとクーラーをつけっ放しだから、堪ったものではない。
 昨今省エネが叫ばれる中で、天下のJRがこんなにも資源の無駄使いをしていていいのか。おかげで密封されている車内は、まるで走る冷凍庫なのだ。
 これで僕の肩関節は益々ガチガチ状態。最近患っている50肩は、一向に良くならない。明日は1日雨だという。助けてくれ~!仕方がないからコートを着てゆこうか。

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2007年5月26日 (土)

ドラリオン

 シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演は、これで7度目である。『サルティンバンコ』に始り、『キダム』、『アレグリア』と続いて、いよいよ待望の『ドラリオン』なのだ。
 テントは約2800人の観客で超満員。正面側がSS席で11,500円、両サイドのS席とA席が9,000円、5,500円という料金体系。
 私が座ったのは、正面中段のSS席で、かなりラッキーな位置であった。全体も見渡せるし、舞台の正面であり、しかも通路に面しているのである。
 場内への飲食物は、当然のように持込禁止。従って売店は大行列だった。ほとんどの人が飲み物と食べ物を買っていたから、こちらの収益も大変なものだろう。

    Scan10222

 開演10分前になると、3人のピエロが客席に降りて、観客をからかい始める。席を探している客に、席を案内する振りをして、遠くまでグルグルと引き回す。これを何度も繰り返していたが、私には余り笑えないどころかかなり不愉快であった。
 ピエロは大柄で暴力的な男、腹のせり出したハゲ男、チョコマカ動くチビ男の3人と、あと隠れキャラがもう1人。これはネタバレになるので観てのお楽しみだね。
 さてタイトルの『ドラリオン』とは、中国の龍(ドラゴン)と、東アジアの獅子(ライオン)を意味するらしい。また東洋文化のうち、「空」「水」「火」「土」や、東洋と西洋との関わり、文明の大きなうねりをモテーフにしているという。従ってピエロ以外の登場人物は、中国や東南アジア系の人が多い。また衣装や全体的な雰囲気も、オリエンタルムードで一杯であった。
 テント一杯に反響する力強い音楽。どぎついけれども全く嫌味のない衣装と照明の鮮やかな融合。そしてボードビリアン達の芸術的な演技。サーカスのようで、全くサーカスにあらずという雰囲気である。
 一番感動したのは、高い棒のうえで片手倒立アクロバットを演じる少女と、まるでスパイダーマンのように壁をよじ登るトランポリンの達人たちだった。ほかにも歌や踊りや曲芸など、驚くばかりの艶やかさとスピード感のある演目がひしめいている。
 前半1時間、30分の休憩を挟んで、後半時間の約2時間半は、あっという間に過ぎてしまった。もう少し、あと1時間は観たいと思ったが、1日2回の上演なので、これくらいが限界かもしれない。
 さあ帰りが大変!約2800人の観客が一斉に帰るのだから、狭い通路や原宿駅は一気に超満員。ついに駅では入場制限が始まってしまった。

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2007年5月25日 (金)

バベル

★★★☆

 バべルの塔を建てて、神に挑戦した浅はかな人間達。ゆえに神の怒りを買って、言葉の壁という罰を受ける。この旧約聖書創生記に記されている伝説がモチーフとなっている作品である。

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  モロッコの少年が面白半分に撃った銃を巡って、モロッコ、メキシコ(アメリカ)、日本で三つのストーリーがパラレルに進行してゆく。そしてラストには、この三つのストーリーが見事に融合し、一つのテーマに集約されるのだ。
 また些細な悪事とタカを括ってはいけない。それが思わぬ大事件に発展することがあるのだ。そうした教訓というか、警告のようなメッセージを全身にピリピリと感じた。
 三つのストーリーが時間を前後しながら進んでゆくが、モロッコ編が一番出来が良く感動的である。ことにガイドの青年が重傷者を自分の村に案内し、最後まで付き添っていたシーンが心の琴線に触れた。
 そしてかなり奉仕したにも拘わらず、青年が謝礼を固辞したとき、思わず涙ぐんでしまったね。文明人達は、辺鄙で怪しい雰囲気の村に恐れおののいていたが、村の人々のほうが余程人間味に溢れているじゃないか。
 いっぽう日本編には、余り脈絡や必然性を感じなかった。なぜ日本でないといけないのか、そもそもアフリカにハンティングに行く日本人なんて稀ではないのか。アメリカ人のハンターにしたほうが、現実的であり、且つ全体のバランスが向上したと思う。つまりテロの襲撃だと大騒ぎしたら、実はアメリカ人が残した銃が原因だったという、シニカルな展開のほうが、この作品に厚みを持たせたに違いない。
 日本を選んだのは、商業主義的な理由なのであろう。また菊地凛子扮する聾唖女子高生の出番も長過ぎる。その割には、彼女の家庭やら心理的背景が、ほとんど描かれていないのも不満である。
 言葉の壁や差別ということで、聾唖の役柄を押しつけたのかもしれないが、エキセントリックで、極端過ぎる演出ではなかったか。もしかすると、この『バべル』という堅いテーマを凛子のへアヌードで緩めたのかもしれない。
 確かに眼力で勝負していた凛子の演技は評価出来るが、メキシコ人の家政婦やモロッコの少年達も、凛子に勝るとも劣らない芸達者である。もちろん少年やおばさんでは客を呼ベないから仕方ないか・・。
 言葉の壁も障害ではあるが、何よりも「文化や慣習の違い」のほうが、より大きな障壁になっていることを痛いほど感じる。それに犯人だろうという推測だけで、警官たちがいきなり子供を撃ち殺す国があるとはね・・。
 世界は広い。そして人が人を理解することの難しさをつくづく感じさせられた作品である。日本編がなければ、たぶんもっと高得点をつけていたかもしれない。 

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2007年5月12日 (土)

ナイト・ミュージアム

★★★★

 博物館に展示されている恐竜や猛獣、蝋人形たちは、夜中になると生命を得て動き出す。そんなことを知らずに夜警として就職した主人公は、この夜中の光景を観て大騒ぎする。

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 ドタバタSFコメディーということでは、『ジュマンジ』や『ザスーラ』と同じ流れであり、お子様ランチ風かもしれない。しかし大人が観ても、全く違和感なく楽しめることも確かであろう。
 蝋人形のルーズべルトを演じたロビン・ウイリアムズに好感を持った。彼は『ジュマンジ』では、ドタバタ演技が目立ったが、今回は年相応に落ち着いた優しい雰囲気が似合っていたよね。
 ストーリーの作り方も丁寧であり、笑いあり涙あり、教訓ありの模範的キッズ映画なのだ。是非お子様連れで観てみよう。きっと子供達は大喜びするはずである。

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2007年5月 6日 (日)

恋しくて

★★★☆

 あのイカ天キングになりプロになった、沖縄のバンド『ビギン』をモデルにした映画である。学園を舞台にした音楽スポコンものだが、『スウィング・ガールズ』や『リンダリンダ』とは全く違うムードの作品だった。

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 美しい石垣島の風景。熱気ムンムンの闘牛場。人情味溢れる島の人々。息子のピアノで唄う、老いた母の渋い歌声。亡父の残した幻の譜面。幼な名馴染みの淡い恋。
 バックボーンは盛り沢山で、何が飛び出すか分からない雰囲気なのだが、以外にシンプルなストーリーであった。どこまでが真実なのかは不明であるが、結局はビギンの出世物語なのだろうか。
 さて色黒で男勝りの少女加那子を演じた山入端佳美の、ケレン味ない演技は実に爽やかだね。また所々で字幕表示があって、沖縄弁なるものを初めて知った。馴染みがないせいか、日本の方言の中では一番判り辛い気がするよね。
 最近沖縄もの多いが、本作は沖縄のムードが十分に発揮されていたと思う。ただセイリョウの突然死と、メンバー全員の急速な上達は、かなり無理っぽく感じることだろう。

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2007年5月 3日 (木)

蟲師

★★★☆

 余りにも酷評が多いので、余程観るのを辞めようと思った。だが大自然や趣のある萱吹きの家屋は美しいし、ミステリアスな虫との戦いも見応えがあった。また蒼井優ちゃん扮する淡幽も悪くない。

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 酷評が多いのは原作ものの宿命だが、ことにマンガの実写化は要注意である。最近上映された作品のほとんどが、徹底した酷評の集中砲火を浴びている。
 マニアックなマンガファンは、マンガとそっくりキャラによる同一展開でないと満足出来ない。逆にマンガを読まない映画ファンは、荒唐無稽でチンケな展開について行けない。
 従って結局どちらに転んでも、不評になってしまう傾向がある。『デス・ノート』が好評だったのは、松山ケンイチが瓜二つだったからであろう。また最近のマンガは大長編が多く、二時間前後の映画に凝縮するにはかなり無理がある。これが連続TVドラマなら、大長編にも対応出来るし無料なので誰も文句は言わない。

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 だから映画によるマンガ実写は難しいのだ。もしどうしても映画化したければ、ハリウッドの超大作のように、圧倒的な資金を継ぎこんでリアルさを表現するしかないだろう。不思議なことにこれがアニメだと、観客もだいぶ柔軟になる。そもそもアニメの大友克洋が、わざわざマンガの実写を撮ること自体がミスマッチなのかもしれない。
 また繋ぎ合わせのストーリー構成に無理があったのか、世界の大友克洋を意識し過ぎたのか、ぬいとギンコの話が判かり辛かった。あのパラレル描写も、いまいちまとまりが悪かったしね。
 それにしてもオダギリ・ジョーは、同時期に一体何作主演しているのだろうか。 あのスリムな体のどこから、そんなパワーが生まれるのか不思議である。

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