バッテリー
★★★★
子供が主演の映画には、いつでも泣かされてしまう。やはり子供たちの心が真直で、透明だからなのだろうか。
野球は個人競技ではない。どんなに優れた選手がいても、チーム全員の心が一つにならねば勝てるはずがない。当たり前の事だが、伝統ある某プロ球団でさえ、そんな簡単なセオリーを守れず、ズルズル負けているではないか。
ところがアマの場合は、超天才的な投手が1人いれば、かなり勝率が良くなることは確かである。しかしながら、その投手の球を受けられる捕手がいないことには、お話にならない。また投手と捕手の関係は、捕手のことを女房役と呼ぶほど、重要でありかつ繊細な呼吸が必要になる。従ってプロの世界では、投手交代と同時に捕手も交代することがある。
この作品は、そのバッテリー間の友情と信頼感と家族愛がテーマになっている。ブッキラボウで高慢な投手原田巧は、新人の林遣都が好演していた。会話が少ないところが、やゝもの足りないが、あの天才巧役にはピッタリかもしれない。
また弟青波を演じた鎗田晟裕と捕手永倉豪役の山田健太が良い味を出していたよね。ことに山田健太はこの役のために、10Kgも太ったというから、子供ながらも見事な役者魂とガッツの持ち主だね。
あとピッチングのときの、凄まじい球速はCGだったのだろうか。思わず映画『ピンポン』を思い出してしまった。実に爽やかで瑞々しい青春映画だ。それに友情・家族愛・野球の素晴らしさを、改めて教えてもらったような気がする。
それにしても、あさのあつこさんの原作本はシリ一ズ累計で、約800万部を突破したという。それにしても、驚異的な数字である。そして今時サッカーじゃなくて「野球」だということも面白いね。やはり野球は永遠に不滅なのだろうか。
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» 天国の階段 ストーリー [これいいよ]
切ない純愛を描いた韓国ドラマ「天国の階段」。
韓国内でも高視聴率を獲得し、また、日本でもその人気は高いドラマです。
[続きを読む]
受信: 2007年3月29日 (木) 21時25分
» 「バッテリー」 [塩ひとつまみ]
試写会に行ってきました。
原作本は500万部以上の売上げだそうですね。
私は読んだことはないんですが
書店に行くといつも目にしていたこの本のタイトルと図柄からは
どんな内容のものなのか、だいたいの想像はして... [続きを読む]
受信: 2007年3月29日 (木) 21時31分
» バッテリー/林遣都 [カノンな日々]
原作は読んでます。でも残念ながら原作ファンというわけじゃありません。なんかね、ビミョーなんですよね。少年たちのドラマに心揺さぶられる面もあれば、全く共感出来ないところもあってよくわからないというのが率直な気持ちでした。特に主人公があまりに大人びていて達観....... [続きを読む]
受信: 2007年3月29日 (木) 22時11分
» 『バッテリー』思春期ど真ん中! [描きたいアレコレ・やや甘口]
バッター席には、母。その時、巧が投げる球は...最恐の魔球”思春期ボール”だー!!
『バッテリー』は最後の巻が出るまで、すごく待ち遠しかった本です。
当時、私なりの”脳内妄想キャスティング”をして遊びました... [続きを読む]
受信: 2007年3月29日 (木) 22時42分
» バッテリー 60点(100点満点中) [(´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ)]
魔境の鉄人レース
公式サイト
あさのあつこ作の同名児童小説を映画化。どうも本来の対象である子供達よりも、BL好きの女性層に人気らしい本作。映画化にあたっても、そんな彼女達の期待を裏切らない、キャラクターイメージを壊さないキャスティングの素晴らしさがまず目....... [続きを読む]
受信: 2007年3月29日 (木) 22時45分
» バッテリー~ぴゅあぴゅあ美少年♪ [シネマでキッチュ]
気持ちの良い映画ですね~。 素人くさい子供たちの演技もおおらかな気持ちで受け止めれば、純な感動がひたひたと寄せてきます。 予告編を観たときから主役の男の子の顔が気になってました~。 少女漫画から抜け出てきたようなルックスですもんね。 ったく漫画系美少年だったわよお~☆ 細長ーい姿、華奢そのもの。大きな瞳、長い睫、つんとした鼻、真っ白けの肌・・・ね。 「バッテリー」の主人公巧くんを演じる林遣都くん... [続きを読む]
受信: 2007年3月29日 (木) 22時50分
» 『バッテリー』鑑賞! [☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo!]
『バッテリー』鑑賞レビュー!
いまだからこそ、できることがある!
1000万部突破のベストセラー小説 待望の映画化
感動の涙は、世代を超えて・・・
今、最も支持される大ベストセラー小説の映画化!
孤高の中学生ピッチャーが
野球を通じて家族や友人の大切さに気付く
おまえ何の為に野球やっとるんじゃ?
おまえの野球って何なんじゃ?
★review★
本作は、3000人のオーディションから選ばれた
新人・林遣都くんが"巧"役で好演!♪
... [続きを読む]
受信: 2007年3月30日 (金) 00時07分
» 試写会「バッテリー」 [日々“是”精進!]
ワーナー・マイカル・シネマズで行われた、「バッテリー」の試写会に行ってきましたあさのあつこの同名ベストセラー小説を「陰陽師」の滝田洋二郎監督が映画化。他人を寄せ付けない中学生ピッチャーが、仲間との出会いや家族とのかかわりを通して成長する姿を描く。ストー...... [続きを読む]
受信: 2007年3月30日 (金) 05時12分
» 「バッテリー」完成披露試写会 [てんびんthe LIFE]
「バッテリー」完成披露試写会 TOHOシネマズ六本木ヒルズSC7で鑑賞
舞台挨拶の登壇は右から菅原文太、岸谷五朗、天海祐希、林遣都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子、滝田洋二郎監督。知らない名前はオーディションで選ばれた子役(?)たち。この作品は彼らが主役。バッテリーを組む二人はまだ12才。青波役の鎗田クンは9才。主演の林クンはコミックからのイメージどおりの美少年。子供たちが4人ともきらきらしているのがわかるくらい。鎗田クンなブレザーがだぼだぼで可愛かった!
天海祐希、白いスーツでバルーンのス... [続きを読む]
受信: 2007年3月30日 (金) 13時15分
» 映画:バッテリー 試写会 [駒吉の日記]
バッテリー 試写会(東商ホール)
「どまんなかに、こい」
映画化ということで、原作も急遽読破しました。(レビュー:Ⅰ~Ⅲ
、Ⅳ~Ⅵ
)
内容としてはほぼ全巻、家族と中学での部活、横手との2試合が巧(林遣都)・豪(山田健太)視点で描かれています。
身体の... [続きを読む]
受信: 2007年3月30日 (金) 15時23分
» 「バッテリー」みた。 [たいむのひとりごと]
”ライ8”くんは、勘はニブイし弱腰のへっぴり腰だったけれど、最後の最後に「Good Job!」相変も変わらずこの手の原作は未読。予告編を見る限り、病弱な弟が死んじゃうような”可愛そう系”かと思ったら、タイトルどおり”野球”と”友情”の物語... [続きを読む]
受信: 2007年3月30日 (金) 19時35分
» 「バッテリー」野球はみんなのもの!心の絆が確り描かれた友情ストーリー [オールマイティにコメンテート]
「バッテリー」はあさのあつこさん原作の映画で1人の天才投手が野球を通じて友情と絆を深めていくストーリーである。日本では国民的スポーツである野球を通じて色々なドラマを1つ1つ丁寧に描いたストーリーは観終わった後に感動を残してくれるだろう。... [続きを読む]
受信: 2007年3月30日 (金) 20時10分
» バッテリー [八ちゃんの日常空間]
BATTERY
[TOHOシネマズ流山おおたかの森/SC6/シネマイレージデー料金]
公式サイト
『いまだからこそ、できることがある。』
ついにオープンしましたTOHOシネマズ流山おおたかの森。初観賞です。いやぁ、今まで行った事のあるTOHOシネマズに比べてロビーの広い事、広い....... [続きを読む]
受信: 2007年3月31日 (土) 10時50分
» 『 バッテリー 』 [やっぱり邦画好き…]
映画 『 バッテリー 』 [試写会鑑賞]
2006年:日本 【2007年3月10日公開】[ 上映劇場 ]
監督:滝田洋二郎
脚本:森下直
原作:あさのあつこ『バッテリー』
【キャスト】
林遣都 山田健太 鎗田晟裕 蓮佛美沙子
萩原聖人 上原美佐 濱田マリ
米谷真一 太賀
塩見三省 岸部一徳 天海祐希 岸谷五朗
菅原文太
公式サイト
バッテリー (第1巻) あさの あつこ,柚庭 千景
バッテリー 佐藤 真紀子,あさの あつこ
... [続きを読む]
受信: 2007年3月31日 (土) 17時16分
» 映画『バッテリー』 [健康への長い道]
近所の映画館で『バッテリー』を観てまいりました。今年9本目。空いてました#63909;。 もともと原作が好きなのですが、映画化の話を聞いたときは、イメージが崩れそうで嫌だなぁ・・・と思いました(じゃ、観なきゃいいだけですが#63915;)。劇場で予告編を眼に..... [続きを読む]
受信: 2007年3月31日 (土) 23時51分
» バッテリー [ジャスの部屋 -映画とゲーム-]
映画「バッテリー」の感想です [続きを読む]
受信: 2007年4月 2日 (月) 11時23分
» そんでむらさきどーなった? [NANA 映画/アニメ/コミック]
そんでむらさきどーなった? マーガレットコミックス 著者:幸田もも子出版社:集... [続きを読む]
受信: 2007年4月11日 (水) 10時35分
» 『バッテリー』 [アンディの日記 シネマ版]
感動度[:ハート:][:ハート:][:ハート:] 2007/03/10公開 (公式サイト)
泣き度[:悲しい:]
笑い度[:ラッキー:][:ラッキー:]
満足度[:星:][:星:][:星:]
【監督】滝田洋二郎
【脚本】 森下直
【原作】あさのあつこ 『バッテリー』(角川文庫刊・教育画劇刊)
【時間】118分
【出演】
林遣都/山田健太/鎗田晟裕/蓮佛美沙子/萩原聖人/上原美佐/濱田マリ/米谷真一/太賀/山田辰夫/塩見三省/岸部一徳/天海祐... [続きを読む]
受信: 2007年4月11日 (水) 17時40分
» バッテリー [欧風]
「イオン下田TOHOシネタウン」での1日4本鑑賞ですが、1本目が、 [続きを読む]
受信: 2007年4月14日 (土) 22時12分
» 女子中高生必見 映画「バッテリー」みてきました。(^o^) [volvo 740gle]
先日映画バッテリーみてきました。 [続きを読む]
受信: 2007年4月23日 (月) 00時48分
» バッテリー [Movie] [miyukichin’mu*me*mo*]
映画(DVD)「バッテリー」
(滝田洋二郎:監督/あさのあつこ:原作)
バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付)角川エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る
全6巻の原作は、まだ5巻までしか読んでないのですが、
(原作のレビューはコチラ→I、II、III、IV、V)
佳境に至るところまではほぼ読み進んでいたようで、
映画を観ていてもほとんどは
読んだ覚えのあるシーンでした。
岡山の市街地ではない地方の街の風景が
開放感があって、... [続きを読む]
受信: 2007年10月 8日 (月) 00時37分
» バッテリー(2006) [のほほん便り]
原作は、人気作家あさのあつこの代表作である同名ベストセラー。オーディションで見出された新人、林遣都が、その美貌や雰囲気もさることながら、天才ゆえの孤独を抱えて、ちょっと鬱屈した中学生ピッチャーを、よく表現してて秀逸でした。出てきた当時の、まだ少年少年した感じに、それだけで、なんだか胸キュン。同じ意味で、あどけなさの残る蓮佛美沙子や、病弱で純粋な弟クンとか、キャッチャー役になる子の、ガタイの良さとか… 脇を固めるベテラン達も良くて、全てに渡って、とてもキャスティングがヨイなぁ、と感じました。菅原文太も... [続きを読む]
受信: 2016年9月 7日 (水) 09時57分
コメント
miyukichiさんありがとう
ほんと子役は皆良かったですよね。
またよろしくお願いします
投稿: ケント | 2007年10月 9日 (火) 09時49分
こんばんは♪
TBどうもありがとうございました。
子役たち、皆よかったですね。
投稿: miyukichi | 2007年10月 8日 (月) 18時37分
v740gleさんコメントありがとう
リンクありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
投稿: ケント | 2007年4月23日 (月) 21時34分
ケントさんトラックバックありがとうございます。
遅くなって済みません。
今頃気が付いたので、m(_ _)m
済みませんがリンクさせてもらいます。
投稿: v740gle | 2007年4月23日 (月) 00時51分
かっぱさんありがとう
「木陰の一瞬の涼しい風。そんな爽やかな作品。笑って。泣いて。とても素敵な作品でした。」
まさにピッタシと言い当てた表現ですね。
投稿: ケント | 2007年4月 1日 (日) 11時12分
コメント、tbありがとうございました。
蝉の声がうるさい夏。
でも、木陰の一瞬の涼しい風。そんな爽やかな作品。
笑って。泣いて。とても素敵な作品でした。
投稿: かっぱ | 2007年4月 1日 (日) 10時52分
ミチさんありがとう
あの剛速球はCGらしいれれど、凄い迫力でしたよね。
菅原文太さんも渋くて良かったですね。
女性陣の影がいまいち薄かった気がしました。
投稿: ケント | 2007年3月31日 (土) 23時43分
ケントさん、こんにちは♪
少年が主人公の作品ってヤラれてしまいますよね。
巧の速球がこちらにも届くようでした。
豪との出会い、弟や両親や祖父の思いなどが巧をどんどん成長させていきました。
どんな素晴らしい剛速球投手になるんでしょうか!
投稿: ミチ | 2007年3月31日 (土) 11時22分
たいむさんありがとう
やはりCGでしたか。そうでなければあんな早い球は投げられるはずないですよね。
ああいうCGの使い方はいいですよね。
投稿: ケント | 2007年3月30日 (金) 21時25分
bettyさんありがとう
おっとりした感じがしたのは、青波と永倉豪くんのお陰かな。ホント爽やかでしたね。
アイマックさんこんばんは
野球は永遠に不滅ですね。VVVV
山田君はこれから大成長するかも。
cyazさんありがとう
なるほど伴宙太の世界ですか。懐かしいなぁ。そのうち花形や左門も出てくるのでしょうか(笑)
いい若者が育つといいですね。
投稿: ケント | 2007年3月30日 (金) 21時22分
ケントさん、こんばんは。
>凄まじい球速
CG合成らしいですが、凄かったですよね。
マジでビクッと一回よけちゃいました(笑)
折りしも、春の高校野球真っ最中。青春っていいですね~(年寄りくさっw)
投稿: たいむ | 2007年3月30日 (金) 19時37分
ケントさん、TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
>その投手の球を受けられる捕手がいないことには、お話にならない
まさに伴宙太の世界でしたね(笑)
バッテリー二人のキャラは本当に清々しく、その後のインタビュー等でも最近の若者には珍しい清潔感とほのぼのしたものがありました^^
gooの調子が悪くTB反映されないようなのでURL置いておきます。
http://blog.goo.ne.jp/cyaz/e/3951c67f051cc09fd292bb73f0978866
投稿: cyaz | 2007年3月30日 (金) 08時35分
こんばんは!
TBどうもありがとうございました。
>ことに山田健太はこの役のために、10Kgも太ったというから、子供ながらも見事な役者魂とガッツの持ち主だね。
そうなんですか!大人の役者も真っ青ですね。
やあ、根性あります。
ベタベタしてなくて、さわやかな映画で原作が読んでみたくなりました。
一時期、サッカーに人気が奪われたかなと思ったけど、
野球は永遠に不滅かも^^
投稿: アイマック | 2007年3月29日 (木) 23時22分
ケントさん
トラックバックありがとうございます。
爽やかで純で良い映画でした~。
野球の試合シーンも面白かったですね。
スポーツ映画のわりにおっとりしたテンポなのもいいなあ~って思いました。
投稿: betty | 2007年3月29日 (木) 22時57分