いざ稲取へ
伊豆稲取へ来たのは二度目だが、稲取温泉に宿泊するのは初めてである。ここ稲取には漁港があり、もちろん魚は旨いが、ことに金目鯛の味が良い。また「吊るし雛」でも有名だ。
「吊るし雛」とは、「桃の節句」で雛段の両側に、はぎれで作った小さなぬいぐるみを吊るす風習である。この風習は江戸時代より伝えられ、子の成長を願う親の深い愛情の表れであるという。稲取以外では、山形の酒田と九州の柳川にも伝承されているという。
ぬいぐるみには、赤児やだるま、枕、手鞠などのほか、ねずみ、さる、うさぎ、鶴、など様々なものが飾られていた。町の中はこの「吊るし雛」一色で、あらゆる場所でこれらを展示している。もちろん本日の宿である『いなとり荘』の口ビーにも飾られていた。
この『いなとり荘』は、海のまん前に建つ全室オーシャンビューの和風旅館である。従って部屋からの眺望は抜群で、朝日の昇る方向に、伊豆七島を見渡すことが出来るのだ。ただ今回は残念ながら雨模様で、その絶景を拝むことが出来なかった。
『いなとり荘』の売りは、豊富な風呂と美味しい食事である。風呂は本館最上階にある大浴場と露天のほか、「ゆっくら」と呼ばれる別館にも3つの浴槽があるのだ。さらに有料だが4つの「貸切風呂」や「エステ」もある。
そして夜の風呂上がりには、飲み物やデザートが出るし、朝風呂のあとには、「金目のみそ汁」が飲めるのは嬉しいね。至れり尽くせりだが、男性露天が周囲の建物からまる見えなのが気に入らなかった。男だから見えても良いというのは、いかがなものか。なんだか落ち着かないし、第一風情が味わえないではないか。
さて食事のほうは、まず5種類の魚から、刺身にしてもらいたい魚を2種類選択する。嬉しいことに、それとは別にさざえと伊勢海老も付いてくるのだ。
あとはなんと言っても金目鯛づくしが凄い。金目の土瓶蒸し、金目の味噌焼き、そして大望の金目の姿煮だぁ。やはりこれが一番旨いね。
さてこの宿のもう一つの自慢は、チェックイン2時、チェックアウトが12時という、ゆったりシステムであり、今回は本当にゆったりとくつろぐことが出来た。また来たくなる宿といえよう。
それから前日に伊東で立寄った、『花季(はなごよみ)』という海鮮割烹店もお勧めである。ここは弟が愛想の良い営業マンで、姉が調理場に入って腕を振う。
店の名前も含めて、まさに「女性による、女性のための料理店」であった。見た目が美しく、味も良い割には、リーズナブルな料金である。伊豆に行ったら、是非ここの海鮮ランチを食ベてみよう。
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コメント
toshiya01さん応援ありがとう
さっそく訪問いたしました。よろしくお願いします。
投稿: ケント | 2007年3月29日 (木) 21時59分
こんばんは!副業.comのtoshiya01です^^最近、くる天ランキングに入りました☆★これからよろしくお願いします!ランキングクリックしておきますね^^訪問お待ちしています!携帯版サイトも出来たんで携帯から訪問&応援してもらえたら嬉しいです^^
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投稿: toshiya01 | 2007年3月28日 (水) 20時44分