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2007年1月10日 (水)

スキャナー・ダークリー

★★★

 ア二メと実写の合体というのか、実写のアニメ化と言うべきか、とにかくこのような映像は初体験である。種明かしは、実写映像へのデジタルペイントだという。それによって、リアルだがオドロオドロしい映像が合成出来たのだ。

          Scan10168

 舞台背景は近未来。新種のドラッグ『物質D』を追う麻薬捜査官の、オトリ捜査がテーマになっている。
 捜査官はオトリ捜査であることを見破られないために、自らヤク中になってしまうのだ。そんなダークな心象風景を表現するためは、そのオドロオドロしい映像がピッタリなんだね。
 ただアニメタッチの映像だからといって、この作品を子供に観せてはいけない。会話シーンが多く難解であるだけではなく、麻薬中毒症状やセックスシーンもあるから要注意。
 オープニングでゾロゾロ出現する虫は、とても気味が悪い。観ているほうまで痒くなってしまった。その後の派手な展開に期待したが、以外にも地味なシーンが延々と続く。そして主人公キアヌの、不安に揺らぐ精神描写ばかりで、中だるみ状態なのだ。
 ところが、終盤になり一転して急展開。巧妙なドンデン返しも用意されていて、さあこれから・・と思いきや、あっという間にエンディングとなってしまった。
 これはかなり好き嫌いが分かれそうだ。それで単館上映だったのであろうか。ただあの画期的な映像だけは、必ず話題になるはずである。

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コメント

こんにちは。TBありがとうございます。
ホントこれからって思いきや、あっさり終わってしまいましたね。
映像を手間暇かけたんでしょう、面白かったんですがねぇ。

投稿: もじゃ | 2007年1月11日 (木) 01時19分

けんとさん

こんばんは!
コメントありがとうございます

このみにわかれる作品でしたよねー、、、、

投稿: mig | 2007年1月11日 (木) 02時37分

こんにちわ!
TB&コメントありがとうござます!

前半はかなりタルい感じだったんですが、
中盤以降の物語展開はびっくりでした。
とっても気分が落ち込むようなラストで、
しんどかったです。

この映像はすごかったですね。
大変に興味深いものを観たなあという
感じです。

投稿: 睦月 | 2007年1月11日 (木) 09時54分

もじゃさん、コメントありがとう
とにかく映像は凄かったですね。
ラストはあっけなくて残念です。

migありがとう
ホントに好き嫌いが分かれるでしょうね。

睦月さんいつもありがとう
ラストのどんでん返しは、ちょっと残酷かもしれませんね。
こんな金のかかる映像は、当分出来ないと思いますよ。

投稿: ケント | 2007年1月11日 (木) 18時02分

ケントさん、TBとコメントありがとうございます♪

地味な展開だったから、ラストが切なく感じたと思います。攻殻機動隊のアニメ映画は
同じ近未来ですが、突き抜けた感覚になって
いました。
わざと暗い感じを残したのかも
しれませんね。TBいただきます☆

投稿: パフィン | 2007年1月11日 (木) 23時25分

ケントさん、こんばんわ~
TB&コメントありがとうございました~
今年もよろしくお願い致します☆

映像を作り上げるのに、気の遠くなるような作業が積み重ねられてきて、手間暇かかった作品ですが、大人のしかも限られた人にしか評価されなさそうな作品ですね。
主人公の壊れていく脳から映し出されるストーリー構成になっているため、観客も一緒に混乱しながら観るという集中力が必要な作品でした。

投稿: rikocchin | 2007年1月12日 (金) 23時13分

パフィンさんありがとう
「攻殻機動隊」良かったですか?
いちどDVD借りて観て見ますね。

rikocchinさんコメントありがとう
主人公の崩れた脳とは、まさに言い当てていますね。それを表現するために莫大な費用をかけたこの映画、まさにハリウッドにしか出来ませんよね。

投稿: ケント | 2007年1月14日 (日) 10時54分

ケントさん、はじめまして!

私は原作ファンなので映画も冷静に観られず大傑作と感じています(笑)そうではない方の感想を読むと、自分が少々恥ずかしくなってしまいます。
ケントさんは映像を褒めていらっしゃるので、つい嬉しくなってTBさせていただきました。
見る人を選ぶのは真実ですが、2001年宇宙の旅もブレードランナーも公開当時は受け入れられませんでしたし、時間をかけて残ってくれたらいいな、と思う映画です。

投稿: ちさ | 2007年2月 4日 (日) 15時52分

ちささんコメントありがとう
スクランブルスーツは良かったですよね。
確かに映像は、圧倒的に秀逸です。
ただ僕はエンディングが不満でしたね。

投稿: ケント | 2007年2月 4日 (日) 19時01分

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