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2006年11月23日 (木)

椿山課長の七日間

★★★★☆

 「いや~映画ってほんとにいいですね!」と思わず叫びたくなるほど面白い映画だった。ジャンルはファンタジックコメディといったところか。
 デパートに勤務する椿山課長は、仕事中に突然死してしまう。だが天国に行く前に、初七日まで地上に戻ることを許されるのだ。そしてそこで、今まで知らなかったことが、次々と解明されてゆく。

       Scan10156

  ところで彼が地上に戻ると、絶世の美女に変身していたのである。天国の使者曰く、全く正反対の姿に変身させたという・・。
 この椿山課長にブクブクの西田敏行、変身後のスレンダーな美女に伊藤美咲・・とくれば納得、そして大笑い間違いなし。
 原作は、最近映画づいてきた「浅田次郎」だが、因みに僕はまだこの小説を読んでいない。
 さて、西田敏行と伊藤美咲という、美女と野獣のような組合せが、意外と良かったね。伊藤美咲はシリアスな役より、コミカルな役のほうが向いているようだ。
 また蓮子役の志田未来もなかなか可愛いい。彼女も死ぬ前は、少年だったのだが、蘇ると少女になってしまうのだ。
 施設で育った彼女(彼)は、実の父母に会いに行く。ここから先はネタバレになるので、詳しくは書かないでおこう。ただ例え姿形が変わっても、我子を見分ける母性愛には感動してしまったね。
 あと椿山課長の同僚で、元カノジョの知子を演じた余貴美子が良い。彼女は目尻が下ってホノボノとした、僕の大好きなタイプの女性である。だから真実を知ったら、余計に切なくなってしまった。
 この作品のテーマは、生きているときは判らないことが沢山あるということだろうか・・。人生には、知らないほうが良いこともある。だが椿山課長にとっては、真実を知って本当に良かったと思う。
 館内は笑いが絶えなかったが、時々すすり泣く声も聞こえた。またラストシーンも清々しく、こうした作品にありがちな後味の悪さは全くなかったね。
 久し振りに本当に映画らしい邦画にめぐり逢った気がした。ただもうひと捻りがあると、満点だったのだが・・。

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コメント

こんにちは。
笑えて泣ける、いい映画でしたね~。
>我子を見分ける母性愛に感動してしまったね。
これは私も感動でした。

投稿: cherry | 2006年11月23日 (木) 20時47分

こんにちは!、椿山課長の重大な事実って、本当に重大なことでしたね。
でも課長の息子のようすけ君、部下の島田さんの子供だった事とか、お父さんが呆けていなかった事など、本当に辛いことなのに、課長は許してあげる寛大な心。
そして昔の恋人、とも子との鼻を摘むサイン泣かせ所もあってとてもいい映画でした。

投稿: パピのママ | 2006年11月23日 (木) 22時17分

 原作では主人公は45歳くらい、そして現世に戻った時は40前の熟女でした。また子ども達はそれぞれ小学校1年生くらいの設定だったので、映画化に際し、やはり観客にわかりやすい年齢設定に変えたみたいですね。

 しかし・・・この映画化は成功だったと思います。

投稿: しんちゃん | 2006年11月23日 (木) 22時31分

TBとコメントありがとうございました!
原作とはだいぶ違ったけれど、いい感じでまとまってたと思います。
椿山課長と知子の関係は、原作ではもっと一般ウケしないものだったし。

投稿: aiai | 2006年11月24日 (金) 00時26分

こんばんは

コメントありがとうございました。
逆送して知った重大な事実は
私が椿山課長だったら、気がめいりそうな事実も多かったので・・・
ほんと聞きたくなぁ~い。
私は逆送するのは嫌かも・・・。

投稿: ちびもりし | 2006年11月24日 (金) 01時04分

ケントさん、こんにちは♪
何気なくフラッと選んだ映画だったのですが、かなり良かったです。
男女入れ替えの楽しさアリ、親子の絆確認の良さアリ。
伊東美咲の演技に被さってくる西田さんの声がまた良かったな~。

投稿: ミチ | 2006年11月24日 (金) 09時28分

ケントさん、こんにちは♪
なんだかTBもコメントも入らないみたいでスミマセン。
思いがけず良い作品でした。
西田さんの芸達者ぶりを見せられました。
あんなに重大な事実を知ってショックだったでしょうが、彼の寛容さは西田さんが演じるからこそ納得できたような気がします。

投稿: ミチ | 2006年11月24日 (金) 09時33分

cherryさんこんにちは、あの母性愛の瞬間に、ジ~ンとむねに迫るものがありましたよね。

パピのママさんいつもありがとう
西田敏行は言わずなもがの芸達者ですが、脇を固めた人々も良かったですね。死んだらいろいろな事が判ってしまうのかな・・

しんちゃんコメントありがとう
原作読んだみたいですね。原作の映画化は上手く行かない場合が多いのですが、本作は原作を超えているのでしょうか?

投稿: ケント | 2006年11月25日 (土) 18時56分

aiaiさんコメントありがとう
原作読んでいる人の感想も良いですね。きっと原作以上の作品に仕上がっていたのかも・・

ちびもりしさんありがとう。こんなに色々な事があると、逆送するのが不安になる人もいるでしょうね。ただ椿山課長にとっては、知ってよかったことのほうが多かったような気がしました。

ミチさんこんばんは、いつもありがとう。
さすが小説というか映画ですよね。普通はあれだけ色々な重大な秘密がある人は少ないかも・・
清々しい終わり方でとても良かったです。

投稿: ケント | 2006年11月25日 (土) 19時02分

こんにちは。
面白い映画でしたね。
実はあまり期待していなかった作品だったので
逆にすごく楽しめました。
こういう思いきり笑えて、思いきり泣ける映画が
もっと増えて欲しいです。

投稿: しましま | 2007年1月 5日 (金) 13時16分

しましまさん、いつもありがとう
ホントに楽しく面白い、エンタメここにありというような映画でした。
最近邦画が良いですね。

投稿: ケント | 2007年1月 5日 (金) 22時23分

TBさせていただきました。

作品全体としては、イマイチという感想でしすが後半は泣きまくりでした。

投稿: タウム | 2007年11月10日 (土) 13時59分

タウムさんこんばんは、コメントありがとう
だいぶ前に観たのでほとんど忘れてしまいましたが、ブログを読む限りでは、かなり楽しめたと思います。でも余り記憶に残らない映画だったのですね。

投稿: ケント | 2007年11月10日 (土) 18時26分

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