通勤地獄 気の毒な痴漢さん
先日朝の通勤時に、京王線新宿のホームで小さな人だかりを見つけた。よくみるとプロレスラー並の体格をした若い男性二人がかりで、小さいおじさんの腕を捻りあげていた。
『喧嘩?』と思ったが、すぐ横でミニスカートの女子高生が震えているのを見た瞬間に、おじさんが『痴漢』だったということがすぐに理解出来た。
余程痛いのか痴漢のおじさんは、『逃げないので、離してください~』と泣きそうな声で懇願していたが、プロレスラーもどきの2人は『わかったわかった』といいながら一向に力をゆるめる気配もない。
『あ~あこれであのおじさんは、会社はクビ、奥さんや子供に軽蔑されながらこれからの一生を過してゆくのかなぁ』・・・触ったおじさんが悪いのは当たり前だが、それにしても高すぎる代償である。お尻一なで数千万円に換算されるだろう。
たかがお尻一つ触ったために、『人生を棒に振ってしまったおじさん』を横目で睨みながら、僕はホームの階段を登り始めた。
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