通勤地獄 バス停のおばちゃん
朝の通勤時に、いつもあとから来ては、バスの時刻表を見る振りをして、そのまま知らん顔で一番前列に居座ってしまうおばちゃんがいる。割込まれた5、6人の人達はいつも皆呆れ顔で、おばちゃんを眺めているが、誰も注意する人もいないんだね。「別に一人位入ったからといって、たいして損するわけでもないし、どうでもいいや」と、まるで知らん顔。
だからおばちゃんは、益々我儘になって毎日堂々と同じことを繰り返している。僕はおばちゃんに対してだけでなく、こうしたやる気のない周りのムードにも我慢できなかったんだね。
ある日、ついにおばちゃんに注意してしまった。おばちゃんは、知らんぷりしながらも、表情ひとつ変えずじわりじわりと後ろのほうへ下がっていった。周りの人に同意を求めたが、皆「我感ぜず!」と横を向いてしまった。おいおい僕のほうが悪いのかと錯覚してしまった。あ~あやだやだ。
次の朝、またおばちゃんが来た。もしまた割込んだらどうしょうと思っていたら、おばちゃんは僕の顔をジロっと睨むと、列の真中あたりにあるベンチにどっこいしょと腰掛けた。あ~あよかった。やっぱり反省したんだ。昨日の注意は無駄ではなかった。うん。勝手に僕なりに満足していると、バスがとろとろとやって来てバス停に停まった。するとドアが開く瞬間におばちゃんが物凄い勢いで、ベンチから立上り、バスの中に飛び込んでいった。あれれれ。まいったね。
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