時間泥棒
時間を盗むエイリアン?により、ある条件下での時間がだんだん歪んでくる。そしてその犯人を、主人公である警察官が捜査するというストーリーである。
日本のSFだったら、なんとなく筒井康隆あたりが書きそうなテーマだが、たぶん彼が書けば、荒唐無稽のドタバタ劇になってしまうだろう。ところが本作品は、ある程度のユーモアを香辛料としながらも、時間についての物理学上のハードな考証にも、決して力を緩めていないところが素晴らしい。
時間が歪む謎について解明するために、霊能者、物理学者、神父たちと次々にインタビューするのだが、一番関係のなさそうな神父さんが一番役立つのは、以外であり皮肉ぽくって愉快だった。
この作品は小説としては面白いが、映画化して好評を得るのは、かなり難しいかもしれないね。
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コメント
いつもTBありがとうございます。
こちらからもさせて頂きました。
投稿: ユキノ | 2006年6月 3日 (土) 23時49分
はじめまして。
明日は休みなので、映画を観にいこうと思ってます。
なにがいいかな~??
それとも、DVDでまったりしようか…
参考にさせていただきます!
投稿: op | 2006年6月 2日 (金) 12時26分