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2006年3月 8日 (水)

バガボンド

 「天才バカボン」みたいで、言い憎いし奇妙なタイトルである。外国語で『漂流』というような意味らしい。 原典は吉川英二の『宮本武蔵』であり、吉岡道場へ辿りつく迄は、ほゞ原作に忠実だったが、その後かなり独自のアレンジを加えているようだ。

バガボンド 22 (22) Book バガボンド 22 (22)

著者:井上 雄彦 原作:吉川 英治
販売元:講談社
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 大きな話の流れは変わらないのだが、武蔵以外の主な登場人物のストーリーを、かなり時間をかけて掘り下げ、作者独自の解釈を加えて面白く描いている。
 後半は、なんとなく作風が「平田弘史」や「白土三平」に似てきたようである。とりあえず第1章の1~20巻まで、一気に読了してしまった。
 この時点では、まだ佐々木小次郎も武蔵と戦っていないし、有名な吉岡一門との一乗寺下り松の決闘にも行きついていない。
 まだまだ先は長く、人気絶調なのに長期間休載されていたが、先ごろ構想新たに、第2章として雑誌掲載が再開された。さっそく21~22巻を読んだばかりだが、やっと吉岡一門との戦いの火蓋が切って落とされた。この調子だと一体あと何年間、何巻位迄続くのだろうかと気がかりである。

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コメント

TBありがとうございます

コミックスを買っているのは
バガボンドだけなんですけど
このままいくと...ホント...何巻までいくのやら...
マンガを楽しみつつ不安にもなりますね

投稿: サバ | 2006年3月 8日 (水) 23時00分

TB有難うございました。
お礼が遅くなって申し訳ございません。
本当に、何年かかるんでしょうかね?
一日の出来事を何ヶ月もかかって描いてられますよね(笑)。
それも武蔵の決闘の日ではない出来事をです(笑)。
もう、とことん付き合う覚悟です!(大笑)

投稿: U2 | 2006年3月 9日 (木) 22時51分

サバさん、U2さんへ >またマンガの山になってかみさんに叱られそうです(笑)しかし丁寧に細かく描写するところは板垣恵介の「バキ」にも似てますね。

投稿: ケント | 2006年3月10日 (金) 00時15分

TBありがとうございました。

みなさん仰るとおり、この先まだまだ長そうですね。

でも、自分も同じスピードで理解が深まっていってるようなのでいつ読んでもタイムリーに感じ、この先、歳を経ても読めるであろう安心感があります。

なんとか生きてるうちに終わってくれたら(笑)

投稿: zen。 | 2006年3月11日 (土) 17時06分

ZENさんコメントありがとう。
最近大長編が多くて困りますね。せいぜい10巻程度で終わってくれる作品がいいですね。

投稿: ケント | 2006年3月12日 (日) 00時28分

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