ファンタスティック・フォー
★★★
ご存知の通りアメコミの超人映画であります。超能力者グループが、悪人に立ち向うということで、X-MENと似たような映画でしたね。
どうもこの手の映画は、初めからストーリー展開が読めてしまうので、楽しみは、彼等がどのようにして超能力を手に入れて、それをどのように使うかということに絞られてしまいます。
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ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] <2枚組特別編> 販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
主人公リードは、体がゴムのように伸び、その恋人スーは、透明になることと、バリアーを張る能力を持ちます。そして彼女の弟は炎を発して、空を飛ぶのです。ただ友人のべンだけは、岩石のような肉体に変わったままなので、化け物扱いされるという気の毒な超人なのです。
彼等がその超能力を駆使して、橋上の大惨事を救うシーンは、最大のハイライトであります。全員が超能力全開となり、俄然格好良かったのですが、その時点でほとんどネタ切れ状態になってしまった訳です。あとは悪人退治が残っていましたが、これはもうほとんど予測した展開以上のものはなく、「やっぱりね」という感じで終わってしまいました。
現在続編製作中と聞きましたが、既に全て手のうちを明かしてしまった今、このあとどんな楽しみがあるというのでしょうか?とてももう続編を観る気は起こりません。やはり超人はグループではなく、1人のほうが集中出来るし、アクションだけではなく、超人のメンタルな部分にも介入出来るので面白いですね。
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